市政レポートreport

一志病院について

一志病院の現状

19年度(4-1月)
入院患者数 9,078
外来患者数 17,610
救急患者数 204
20年度(4-1月)
入院患者数 9,330
外来患者数 17,815
救急患者数 273
1ヶ月平均
入院患者数 9,204
外来患者数 17,712
救急患者数 238

こう言った状況の中で在り方検討会はその今後について、公的関与、運営形態の考察等いろんな観点から検討を加えた結果その在り方について一志病院の相応しい運営形態は、保健、医療、福祉の領域にまたがる高齢者ケアへの転換を踏まえて、「県立」病院としては廃止し、地域ニーズにこたえられる事業者へ移譲することが適当である。と県議会へ提示した。
県によると事業者移譲は単に赤字だけが理由でない県立では調整に時間がかかり、高齢化で必要な福祉にまたがるサービスに応じにくい。民営化にしたほうが社会変化に即応できると判断した。また「この地域の医療をなくす考えはない。事業者を選ぶ際には、遠い将来まで医療を確保できるかで判断する。」と理解を求めた。 これに対し地域の美杉、白山の自治会は県に対し「保健、医療、福祉の連携による地域住民の安全、安心の確保のためにも、現状のまま一志病院を県立病院として、存続を求める陳情書を提出した。
県議会も県立病院の改革方針案について賛否を聴く「公聴会」を4月22日開催するとしまた見直し案については地元住民への説明会や意見募集を行う考えを示している。

一志病院は勿論県立病院であるから県主導で検討、方針を導いていってもらはなくてはならないが、津市内の公的病院である津市として、地域医療の存続に何をしなくてはいけないのかしっかり検討する必要があると私は思います。
教育厚生委員会でも存続、又津市の係わりについて市の回答を求めましたが福田副市長は存続については県に要請していくが市として応分の負担等の手の差し伸べは検討していない旨の返答に終始した。
今後は県民、市民への地元説明会等を通じ又今後一番この病院を必要とする美杉、白山地域の皆さんの存続の署名をもって三重県、津市へ訴え県立病院としての存続を訴えていかなくてはならない。