気まぐれ日記

2005年1月


1月30日  カイロ事情 
今日もカイロプラクティックに。
昨年末から行きだしたこのカイロ、担当の先生と妙なところで波長が合ったりする。
今回も治療が始まった途端、

「ハウルはもう見に行きましたか?」

とこちらのツボをついてくる。
まったく侮りがたい。

今回、院内に流れるBGMがふと耳についたので質問してみた。

「あの・・・この曲って・・・?」

「あぁ、これはルパンのジャズバージョンですよ。思わず聞き入っちゃいますよねぇ」

もう私はこのカイロから離れられそうにない。


1月29日  祝 
今日は相棒と二人で食事。
2月1日に入籍一周年を迎えるため、ちょっと前倒しでのお祝いお食事会である。
早いモノで、もう一年もたつのだ。
食事をしながら、二人で思い出に浸っていた。

一年前の入籍日、あれはそう、たしかあの日は・・・・・・インフルエンザで38度の熱だったな・・・。

・・・イヤなことまで思い出してしまった・・・。


1月28日  どこから見ても 
風邪がまだすっきりしない。
外出にはマスクが必需品である。
多少息苦しいが仕方あるまい。

仕事帰りに本屋さんに立ち寄った。
今日はお気に入りの漫画の発売日である。
さっそく店内を徘徊し、お目当ての本と雑誌を手に取り、レジに向かった。

「コレください」
すると、レジのお姉さんがしげしげと私を見ている気がする。
何か私に不審な点でもあるというのだろうか?
マスクをして少女漫画を買いドラえもんの雑誌を買っている、どこにでもいる善良な客である。
私にはさっぱりわからない。


1月25日  包囲網 
私のまわりで危険な状況がある。
一人、また一人と風邪で倒れていく。
この一週間、9人、10人、・・・と姿が消えていく。
中にはインフルエンザであるというモノまでいる。
私を取り囲む「ウイルス包囲網」である。
おもしろい。
これは私に対する挑戦である。
今まではすぐにまわりに同調し、風邪引きサンの仲間入りをしてきた私であるが、今年はそうはいかない。
耐えてみせる。
あぁ、耐えてみせるとも。
今年の私はひと味違うのだ。



一週間はなんとか耐えたのだが・・・・・・。(現在38度)


1月20日  敗北感 
英会話にいくと、一人の男の子がいた。
小学生らしい。
まだあまり慣れていないようで、ソワソワしているのが見て取れる。
その彼にマネージャーが声をかけた。

英語で。

そのマネージャーに、彼はボソボソと答えていた。

英語で。

外国人講師が彼に話しかけていた。

英語で。

その講師先生に、彼は流暢に返事をしていた。

英語で。

その状況を見て、私が軽い殺意を覚えていたのを周りの人は見て取れただろうか?


1月19日  はい、消えた 
朝、食事を終え、トイレに座って心安らぐひとときを送っていた。
しかし、災難は突然やってくるものである。
いきなり私を照らしていたはずの電気が消えたのだ。
それだけではない。
部屋から聞こえていたエアコンの音が聞こえなくなった。
階下から相棒の声が聞こえる。

「ブレーカーがっ!!」

・・・どうやら落ちたらしい。
つまり我が家だけの、きわめて局地的な停電状態である。
しかしトイレに座っている私には、どうすることもできない。
「あったか便座」も「ひんやり便座」にかわりつつある。
心安らぐひとときは、もはや過去のものである。

やはりエアコンと湯沸かしポットとテレビと電子レンジを同時に使うのはよくないらしい・・・。


1月9日  わからんもんだ 
グラスボートに乗ってる間だけ晴れたよ。
効果があったのだろうか、儀式の・・・。


1月8日  やめて 
天気があやしくなってきた。
明日はグラスボートで海のお散歩をする予定であるのだが、このままでは中止になりかねない。
我々のツアーの添乗員さんが、そんな不安を一掃しようと放った一言。

「明日晴れるように、今晩、ボク、3時間ほど儀式を行います」

儀式って何、儀式って!?
彼の言葉が我々の不安を一掃するどころか、一層あおったのは言うまでもない。


1月7日  さすが沖縄 
沖縄に着き、バスでの観光を始めた。
外から戻ってきてバスに乗り込むと、バスのの中が何となく涼しい。
添乗員さんが一言。

「今、バスの中冷房入れてます」

今を一体何月だと思っているのか、まったく恐れ入る。
沖縄の気象に我々の常識は通用しない。
さすが沖縄である。


1月6日  ピッタリ 
沖縄旅行のため、名古屋空港に向かった。
名鉄バスターミナルから空港まで、高速バスを利用。
そのバスの中でのアナウンスで
「空港まで、約28分かかります」
とのこと。
約30分でもなく、約25分でもない、約28分。
名鉄バスのプロ魂を見た気がする。


1月5日  切り替え 
今日が新年初出勤。
体は「イヤだ」と言っているが、社会人として行かないわけにはいかない。
仕事モードに切り替えるには何日かかるだろうか・・・。


1月3日  今は昔 
高校時代の友人sとの初詣。
毎年恒例となり、今年でついに20回目となった。

「昔はこのあと、カラオケに行ったよね」

「ボーリングに行ったこともあったよな」

そんな会話を交わしながら、帰りの電車の中、気がつくと大口開けて爆睡していた。
今からカラオケやボーリングなど、神様が許しても私の体力が許さない今日この頃である。


1月2日  帰る 
今日は相棒と私、それぞれが実家に帰って泊まることになった。
久々の夕飯は一体何だろうと少しワクワクしながら食卓につくと、テーブルの上にあったのは「親子丼」。
これは何か深い意味があるのだろうか?


1月1日  初詣 
紅白を見終わってから、初詣に行って来た。
昨日、雪が降ったばかりの街はただでさえ寒いのに、夜中の12時ともなると、その寒さは半端じゃなかった。
心身共に冷えるとはまさにこのことである。
神社に着くと、多くの人たちが初詣に来ていた。
みんな顔に「寒い」と書いてある。
もちろん私の顔には特大の「寒い」の文字が見て取れたに違いない。
境内には盛大に火がたかれていたので何とか寒さから逃れることはできたのだが
強風のために火の粉が舞い飛び、参拝中の私の顔に服に足下に容赦なく襲いかかってきた。
新年早々、火の粉が降りかかってくるとは、今年を暗示しているようで何ともやりきれない・・・(−_−)