津市議会議員大野ひろし

津市新最終処分場について

経過

H6.	11	津地区広域圏粗大ゴミ処理施設組合にて三点合意 12市町村で組合を構成する 安芸地区・一志地交互で処分場を確保する 次期については、久居・一志地域で確保する
H8.	3	粗大ゴミ研究会において、白山・一志町の2ケ所選定される（住民 未公表）
H11.	10	白山町へ候補地として、三ヶ野地区が正式要請される
	11～12	白山町三ケ野地区より白紙撤回組合へ提出
H12.	11	白山町大三自治会反対要望書
	3	白山町自治連合会より反対要望書
	9	白山町より組合の再要望に対し反対回答書
H15.	12	白山自治連合会より建設について前向きに検討されたい旨の要望書が町へ提出される
H17.	12	三ケ野・久居中村地区合同で建設反対申し入れ
H18.	1	津市誕生
H19.	11	津市議会全員協議会で候補地を旧久居市・旧一志郡から公募する方針を出した
H20.	2.29	美杉・白山地域より応募
	8.5	美杉 高山西狭間地区を候補地として決定
	12	美杉地区より住民の意見無視の中での応募であり取消を求める要望書提出
	12.30	津市が下之川地区を津市新最終処分場の建設地とする基本協定書締結申入れ

H16年粗大ゴミ処理施設組合による検討開始からの処分場選定問題であるが、H11年白山町へ要請されて以来ずっとこの問題をみつめてきた者として問題点をいくつか整理しました。

1．三ヶ野長橋地区候補地について

2．美杉下之川地区候補地について

下之川連合自治会より出された処分場受入に関する町づくり要望と、市よりの回答

○まちづくり構想の最重点5項目（平成20年9月2日付け要望より）について

1．「県道一志美杉線矢頭地内にトンネル設置、全て2車線にし、最終処分場までも2車線にする。」について

当該道路の整備につきましては、地元の皆様の永年の　悲願であり、また、新最終処分場建設候補地の応募の際のまちづくり構想の中でも最重点項目として要望されており、市といたしましては、これを必ず実現して参ります。
こうした地元の皆様の思いや市の新最終処分場建設に懸ける意気込みは、三重県も十分了知された上で、新最終処分場の供用開始までのトンネル開通を目指し、現在、早期実現に向け協議を重ねているところです。

2．「県道松阪青山線清水峠の早期改修」について

当該路線の改修についても県に強く要望して参りますが、まず、県道一志美杉線（矢頭峠）及び下之川地区のバイパス等の道路整備を重点的・集中的に進めていきたいと考えております。

3．「下之川地内の道路改修」について

当該道路の改修につきましては、新最終処分場の整備と共に早急に順次必要な事業実施に向け取り組み、新最終処分場の供用開始までの完了を目指します。

4．「下之川地内の道路対岸にバイパス道路の新設」について

当該バイパス道路の新設につきましては、ごみ収集車両台数等も考慮した上で、新最終処分場の整備と共に早急に順次必要な事業実施に向け取り組み、新最終処分場の供用開始までの完了を目指します。

5．「上下水道の無料設置」について

上水道事業につきましては、全市的な制度のもと実施している性格上、このことを踏まえますと、受益者負担の公平性の観点から、御要望の無料設置は困難であると考えます。
下水道など生活排水の処理に関しましては、「三重県生活排水処理施設整備計画（生活排水処理アクションプログラム）」に基づき、市内の生活排水処理施設の整備率の向上を目指しており、貴地区におきましても適正な手法による整備が必要と考えています。
なお、新最終処分場の整備に併せたまちづくりにつきましては、地域の振興や活性化のため、引き続き地元の皆様と御相談して参りたいと考えていますので、御理解、御協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

全員協議会（4月13日開催）報告

1．津市自治基本条例（素案）について

目次
前文
第1章	総則
第2章	自治の基本原則
第3章	市民の権利および役割
第4章	市議会の役割
第5章	市の執行機関の役割
第6章	参加と協働のまちづくりの推進
第7章	地域自治の推進
第8章	雑則

内容については津市ホームページに掲載されています。

上記基本条例の制定に向けた経過報告がなされました。

平成20年3月に策定した「津市総合計画基本構想」において、『参加と協働のまちづくり』において、『市民との協働の推進』として、『市民参加のまちづくりを進めるため、市民と行政がまちづくりについての互いの役割と責任を認識し、政策形成、実現過程における協働の機会を増やしていく。また、市民による自主運営組織の育成や市民活動を促進するための仕組みづくりを市民参加のもとに行うとともに、市民と行政との協働の基本となる自治基本条例については、市民が主体となった検討を進め、その策定に向けた取組をすすめます。』と位置付け策定に向った。

また、「総合計画前期基本計画」の目標別計画の『協働のまちづくりの推進』の項において、『地方分権が進展する中、本市においては合併による市域の広域化といった状況も踏まえ、地域の実情に合った個性あるまちづくりに取り組んでいく必要があり、また、地方自治体を取り巻く厳しい財政状況や、少子高齢化社会の進行等の社会経済情勢下において、多様化する市民ニーズに行政のみで対応していくことは困難な状況となってきている。このような状況を踏まえ、今後のまちづくりを進める上では、参加と協働によるまちづくりを進めていくことが必要不可欠であり、多様な主体による公共サービスの提供を図るための新たな仕組みづくりに取り組んでいく必要があります。このことから、津市では、協働のまちづくりの推進に向けた市民からの提言等に基づき、まちづくりの基本的な考え方や、市民・議会・行政それぞれの役割や責務などを定める自治基本条例の制定に向けた取組を進めています。また、今後、自治基本条例の制定と併せて、協働のまちづくりを具体的に推進していくための体制の整備を進めていく必要があります。』と位置付けている。

また、総合計画を策定する中の平成19年12月には、「津市まちづくり市民委員会」を設置し、本年3月までに17回の会議を重ね、自治基本条例に盛り込むべき内容や、協働のまちづくりを推進していくための仕組みづくり等についての議論が進められました。
この市民委員会では、自主的な取組として、市議会自治基本条例調査研究特別委員会との意見交換会や、まちづくりシンポジウムの開催、ニュースレターの発行など、広く市民の皆さんへ参加と協働のまちづくりの必要性などを周知する取組も進められてきました。
市民委員会からは、本年2月には、議論のまとめを報告する「自治基本条例制定に向けての最終提言書」を提出していただきました。この「最終提言書」をうけ、提言書の趣旨も踏まえ、条例制定に向けて「津市自治基本条例素案」が策定された。

2．新最終処分場について

1．津市新最終処分場に伴う対岸バイパス道路の概要

2．津市新最終処分場等施設整備基本計画の概要