熊野天文同好会の活動

アメリカ日食 (2017.08.22)

 アメリカ日食 (アイダホ州レクスバーグにて)

8月19日に日本を出発し、8月31日(月)に帰国するという大旅行に参加した。 8月21日皆既日食の観測、晴天に恵まれ素晴らしい日食が見られた。
直前に、望遠鏡が動かなくなったりハプニングがあったが、何とか日食の撮影ができた。

その後、イエローストーン国立公園 スネークリバー川下り    アーチーズ国立公園 デッドホースポイント州立公園 
モニュメントバレー アンテロープキャニオン ローウェル天文台 メテオクレーター(バリンジャー隕石孔)を見学しアリゾナ州フェニックスからロスアンゼルス経由で帰国

   
   
   
   
   


上海日食(2009.7.22)

ビデオ画像から作成した2009年の上海日食の画像

当日は天候が悪く雲の中を終始太陽が通っていく状態で、雲も結構厚くスナップ写真ではコロナの一部しか撮影できませんでした。
帰国後、惑星写真の撮影に使うREGISTAXが使えないかと思い、処理してみた。 薄いベールの様なものは残るが厚い雲は取り除かれコロナの細かい流線まで表現することができました。
画像処理には、ステライメージのローテショナル・グラディエイトフィルターを使用しました。

撮影機材は、SONY VX2000 ビデオカメラを使用しました。
今回は、広電のツアーに参加し、中国 上海郊外の安吉で、観測した。 観測場所は、安吉の宇翔外語学院の運動場(N30°37′53″E119°40′18″)。
熊野天文同好会からは9名が参加した。 生憎の天気で太陽は、雲の中であったが、かろうじてコロナも見る事が出来た。
 日食はやや残念だったが、初めての中国を十分楽しむことができた。 
一番の印象は、中国の人々の人なつっこさに一番感心した。 日本では、失われた貴重な宝だと思う。 
日本に帰ると、個人情報問題とか、近くの学校で起こった、不審者情報が流れてくる。 (A Hatanaka)


アフリカ日食(2001.6.21)   仲  賢(NAKA MASARU)
      アフリカの夕日      アフリカの人々
シャドウバンドが見えた瞬間の1コマ  
  この光が、シャドウバンドの正体?
    内部コロナ(露出 1/30秒)
  外部コロナ(露出 1秒) 
 今回も、全周型のコロナであった。
 ツアー(星ナビ)に参加した面々。 
         またどこかの空の下で会いましょう。

○ 旅行計画 
 熊野天文同好会の11名のメンバーで、10年前から計画していた1999
 8月11日のヨーロッパ日食ツアーに参加しました。

 大阪の天文ショップ「ベガ」の企画したツアーで東急観光大阪支店の募集し

 たものです。  スイスとハンガリーに、憧れて選びました。

 ○ 関空からスイスへ
 8/6 関空からルフトハンザで出発、何せ初めてのものが多かったので機
 内をあっちこっちチョロチョロする始末、しかし、シベリア上空から下を眺め
 るとツンドラ地帯の無数の水たまり、そして蛇行する川(オビ川)見事な景色。
 「何でこんな景色みんな眺めへんのや!」 うちのメンバーだけ大騒ぎ!
 やがて、フランクフルトへ到着、ここは外国、空港内をウロチョロ、「ここは
 ビデオ高いなあ! SONY製品日本の2倍しとるぞー」
 そして、スイスチュリッヒへ

○ユングフラウヨッホへ

  8/8、登山鉄道でユングフラウヨッホに
 向かう
、頂上ではスフィンクス天文台、氷 の宮殿、大雪渓などを堪能、中継駅クライ ネシャイケンで食事。
 下りは、アイガーの麓を、景色を楽しみな  がら 徒歩で下山。夕食は、まちのレストラ ンで食事、「ハンペンビール」を飲む。 き  のうのホテルのビールより美味い。

○チューリッヒ観光
 8/7、チュリッヒ市内を観光する、アイン
 シュタインのいたチュリッヒ大学、教会、町
 並みすばらしい、そして今夜は、夏の裸祭りが
 あるとかで、午後には超薄着のギャルが続々と
 集まってくる。
 しかし残念ながら、グリンデルワルトへ向かう時間が!

 泣く泣くチュリッヒを離れる

○ベルン〜ジュネーブ
 8/9 グリンデルワルトからベルン市内へ 、ベルンには町の中央に巨大な教会がそ びえていた。 
 そしてそのすぐそばに、アインシュタイン博 士が住んでいたという住まいがあった。 こ の町であの相対性理論が生まれたのか? なんかイメージが違うな・・・・。そして、ジ  ュネーブで夕食、ここで使ったバスの運転 手でオリバーさんという、日食マニアの話  を聞く。 (名刺を、ビデオで撮影)

アインシュタインが過ごしたベルンの街

○ ハンガリーへ
 8/10 ジュネーブ〜ミュンヘンを経て、ブダペストへ向か う、正午ブダペスト着、昼食後、市内観光、東洋と西洋が  入り交じった中央をドナウ川が流れる。 ものが安い、昼食 で頼んだ貴腐ワインの値段に驚いた尾代氏 「これを買って帰 るぞ」と目を輝かせた。 市内観光を早めに切り上げ、観測地  の下見に向かう、高速がいつにない渋滞(日本に比べれば大 したことはなかったが)、日食効果らしい。  途中ドイツ、オー ストリア上空は雲がびっしりで、この方面から来た車らしい。  観測地のVesprem(ベスプレム)に着いたのは、夜の8時ホテ ルにたどり着いたのは夜11時であった。 明日の天気は?

 ←ハンガリー  セイケシュヘールバール

○さあ!日食
 きのうの夕焼けはどうしたことか、雨がパラパラしている、 なにはともあれ目的地へ向け出発!
 7時、目的地着、雲が薄くなりはじめる。そして快晴になる 。 ところが日食が近づき、風向きが変わり(西風から北  風に)再び雲が増え始めた。 移動も考えたが?...   そして日食突入、雲の中の観測となった。
 曇りの時のことなど考えていなかったので、露出などわか らず、めいめい感でシャッターを切ることになった。
 雲の動きが、気になり速いシャッターを切ってしまったた  め露出不足となってしまった。(畑中)
 最初の計画通りシャッターを切った。(仲) 等様々
 本当に反省するところの多い日食だった。
 (もっとも後で反省する点のない日食観測などないかも知 れないが) その後セーケシュヘールバール、ブタペスト  を観光して次の目的地ベルリンへ向かう。

ハンガリー国会議事堂(世界遺産)とドナウ川

○壁崩壊10周年をひかえたベルリンの町

 ここまでくると疲れが出てかなり手を抜いた観光をしてし まった感がある。 ここは、ガイドなしの終日フリーだと思 いこんでいたら午前中はガイド付きの観光であったので  安心した反面気が抜けたという面がある。
 ベルリンの壁の跡や東西の境界にあったブランデンブル ク門、フェルガノ博物館などに行った。
ベルリンの町は、工事中の場所が多く数年経つとかなり風 変わりするのではないかと思った。
 夕食では、ビールを十分にのみ、食事も安い割には量が 多く600円もあれば、満腹になった。 生活に必要なもの は、安い。 これがドイツかと感じた。 
 ある意味では理想というか暮らしやすい所かな?

ベルリンの壁があったブランデンブルグ門

  和歌山県名匠表彰受賞

    パラボラ鏡面研磨の技術で田阪一郎氏

 反射望遠鏡の反射鏡(田阪鏡)の研磨で知られる同好会の顧問田阪一郎氏が、1999年度和歌山県の名匠表彰を受けました。 私たち同好会にとって田阪氏は、なくてはならない存在です。 というのも、会員の所有する望遠鏡は、ほとんどが田阪氏の世話になっているものが多いからです。
○田阪鏡の素晴らしさ
 田阪鏡の性能を物語るエピソードは、1986年に、40cmニュートン(田阪鏡)を使い沖縄で撮影された火星像及び木星のビデオ画像です。 惑星観測で有名な天文台ピク・ド・ミディの107cmで撮影されたものと ほとんど同じものでした。 さらに木星のビデオ画像では、木星の前を 通過していく衛星の欠けている様子がはっきり確認でき、驚いたことを記憶しています



      祝賀会の後の記念撮影
 (99.5.3)

○ 田阪氏、和歌山テレビで紹介される

 4月24日 県名匠表彰を受けた田阪氏の収録が行われた。
 わたしたち熊野天文同好会のメンバーも、収録に参加しました、収録は、73cm反射望遠鏡の周りなどで行われました。

野辺山宇宙電波観測所と
         原村星祭を見学!

8月4日夕方、熊野を出発、途中名古屋によって長野に向かう。 翌5日、森本先生が所長 を務めた野辺山宇宙電波観測所を見学。(売店でかき氷を食べる) 
JR野辺山駅を見学、原村に向かう。 星祭の会場は、想像したより狭い所だったが、周りの
施設は素晴らしいかった。 さまざまなイベントがあり、同行した子供たちも大はしゃぎだった。 
しかし、天候に恵まれず、夕方になって雨が振り出し早々に引き上げることとなった。
 私たち家族は、翌日は別行動し、黒部ダム、白馬の大雪渓まで足を伸ばし(雨に降られながら)八方のペンションに泊まって、翌日は糸魚川市から日本海を南下し琵琶湖をとおって7日の夕方帰宅した。