2000年4・5・6月号

今までの「ひとりごと」をこちらに・・・

時間たち

席をたつ

君を待ち

空を眺め

君を想う

あなたは

あたたかい

いま

守るべきものがない人は

守るものを探して

自分を守り強くなる

守るべきものがあると

人は強くなる

彼女はいつも深爪で

恋の傷も深そうです

みるたびに

色がかわっている

この時期のアジサイが好き

ときみが言った


みるたびに

すこしずつかわる

きみが好き

と僕はおもった

ほっぺに

チョコつけた

きみが

ニンマリ

嘘で始まった

恋だけど

おわりは

本物だった

夢の中に

出てきた君は

ウサギの姿をしていた

フワフワとした

真っ白な

ウサギだった

ひとがいい

彼女

いい人

でおわってしまう

きみの噂話が

はいってる

ビデオテープ

誰がなんと言おうと

わたしにとって

きみは一番!!

ボク以上に

きみは

疲れていたんだね

仲のいい友達

という地位を

楽しむ彼女

寡黙な彼が

「ありがとう」

と微笑んだ

その瞬間

彼女は

彼に

惹かれ始めた

君の隣りに

座ったときに

かすかに

いい匂いがした

と言った彼女に

嫉妬した

きみが

キライだと

知ったときから

やめた

煙草

あなたから

近づいてくることは

ないでしょう

だから

わたしから

近づいていきましょう

特別でなくていい

そばにいたいだけ

きみの応援だけが

ハッキリ

きこえてきた

疲れたとき

負けそうなとき

きみの笑顔を

さがしてた

いまひとつ

ツメのあまい

かれ

いまいっぽ

ふみだせない

かのじょ

母になる君は

うつくしく

たくましい

暖かな

陽射しの中で

寝転んだ

どんぐり飴が

食べたいから

お花見に行こうと

誘う君

こわれた時計を

身につけている

彼女

色づく季節が

やってきた

敷き詰められた

淡いピンクの

花びらの絨毯の上に立ち

ボクは立ち止まり

空を見上げた

桜道

雨にぬれて

淡く

あやしく

ヘビースモーカーの

きみの笑顔を

想い出しながら

zippoのライター

のぞきこむ

なくした

ペンダントは

どこから

でてくる?

きみの誘いの

ことばの途中で

返事する

はじめて

と喜ぶ

きみの笑顔に

惚れました

好きになると

ささいなことにも

敏感になる

きみを想い

空を見上げてみると

とってもキレイな

青だった

好きという

気持ちを

抱きつつ

現実をみて

タメ息をつく女

遠くに行くきみの

近くにいたい


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