2007年7月


7月27日  気になる一言 
今日は人間ドック。
毎年受診していて、今回で8回目になります。
もうやり方はわかっているので、すいすいと進んでいきました。
身長体重から始まり、最後の胃のレントゲン検査まで終了し、最後にお医者さんのお話を聞きます。

部屋に入るとお医者さんが私のレントゲン写真をじっと見つめています。
なんだか気になったので訊いてみました。

「あの・・・パッと見て、大丈夫ですか?」

「いいえ。」



・・・・・・は?

今、何とおっしゃいました?

パッと見て、大丈夫じゃないんですか!?



「・・・えっと・・・『パッと見て、大丈夫』じゃないんですか?」

「ええ、『パッと見て、大丈夫』じゃなくて、『じっくり見て、大丈夫』です。」


先生、言葉遊びをしてる場合じゃないんですけど・・・。
今の一言で寿命が縮んだ気がします。


7月15日  できない相談 
最近の我が子の口癖は「あっち」だ。
あっちへ連れて行け、というのである。
しかもその「あっち」というのは、「外」のことである。
散歩に行きたいという意思表示なのだ。
この「あっち」が一日に何度も何度も繰り返される。
そのたびに外に行くのは、相当にしんどいことである。

さて、この「あっち」であるが、発せられるのは昼間だけとは限らない。
24時間、いつ何時やってくるかわからないのがおそろしい。
今日も突然「あっち」と言い出した。
それも強烈に。
時間は、夜中の2時。
もう、それだけでイヤである。
しかし、我が子は「あっち!」「あっち!!」と絶叫している。
仕方がない。
100歩ゆずって外に出るだけ出るとしよう。


ゴォ〜〜〜ッ!!!


・・・外は台風4号で嵐である。
これ以上は1歩も前に進みたくない。
進んだら確実に吹き飛ばされてしまう。
「ね、外は台風だよ。家の中に入ろうね。」
私がそう言うと、我が子は静かに、そしてしっかりとはるか彼方を指さして言った。

「あっち」


できない相談だ!!!