Service Pack適用済みブータブル
Windows 2000インストール・イメージディスクを作成する


Windows2000Plofessional = Win2k
 まぁ、、これも覚書ってことで、、作業自体はそれほど難易度は高くはない。 しかし、これを考え出したかたは、、尊敬に値します。 拍手!!

 Windows2000Plofessional インストール・イメージに対して、単純に SP を適用しただけで作成したCD-R ではCD-ROM起動できないため、セットアップ起動ディスクや DOS 起動ディスクで起動してセットアップを開始することになります。 しかし、以下の手順に従って CD を作成すると、オリジナル CD-ROM と同様、CD-ROM ブートして Windows をセットアップできます。 便利なことこの上ないのです。

Win2kの最新サービスパックはヴァージョン4が発表されています。 W2KSP4_ja.EXE  SP3と同様に作成できます。

◆ A 方法1 ◆

用意するもの

手順

  1. ファイル/フォルダの配置
    ファイルおよびフォルダ 備考
    CD-ROM ドライブ Q:
    Service Pack ファイル D:\download\W2KSP3.EXE.
    Windows CD-ROM コピー先 D:\wininst 700MB 程度の空き容量が必要
    作業フォルダ E:\tmp 700MB 程度の空き容量が必要
  2. ISO ファイルの作成
    1. Win2kインストール CD-ROM を CD-ROM ドライブにセットします。
    2. [スタート]−[ファイル名を指定して実行] から cmd を起動します。(コマンド・プロンプト)
    3. 以下のコマンドを順に実行します。
      C:\Documents and Settings\user>cd /d E:\TMP
      ディレクトリを変更します
      E:\TMP>md D:\wininst Dドライブに"wininst"という名のディレクトリを作成します
      E:\TMP>xcopy Q:\*.* D:\wininst /E "wininst"ディレクトリに、CD-ROMの内容を丸ごとコピーします
      E:\TMP>D:\download\W2KSP3.EXE -s:D:\wininst コピーしたインストール・イメージにサービスパックを適用します
      E:\TMP>bbie Q: ブート・イメージを取り出します
      E:\TMP>copy image1.bin D:\wininst 取り出したイメージ(image1.bin)を"wininst"にコピーします。
      E:\TMP>mkisofs -b image1.bin -no-emul-boot -J -N -o sp.iso D:\wininst .iso ファイルを作成します
  3. CD-ROM の作成

    手持ちの CD-R ライティング・アプリケーションを起動し、E:\TMP\sp.iso ファイルを ISO 形式のファイルとして焼きます。

@ SP 統合 CD を使って、さらに SP 統合 CD を作成しようとすると、mkisofs で「mkisofs: Error: (NULL POINTER) and D:\wincd/boot.catalog have the same joliet name」エラーが発生することがあります。この場合、上記手順で bbie を実行後に del D:\wincd\image1.bin D:\wincd\boot.catalog を実行してください。

@ 一部のマザーボードで、XP SP1 適用済み CD でセットアップを実行すると「USBEHCI.SY_ をコピーできません」というエラーが発生することがあります。上の手順で mkisofs を実行する前に、D:\wincd\i386\ フォルダにある usbehci.sy_ ファイルの名前を USBEHCI.SY_ へ変更 (大文字に変更) することで問題を回避できます。・・・とのことです。

◆ B 方法その2 ◆

 こっちのほうが超簡単! 作者のmax氏に感謝!

 用意するもの

ここまでは上と同じ

手順

  1. 任意のディレクトリに作業フォルダを作成します。 例 E:\TMP (700MB 程度の空き容量が必要です)
  2. W2KSP3.EXE をE:\TMP ディレクトリにコピーしておきます。
  3. up0011_customized_SP4.lzh を E:\TMP に解凍します。
  4. makeByK.bat バッチファイルをエディタなどで自分の環境に合わせて編集します。 以下は例です。
  5. checkVar.bat を実行して、環境変数が全て未定義である事を確認します。
  6. Win2k インストールCD-ROM を CD-ROMドライブへセットします。
  7. makeByK.bat バッチファイルを実行します。 あとは自動です。
  8. 出来上がったisoファイルをライティング・アプリケーションを使用してCD-Rへ焼きます。  E:\tmp\w2k_sp4.iso

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