2007年1月


1月27日  心残り 
友人の結婚お祝いパーティがありました。
パーティと言っても、参加人数は7人で、こぢんまりとしたモノでした。
料理も自分たちで好きなモノを注文するというスタイル。
かなり自由度の高いパーティでした。

さて、私が注文したいくつかの品物の中のひとつに「手羽先」がありました。
これは1皿8本セットで、たいへん微妙な本数でした。
たいへんおなかがすいていた私は、気がついたらすでに2本いただいておりました。
自分の皿に、骨が2本あるので間違いありません。
私としては、おなかはすいていたのですが、もう1本食べる勇気は持ち合わせておりませんでした。
初対面の人たちを前にして、そんな暴挙には出られません。
私はじっと我慢の子を演じておりました。

宴も終わりに近づき、まだ手羽先が残っておりました。
気にはなっていたのですが、ここは我慢です。
我慢我慢・・・。

宴も最終となり、デザートのケーキを食べる頃になりましたが、まだあの手羽先は残っておりました。
ずーっと気になっていたのですが、ケーキのあとに手羽先を食べるのもいかがなものでしょう。
やはり我慢するしかありません。
我慢我慢・・・・・・。

さて、宴も終わり、お勘定の時間となりました。
やはりあの手羽先は残っております。
今ここに持ち帰り用のパックがあれば、私は何の躊躇もなくその手羽先を持ち帰っていたことでしょう。
しかし、パックもない現状では、今更手羽先に手をのばすこともできません。
私は泣く泣く手羽先をあきらめて帰りました。


本日は結婚お祝いパーティだったはずなのですが、私の記憶には手羽先の方が強く残っております。
新婚カップルのお二人さん、ごめんなさい。


1月20日  修理 
年末から、どうもテレビの調子が良くない。
黄色い映像部分が、なぜか黄緑色に変化するのだ。
黄色いモノが黄緑色に映るということは、つまり我が家のテレビでは、バナナは黄緑色なのである。
これはタイヘン気持ち悪いので、とうとう電機屋さんを呼ぶことになった。
さっそく本日来てくれるという。
ぜひとも電機屋さんに、この黄緑色のバナナを見ていただきたい。
見れば必ず
「これはヒドイですね」
と言うに違いない。
そうなれば
「買ってから3年弱のテレビがコレでは困ります」
と苦情のひとつも言おうじゃないか。
そして
「たいへん申し訳ありません」
と電機屋さんが言うというのがスジであろう。
これが今日のシナリオである。

そんなことを頭の中で考えていると、電機屋さんがやってきた。
リビングに案内し、さっそくテレビのスイッチを入れた。
さあ、この黄緑色のバナナを見てください。

・・・・・・黄色いネ。

「あれ、こんなハズじゃあないんですよ」
とあわてて他のチャンネルを見てみたが、どこをどう見ても、黄色いモノは黄色く映し出されている。
非の打ち所のないテレビである。

突然直るなよ、こんな時に!!

気まずい空気が流れる中、とりあえず笑うしかない私であった・・・。


1月16日  心酔 
歌番組に鳥羽一郎が出ていた。
彼が歌い始めたら、それを見ていた我が子が突然足でステップを踏み、リズムを刻みだした。
明らかにノっている。
そして唄が終わると、テレビに向かって拍手喝采である。

鳥羽一郎の唄が、わが子の心の琴線に触れたのだろうか・・・?


1月10日  あ〜あ・・・ 
現在の我が子の口癖です。
自分でモノを落としておきながら
「あ〜あ・・・」
と一人嘆いております。

夜、我が子と一緒にお風呂に入っておりました。
すると我が子、私のおなかをつっつきながら一言。
「あ〜あ・・・」

父のおなかを嘆かんでよろしい!!


1月1日  謹賀新年 
穏やかなお正月をむかえることができました。
午後より家族で初詣。
お詣りをしている私の腕の中には、クゥクゥ寝ている我が子がいます。
幸せだなぁと思わずにはいられません。
今年も一年、良い年でありますように・・・。