三重タイムズ(平成11年9月17日)より

祈念館問題テーマに 世論の会 津で講演会開く

祈念館問題について話す土屋都議

 日本世論の会三重県支部(久保憲一支部長)は十一日、津グリーンホテルで「平和祈念館問題と市民運動」をテーマに講演会を開催。会員や市民ら約四十人が参加した。

 講師は東京都議会議員で、東京都が建設を計画している平和祈念館問題に関わってきた土屋たかゆきさん。

 土屋さんは「第二次大戦での東京都を軍事都市とするなど、展示内容が日本の加害や自虐史観で固まっている。個人の史観なら構わないが、税金で一方的な史観を押し付けるのは許せない。情報開示が進めば自虐史観の間違いがはっきりすると思う。祈念館問題では、審議会から答申を出させ議会には報告もなかった」などと話した。

 土屋さんは都議会民主党副幹事長。現在一期目。「ストップ偏向平和祈念館」(展伝社)の著書がある。

 同三重県支部の連絡先は電話231-3828(久保支部長)まで。


日本世論の会 三重県支部