年   月 

7月31日  炎天下 
仕事で、農業実習をしてきました。
一日中、ナスの世話でした。
たいした運動量はないはずです。
ナスの収穫をしたり、肥料をやったり、ひもでくくったりしただけです。
べつに、50mダッシュを30本とか、手押し車でグラウンド10周とか、
そういうことは一切していません。
それなのに、異様に疲れました。
一ヶ所にとどまって、ナスの世話をしていると
太陽に体力をチュ〜〜〜〜〜っと吸い取られていくような気がしました。

ちなみに、今日はこの夏、最高の暑さだったとか・・・。


7月29日  穴場 
出張のため、お昼は外食となりました。
友人数名と、どこがいいかなぁと探していると
細い道を1本入ったところに小さなお店を発見。
『カレーとお好み焼き』
という看板がありました。
・・・不思議な取り合わせですね。
でもまぁ、こういう小さな所にこそ穴場ってのがあるもんですよ。
あまり時間もないので、さっそく入ってみました。

「カレーをください」
「今からご飯を炊きますから、ちょっと時間かかりますけど、良いですか?」

良くない!
「あ、かき氷もあるんですか?」
「えぇ、でも今はありません」

このクソ暑い今の時期になくてどーする?
「じゃぁ焼きそば下さい、大盛りで」
「あ、今、大盛りはできないんですよ」

ドリフのコントか、この店は!!

結局出てきた焼きそばは
なんかこう、UFOの方が多いんじゃなかろうかと思えるような量でした。

この店、“穴場”というより“アリ地獄の穴”って感じでした。


7月27日  大阪の朝 
大阪での朝を迎えました。
ホテルでの朝食はバイキング形式。
2300円もする朝食ですから、当然気合いを入れていかねばなりません。
いきなり皿は山盛り状態。
これでもかと言わんばかりに盛りました。
席についてパクパクたいらげていると、いろんな声がまわりから聞こえてきました。

「このオムレツは並んででもたべなくっちゃね」
なるほど、オムレツね、次にいただきましょう。

「このパン、おいしいよ」
なるほど、パンね、次にいただきましょう。

「このベーコン、カリカリしてておいしいね」
なるほど、ベーコンね、次にいただきましょう。

私、よく旅行から帰ると「太ったね」と言われるんですが、なぜでしょう?


7月26日  疑惑解消 
職員旅行で、大阪へ行きました。
夜はふぐ!
昨年に引き続きふぐ!
生まれて2度目のふぐ!
おいしかったです。

二次会になり、カラオケに行こうという話になりました。
友人とのカラオケではなく、職場でのカラオケですから
当然、選曲もよ〜く考えなければなりません。
しかも先日、私にはあらぬ疑いがかけられています(22日の日記参照)。
選曲はきわめてノーマルにいかねばなりません。
そこで私が選んだのは、チューブにマッチにサザンというラインナップ。
これならば「オタク疑惑」解消も時間の問題でしょう。
そうして気持ちよく歌っていた私に職場の人からリクエストが。

「『コンバトラーV』歌える?」

歌えるとも!
熱唱しましたよ、私は。

「『逆転イッパツマン』歌える?」

当然です!
熱唱しましたよ、私は。

「『イタダキマン』歌える?」
楽勝です!
歌いましたよ、私は。


・・・・・・この日、疑惑が確信に変わりました。


7月25日  苦情 
食事中の私に、母が話しかけてきました。

「今日なぁ、買い物に行ったんさ」

「うん」

「レジで精算したら、158円のモノが198円てレシートにうってあるのに気づいてな」

「それで?」

「そら文句言うたさ」

「そしたらお金返してもらえた?」

「それがな、40円返してもろたらええだけやのに、何を間違うたんか258円も返してくれてな」

「それは店員さんもあわてたんやな、きっと」

「それにしても、258円は多いわなぁ」

「で、そのお金は『多すぎます』ってちゃんと返したんやろな?」


「え、なんで?」


・・・・・・なんでって、あんた・・・ちゃんと返せよ・・・。


7月24日  猫の恩返し 
映画、見てきました。
かなりおもしろかったです。
あぁいう世界、大好きですね。
心が洗われた気がします。
こうやってたまには洗ってあげないと
私の心はとんでもない色に染まっていそうでコワイです。


7月22日  疑惑 
職場で、昨日『石ノ森漫画館』へ行ってきたという話をしたら、ある人が一言。

「え! ということは、あなた オタク なんですか?」


【オタク】
特定の分野・物事にしか関心がなく、その事には異常なほどくわしいが
社会的な常識には欠ける人。    (「広辞苑」より)



・・・・・・う〜ん、この場をどうしたものか・・・?


7月21日  石ノ森漫画館 
仕事は昨日で終わり、午前中ぽっかり時間があいたので
「石ノ森漫画館」という所に行ってきました。
館内には、所狭しと『仮面ライダー』やら『009』やらの資料が展示してあって
もう見てるだけでワクワクしてきます。
夏休みということもあり、館内には親子連れも多くいました。

A「これスッゲェよなぁ」

B「そう」

A「これ見てよ、すごいぞ!」

B「ふぅん」

ちなみにこの会話
Aが父親Bが子ども


7月19日  兄妹 
仙台に到着。
いつものユースに泊まりました。
夕食の時間になり、食堂に行くとすでに食事の用意がされていました。
時間がたち、だんだんとみんなが集まってきます。
・・・しかし・・・何というか・・・男ばっかりです。
言っちゃあ何ですが、むさ苦しいと言わざるを得ません。
そんな中に一人の女の子を発見。
でも、なんか男と一緒です。
兄妹でしょうか。
ひょっとして、彼氏と二人で旅行なんていう状況なんでしょうか。
だとしたら、なんとも うらやましい けしからん二人です。
これは確かめねばなりません。
二人はどんな会話をしているのでしょうか。
ちょっと耳をすませてみましょう。

「・・・・・・だよね、お兄ちゃん」
「妹のお前がさぁ・・・・・・」
「だってお兄ちゃんがぁ・・・・・・」
「お前は妹なんだから・・・・・・」

この二人、なんかやたらと「お兄ちゃん」「妹」という単語を連発しています。



・・・あやしいですね、君たち。


7月18日  旅支度 
明日から仙台に出張です。
今、荷物を鞄に詰め込んでいます。
まぁ2泊3日ですから、あまり荷物は多くなりませんけどね。

着替え入れて・・・
タオル入れて・・・
歯ブラシ入れて・・・
仕事道具入れて・・・

おっと、そうだ、薬を入れなくっちゃ。
私は風邪をひきやすいのです。
だから薬は必需品。
いつも忘れず持っていくのです。
・・・・・・・・・待てよ。
最近、薬の使用期限をチェックしてなかったなぁ。
古い薬はコワイですからね。
期限切れの薬を飲んだりしたら、下手すりゃ死んじゃうかもしれません。
ちゃんと使用期限を見ておかなくては。
え〜っと、どれどれ・・・・・・使用期限は・・・・・・


1999年11月

・・・・・・よく死ななかったな、今まで・・・。


7月17日  多忙 
現在、仕事が大忙しです。
休憩時間なしで8時間以上働いています。
労働基準法はどこへいったのでしょう。

夜、時計を見ると、もうこんな時間。
男はふと思います。

12時間前、オレはすでにここ(職場)にいた。

そして帰る時、男はまた思います。

12時間後、オレはすでにここ(職場)にいる。

頬をつたうのは汗? それとも・・・?


7月15日  漫画占い 
インターネットで遊んでいたら
とあるサイトに「漫画占い」というのがありました。
おもしろそうなので、ちょっと占ってみましょう。

生年月日を入力して・・・と。
・・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・・・・
おっ、出ました。
え〜っと、なになに・・・


「あなたのタイプは
キレンジャータイプ です!」



・・・・・・いいのか、これ?


7月13日  作務衣 
以前から計画していた作務衣を購入しました。
色はシブ〜イ感じの色です。
何と言うんでしょうかね、この色は。
「茶色」なんて簡単な呼び方をしてほしくありませんね。
「えび茶色」と申しましょうか。
「栗色」と申しましょうか。
「琥珀色」と申しましょうか。
とにかく、この色がなかなか良いのですよ。
わび・さびを感じます。
さっそく着て悦に入っているところに、母がやってきて一言。


「それ、なかなか良いチョコレート色やね」

・・・わびもさびも吹っ飛んだよ、一瞬で。


7月10日  嵐の中で 
台風がやってきました。
外はけっこうな風がふいています。
こんな日は早く帰りたいなぁと思いながら仕事をしていたのですが
ふと外を見ると職場の上司がなぜか凧揚げをしていました。

 です。

一体何が目的なのかサッパリわかりません。
ひょっとして、フランクリンの凧実験の再現?


7月9日 接近中 
台風が接近中です。
帰宅後、あわてて簾をしまいこみ
裏口においてある、風で飛んでいってしまいそうなものを片づけました。
ただし
飛んでいってくれた方がありがたいものはそのままにしておきました。


7月8日  一人はイヤ 
山のように積まれた仕事がなかなか減りません。
今日も仕事をしていたら
一人、二人とどんどん職場の人が帰っていき
ついには上司と私の2人っきりになってしまいました。
そしてついには上司までもが
「じゃぁあとはヨロシク」
と帰ろうとしたので、あわてて仕事を鞄に詰め込み帰り支度をしました。
「残ってやっていってもらっていいんだよ」
と言われましたが、それはできない相談です。
夜、一人で職場に残るなんてとんでもない。
過去において
誰もいないはずの廊下から足音が聞こえてきたこと数回。
ラップ音が聞こえてきたこと数回。
これ以上、目に見えぬものと仲良くなりたくありません。


7月7日  今宵はここまでにしとうございます 
今日は七夕。
でも、私の生活になんの変化もナシ。
本棚の修復が終わり、せっせと本を詰め直していました。
ようやく半分ぐらい終わったかなというところで
体力的にも精神的にも限界がきて終了。
続きはまた
私の気が向いたときに。(←いつだろう?)


7月6日  本棚崩壊、その後・・・。 
本棚崩壊から約1週間がたちました。
とりあえず落っこちた本をダンボールに詰める作業は完了しました。
今の部屋はこんな感じです。
・・・なんだかどこかの倉庫か事務所みたいになってしまいました。


7月5日  侮辱 
暑い日が続いています。
ハンカチも普通のでは汗を吸い取らなくなってきたので
最近ではタオル地のハンカチを使用しています。
今日、そのハンカチに対して、ある指摘を受けました。

「なんかそれ、ハンカチじゃなくて台所の台拭きみたい」

なんたる暴言。
なんたる侮辱。
許せません。
私のハンカチにケチをつける気です。
これはもう見識違いも甚だしいと言わざるを得ません。
私のハンカチのどこをどう見たら台所の台拭きに見えると言うのでしょうか。
                     

・・・見えなくもないですね。

あれ、おかしいな。
こんなハズではなかったのに。
では、ちょっと台所に置いてみましょうか。
                     
・・・なんと言うか

台拭き以外のなにものでもない

って気がしてきました。
ひょっとして、これが真実の姿?


7月4日  待つ母 
7時半頃帰宅すると、玄関になにやらシルエットが映っています。
何かと思って近づくと、母が玄関で私を待ち受けていました。
私の帰りを玄関で待っているなんて、何だかただごとではなさそうな雰囲気です。

「どうしたの?」

「あのな、訊きたいことがあってな」

やはりただごとではなさそうです。
良くない想像が頭の中をグルグル回ります。
しかし、このままでは埒があきません。
意を決して訊きました。

「一体何?」

「あのな・・・」

「・・・うん」



夕飯のラーメン、一玉にする? それとも二玉?


どっちでもええ!!


7月3日  遅れる〜 
今日は英会話の日なのですが、仕事がなかなか終わらず
職場を出たのがいつもよりかなり遅い時刻でした。
家に帰ったら速攻で夕飯を食べ、速攻で準備をし、速攻で出かけましたが
この時点でもうかなりヤバイ時間になってます。
運転しながらずーっと時計とにらめっこ状態(←前を見なさい)。
すでに頭の中では遅れて教室に入った時のシミュレーションがスタートしてます。
こういう場合、教室に入る時の第一声はやはり

“Sorry for being late.”

でしょう。
ここはスマートにいきたいところです。
遅れた上に口ごもってしまうなどもってのほか。
それは恥の上塗り。
それは恥のダブルペインティング。
何としても避けねばなりません。
というわけで、運転しながら、教室での第一声の練習を開始しました。

Sorry for being late.
Sorry for being late.
Sorry for being late.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

それはもう何回も何回もつぶやきました。
英会話教室につく頃には、もうバッチリです。
これで遅れても大丈夫。
安心した私は悠々と教室に入りました。

・・・・・・しかし、その時の私の第一声は
“Sorry for being late.”
ではなく、次の一言でした。


「・・・・・・ま、間に合ってしまった・・・」