2000年7・8・9月号

今までの「ひとりごと」をこちらに・・・

毎日毎日

シンデレラ

LOVEコール

せつなさの涙は

何色でしょうか

静けさの妖精が

そっと微笑む

あなたのそばに

いたいから

いるだけ

あなたに であって

わたしは こんなに かわった

いっぱい

いっぱい

おめでとう

じゃぁまたね。


またっていつ?って

聞けずに今日もお別れ

はためくシャツのすそ

キュッとつかんで

ボクを見上げながら

楽しそうに話しかける

君の笑顔

ゆっくりと

ゆっくりと

君への想い

育ってゆく

すきだから

大切にしたい

この想い

誰にでも

気のきく

あなたの行動は

罪だと思う

地上に咲く

どんな花より

美しく 儚い

天の花

ひとごみで

そっとつかんだ

シャツのすそ

真夏の夜

空には大きな花が咲き

ボクの横では

浴衣のきみの笑顔咲く

いつもと違う

きみの姿に

ドキドキするボク

次の花火が咲いたとき

きみの手を握ろう

散ってしまった花火

咲いてしまった恋心

一緒にみた

あの花火

覚えてますか

きみと

もっと

ずっと

一緒に

いたい

ボクの心に

降る雪は

あれから

もうすぐ

1年たつ

きみは

とべないんじゃない

とばないんだ

あなたと一緒にいた時間の分

かわる肌の色

すこし

距離をおいた分

つまる距離があった

きみがとなりで泣き疲れて

眠っているのに

ボクには何もできない

あなたが大切だと

感じた瞬間

最近

彼女がつめたいのは

気のせいだろうか

夜空に大きな

花一輪

燃えて 散って

こころに残る

どこか

一緒に

でかけよう

ちってたまるか

さいてやる

きみといっしょに

いきたかった

電話の向こうで

君が黙った

6秒間

ガラスの中に

とじこめた

きもち

たくさんの人の中から

きみをみつける

ホタルの淡い光の中に

きみがたたずむ

波の音

ききながら

まどろむ

初夏の午後

海に抱かれて

ひとやすみ

彼のぬくもりの中で気づく

あなたのつめたさ

闇の中

ほのかな

ひかり

ひとつ

ふたつ

とべない鳥が

あおい空を見上げ

小さなつばさを

ひろげた

片羽根なくした天使

鏡をながめ

目になみだ

鼻歌まじりに

幸福の神様が

スキップしながら

前からやってきた

羽根をひろげた

天使の瞳から

一粒こぼれた涙

森の精たちが

嵐がくると

ささやきあう

つばさをうしなった

天使は

天使のつばさに

ひとつぶの雨

あなたの海の中で

さまよい ただよう

妖精ひとり


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