■三重タイムズ4月14日号掲載 1面記事 ●久保教授への辞令撤回  享栄学園 依然講義はできないまま  高校野球で知られている享栄高校や鈴鹿国際大学、鈴鹿高校、鈴鹿中学などを経営 している、学校法人享栄学園(名古屋市・堀敬文理事長)は三月三十日付の「通知」 で、久保憲一鈴鹿国際大学教授に対する処分を明らかにした。内容は次の通り。  一・平成十二年一月十七日付辞令「鈴鹿国際大学教授の職を解き、学園本部付事務 職員を命ずる」は効力がない旨お伝えします。  二・平成十二年二月十四日付「学園本部付事務職員と鈴鹿国際大学教授の兼務を命 ずる」の辞令中、「学園本部付事務職員」との辞令を平成十二年三月九日撤回したこ とを改めてお伝えします。  三・貴殿における同鈴鹿国際大学における地位は、平成十一年十月一日以後教授で す。  これに対して久保教授は「これまでの審尋のなかで、確認されたものだ。教授だと いいながら、講義もできない、教授会にも出席できない状態はいまも続いている。中 途半端な妥協は絶対にしない」などとコメントした。  関係者によると、審尋の場で、久保教授側の反論を受けて、享栄学園側はこれまで の辞令を撤回するなど動揺を見せているという。今後の展開が注目される。 ■三重タイムズ4月14日号掲載 3面「読者の声」 ● 勇気を持って真実の報道を  三重タイムズの「三重県人権センターの実態」について、同和教育の異常さや、掲 載された皇學館大学の先生の論文などを拝見し、私は心から同感し、快哉を叫びまし た。この問題は今まで怖がって誰も取り上げず、見てみぬふりをしていました。  今後、御社はいろいろの誹謗、中傷、妨害に遭遇されると思いますが、怯むことな く勇気をもって、社会の木鐸として世を正して頂きたいと願っております。同封のお 金、僅かですがお使い下さい。ご健闘をお祈り致します。 一読者 ※ 編集長から=励ましとご配慮を頂きまして、社員一同感謝しています。私どもが 置かれている立場を思いやり下さいまして、まさに“地獄に仏”の心境です。今後、 微力ですが本道をまっとうしていきたいと思います。