Linux 入門


Linux

リナックス、あるいは リヌクス なんて読みます。 数あるOSのなかでも、ネットボランティアによって作られてきたUNIX互換OSのひとつです。 同様なものとしてFree BSD というのも有名です。 最初に作ったLinus氏の名をとってLinux と命名されたといいます。 

よく皆さんに知られているOSである Windows や MAC OS なんかと比べてどう違うのか、、最も違っているのは、なんと無料でも利用できるということと、OS自体の改造もできるということでしょうか。 それにマルチユーザー機能があるというのはすごいですね。 

また、Free という言葉がありますが、これは、自由に使用 (利用や改造などの) できるということを意味しています。  それゆえに無料または無料に近い価格で提供されます。 ( free software = 使用料無料のソフトウェアではないことに注意してください!) GNUソフト

近頃は、企業や官庁などでサーバーなどとして採用される事例が増えてきています。 もちろん一般ユーザーが自分のパソコンにインストールして使うことも出来ます。 AT互換機(いわゆるDOS/V機)、マッキントッシュ、ワークステーション(i386、Alpha、SPARC、S/390)にインストールできます。

X Window System を併せて利用すれば、市販のパソコンと遜色なく利用できるようになります。 インストーラーも実によく出来てきていて初心者でもトライできます。

更に次のような特徴があります。

興味を持ったかたへ、、、  早速Linuxをインストールして実際にいじってみましょう。 それが早く上達するコツでもあります。

注意点 ; サーバとしてインターネットに接続するのは慎重に! 間違った設定のまま接続すると他人に迷惑をかけますし、SPAMメールに利用されたり、ほかのホストへのアタックの踏み台にされたりもします。 インターネットから切り離されたLANで十分勉強してからにしましょう。

ディストリビューション

Linux にはたくさんの流派があります。 それをディストリビューションといいます。 代表的なのを以下にあげてみました。 複数の企業が製品として開発、販売もしています。 ではありますが、無料でも利用できます。 ただし、無料の場合、メーカーのサポートはありません。 

Linuxのインストール

最も簡単なインストール方法は、雑誌の付録のCD-ROMからインストールする方法です。 初心者にはお勧めです。 

注意点として、、、、最新のデバイス(ハードウェアのことね)ではドライバーが用意されていないことが多いので、なるだけ「少し前のデバイス」を使うのがコツかもしれません。

!ヒント 

他のインストール方法として

LINX

用語解説

  1. OS : オーエス Operating Systemの略 基本ソフトとも呼ばれるコンピュータを動かすための基幹システム GUI なOSには Windows, BeOS, Mac OS, IRIX, BTRONなどがあり、CUI なOSにはMS-DOS, Linuxなど各種UNIXがある。 LinuxやUNIXなどで作動するX Window System はOSとはよばない。
  2. GUI : ジーユーアイ Graphical User Interfaceの略 画像(グラフィック)を主体にしたユーザインターフェイス つまりは、、Windows っポイ画面のことね
  3. CUI : シーユーアイ Character User Interface 文字を主体にしたユーザインターフェイス コマンドプロンプトって知ってる? あれね
  4. UNIX : ユニックス 1968年にアメリカAT&T社のベル研究所で開発されたOS。 マルチタスク、マルチユーザである。 学術機関や企業の基幹業務用のサーバとしても多く使われている。 MAC や Windows よりもずっと前に作られ利用されている。
  5. マルチユーザー機能 : 一台のコンピュータを複数のユーザで同時に利用できる機能
  6. GNU : グニュー Gnu's Not UNIX  グヌーとか、ヌー、ニューとも読む。 gccやGNU Emacsが有名。 GPL(GNU一般公有使用承諾書)に基づいて無料で利用できる。 http://www.gnu.org/  日本語→http://www.gnu.org/home.ja.html
  7. GPL : ジーピーエル General Public License GNU一般公有使用承諾書 http://www.opensource.jp/gpl/gpl.ja.html http://www.gnu.org/licenses/gpl.ja.html

Back to INDEX