中北音楽研究所 西海からのレポート・・・。

沈んでいる人を見かけたら、中北音楽のCDを配ってきます・・・と、
西海は、被災地へ・・・。

昨日、新潟県小千谷近辺まで行ってきました。(深夜3時に帰ってきました)
神戸の震災のように火事で市内一帯が焼失というわけではありませんので、
瓦礫の山という感じではありませんでした。
基本的には大半の家は形を残していますのでテレビで見るような悲惨な状況
には遭遇はしませんでした。

ただ気になるのは夕方5時から6時の間にも関わらず、子どもの姿が全く
ないことです。
以前に何度か同じ地域に行っていますが、この時間帯には高校生や中学生が
帰る時間ですが姿は見えません。
そして、家路を急ぐ車が異常に多いこと。

やはり地震の影響で表に出ない(出るのが怖い)のではないかと思います。

新潟の地方テレビ等では震災関連の情報が流されおり、この震災での子ども達の
精神的なストレスへの報道は絶えることなく放映されております。
マスコミ報道では、NPOや公共機関の心理カウンセラーなどがたくさん現地に
入っているようですが絶対数は不足しているのではないでしょうか。

本当は時間があれば長岡まで入っていこうかと思いましたが、災害復興の邪魔に
なるといけませんので遠慮しました。

経済的な復興は少しづつはじまっています。工場もかなりの数が稼動しているよ
うです。
ですので私の本業の仕事が発生するわけですが・・・。

しかし、子ども達のPTSDの症状は今後も続くのでしょう。

昨日も思ったのですが、既に中越地震のインパクトに台風の被害が忘れさられそうに
なっています。
私たちの「癒しの音楽」で今年の災害の被害に会われた方々のストレスが少しでも
緩和できればと願うばかりです。