気まぐれ日記

2004年10月


10月29日  はがはが 
風邪の最中、歯医者に行ってきました。
ふと鏡を見たら、歯に亀裂が走っているように見えたのです。
決して歯は良い方ではありませんが、亀裂というのはいただけません。
あわてて予約を取り、駆け込みました。
すると・・・

「これは亀裂ではなく、削れていますね」

削れている!?
一体どういうことかと訊いてみると、どうやら歯磨きに力を入れすぎ、歯の付け根部分がすりへってきているとのことでした。

「これは、10年ぐらいかかって地道に削られてきましたね」

彫刻家が地道に作品を作るかのごとく、私の口の中でそんなことが起こっていたなんて、お釈迦様でも知らぬ仏のお富さんです。
さっそく削られている部分を埋めてもらい帰ろうとしたら、一言。

「虫歯も1本ありますからね」

・・・しばらく歯医者通いが続きそうです(T_T)


10月22日  どっち? 
さだまさしのライブに行ってきました。
最近、いろいろなライブに行ってますが、最初っから最後までずーっと座っていられたライブは初めてです。
観客の年齢層から見ても、曲調から見ても、総立ちになるような雰囲気は微塵も見られません。
終始、落ち着いたライブでした。
が、さだまさし本人は忙しそうでした。
いえ、歌は落ち着いているのですが、トークがね。
ハイテンションというか、何というか・・・(^_^;)
よく言われることですが、歌っている時間とトークの時間と、一体どっちが長かったんだろうと。
後者だろうな、やっぱり。


10月19日  違う 
それは静かな午後のことでした。
黙々と仕事をしていた私は、突然、おなかのまわりに違和感を感じました。

何か、あるべきものがなくなったような

何か、呪縛から解き放たれたような

何か、風通しが良くなったような

ふと見ると、ベルトが切れて、ブラ〜ンとぶら下がっています。
ズボンが今にもずり落ちそうな、微妙なバランスのもとにひっかかっています。
ちょっとした動きで、社会的信用を失うこと請け合いの、とても危険な状態です。
仕方なく、ベルトの代用としてビニル紐で腰回りを縛り、窮地を脱しました。

しかし、考えてみるに
これは、このベルトが古くなり、耐久年数を超えたことで起きた悲劇です。
決して、決して、決して、私のお腹の膨張が引き起こした事故ではありませんので
そこんとこ誤解のないように、くれぐれも、ひとつ、よろしく。


10月17日  喜びの声 
洗濯物を干していると、隣の工事現場から作業員の大きな声が聞こえてきました。

「あ!!」

何か失敗でもしたのでしょうか?
それともケガでもしたのでしょうか?
一体何が起こったのでしょう?

「100円拾った!!(^_^)」

・・・いいから仕事を続けなさい。


10月16日  アイロン 
結婚してから、自分でアイロンをかけるようになりました。
しかし、今までかけたことがないわけですから、その出来映えは非常にアヤシイものになります。
今日もせっせとアイロンをかけていたのですが、出来上がりを見てみると、どうもね・・・。
しわを取っているはずなのですが、気がつけば新たなしわを、より深く刻みつけているだけような・・・。

「しない方がマシ」

そんな言葉が今日も私の胸中に、浮かんでは消え、浮かんでは消え、しています。


10月11日  厳しい 
今朝から、我が家の両サイドで同時に住宅の建設が始まりました。
右からはチュイ〜ン、左からはゴ〜〜〜。
騒音のサンドイッチ状態です。
この状態がいつまで続くのでしょうか?
昼寝もできないんですけど・・・。
(「寝るなよ」という言葉は聞きません)


10月10日  びっくり 
相棒と栗拾いに行ってきました。
生まれて初めての栗拾い。
いがいがで痛いんじゃないのかな?
上から落ちてきて痛いんじゃないのかな?
踏んずけちゃったら痛いんじゃないのかな?
と心配して行ってみると・・・・・・栗が至る所に落ちていました。
もう「拾ってください」と言わんばかりに。
あとはもう拾いまくりです。
よりどりみどりですから、当然大きいのを狙います。
すると、農園のおじさんが
「小さい栗の方がおいしいんだぞ」
と教えてくれました。
へぇ、そうなんだ。
ついつい大きい栗を狙いがちですが、実は小さい方がおいしいんですね。
小さい栗を狙うよ。
おじさん、ありがとう。


で、終わってみると、私の袋の中には結局大きい栗しか入っていませんでした(^_^;)


10月2日  やっぱり 
山本正之氏のライブに行ってきました。
いつも思うことなのですが、氏のライブはいつも男だらけ。
女性は数えるほどしかいません。
いつも私のまわりはむさ苦しい男ばかりです。
しかし、この日は違いました。
隣にはかわいらしい女の子が。
こんな子がライブにいるのは始めてみました。
何か他のライブと間違えたのではないだろうか、と思いました。

ライブが始まり、客席は一気にボルテージが高まりました。
氏が
「♪ワンとほえりゃ」
というと、客席全体が
「♪ワン」
と叫びます。
ふと隣を見ると、
「♪修〜学旅行の制服に〜」
「♪ついていこう〜」
と歌っていました。
やっぱりあなたもその道の人だったか・・・。