議会報告city council report

獣害対策構想について

国は農林水産委員会において鳥獣被害の防止のための特別措置に関する法律の一部を改正する案「捕獲した対象鳥獣の食品としての利用等」の有効利用等の促進を図るため必要な措置を講じるほか3項の検討をしていると報じている。
防護柵の事業が、いまだ道半ばであり修了していないのに、もう次の策が計画されている。
もう少し現状を把握して有効なメニューの措置を講じてほしいと私は思います。

わが市津市は11月21日の報告で防護柵総延長が過去5年間で最大と報告がありました。
獣害対策に多大の事業費を投入されたことは山間地出身のわたくしとしましては大変有難いことです。
しかしまだまだ獣害被害は少なくありません。
そこで今回は10周年の年ということで対策室も充実してきたところでもあり、対策協議会も23か所と充実、また猟友会の組織も新しく編成しなおされたことでもあり、総合計画の検討も必要なことから獣害対策の施策の見直しをする適期かと思いますが如何でしょうか。

特に、生息頭数調査、捕獲単価調整、焼却設備の検討、捕獲器・捕獲設備への補助、猟友会との意見交換、協議会との意見交換をして頂き施策見直しをお願いしたい。

(平成28年12月議会報告)