気まぐれ日記

2005年4月


4月29日  衰え 
相棒とイチゴ狩りに行った。
イチゴ狩りは久しぶりである。
前回は大学時代の友人たちと数年前に行ったのだが、当時はまだまだ私も若かった。
イチゴのハウスの中に入り、時間制限はありませんと言われて理性がとんだ。
ハウスの中のイチゴを採って採って採りまくり、食べて食べて食べまくったのだ。
結果として、ハウスの中に残ったのは青い小さなイチゴの赤ちゃんだけだ。
その他のモノは我々が食べ尽くした。
その様子はさながらイナゴの大発生の被害にあった農作物のようであった。

しかし、今回は違う。
あれから年数がたっている。
思うように食が進まない。
残念ながら、私はたったの30個しか食べることができなかった。


・・・・・・え、充分?


4月21日  その手には 
出勤途中、ちょっとカッコイイ系の高校生とすれ違った。
高校生は自転車に乗っている。
ヘッドフォンで音楽を聴きながら、颯爽ととばしていた。
しかし、なぜか手にはバナナが握られていた。

・・・朝飯食べる時間なかったのか?


4月17日  見ないで 
あまご料理を食べに行った。
席に案内され、座って待っていると、店員さんがあまごを持ってやってきた。
いくつかの料理に中に、串刺しにされたあまごがあった。
塩にまぶされた状態で、今から目の前で焼くのである。
あまごはまさに「取れたて新鮮」の状態であった。
表面はピカピカ光っているし、目もまるで生きているかのような光を放っている。
焼き始めると、ピチピチと動くし。

・・・・・・動くし?

たしかに動いてますね、コレ。
6匹中6匹全部動いている。
生きてるじゃん。
心なしか、あまごに見つめられているような気がしてイヤである。
そんな目をして見つめないでいただきたい。
なんだか食べられなくなってくるではないか。
たのむから、むこうを向いておくれ。
このままでは小心者の私は食べられない。
なんとかしてよぉ〜。




でも、なんだかんだ言っておいしかったです。


4月16日  ・・・ 
相棒と一緒にイタリアンレストランへ行った。
そこで相棒に一言。

「ココ、前に一緒に来たことあったよね」

「え、たしか初めてだけど」

♪チャラリィ〜 鼻から牛乳ぅ〜

え、でも、たしか、・・・あれ?


4月7日  いいんですか? 
カレー屋さんに行った。
メニューを見ると「ハーフカレー」というものがある。
値段も安い。
金欠の私のためにあるようなカレーである。
量が少ないが、この際だ。
我慢しよう。

「すみませ〜ん、この『ハーフカレー』ください」

「『ハーフカレー』ですね、わかりました。と辛さは普通でよろしいですか?」

いや、だからハーフカレーだってば。


4月3日  花見? 
京都の桜を求めて、平野神社や京都御苑などを散策した。
しかし、時期が早く、桜のほとんどがつぼみ状態。
花見というよりは枝見である。


4月2日  2週続けて 
山本正之を追っかけて、今度は京都へ行った。
サイン会とライブ。
ライブ会場は熱気むんむんで、そのほとんどが男。
山本正之が登場し、観客を見渡して一声。

「むさいなぁ」

正直な人だ。