最近あちらこちらのホームページでマスワリの配置図を見ることが多いので、何となく真似してみたり。^^; ま、いつか自分で振り返ってみて「こんな風に撞いてたんやねぇ」と思い返すのにちょうど良いかな?と。
★ 裏々マス?(@今池サンポピアBC級月例会、2003/02/26)
・・・で、いきなりなんですが、今回はマスワリではありません。図1は取りきり前の配置ですが、球が9個とも台上に残っているのが分かると思います。今回は裏々マスだったか裏々々マスだったか・・・ちょっとうろ覚えですが、トラブルが多い配置だったので少し記録しておくことにしました。<図1>
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取りきり前の配置が図1です。Aは右上のコーナーポケットには通っていません。上の長クッションにかすらせて入らなくもないかも知れませんが、確かかなり微妙だったと思います。CもGが邪魔で直接左上のコーナーに狙うことはできません。C−Gコンビも多少イヤらしい振りだったと思います。
ということで、A−Fキャノンで取ることに決定。そのために@は撞点〔左やや下〕で2クッション使って出すことにしました。<図2>
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とりあえずAへの出しもしっかり決まり、A−Fキャノンは無事決まりました。・・・が、力加減が少々強すぎました。本当はAをあまり走らせずに下のサイドポケットに狙いたかったのですが・・・。
ここで選択肢は大きく2つ。Aサイドバンクでの攻めと、Aに薄く当てて手球を2クッション(下長→上長)でCないしGの裏へ持っていくセーフティ。今思えば後者の方がトラブルも壊せて良かったのかも知れません・・・が、その時のおいらは「攻め」たかったらしいです。^^;
問題のCですが、Bに対して手球が上の長クッションに入る振りで厚めに出すことによって、下のコーナーを狙えるポジション(狭いといえば狭いが)に出せるような気がしたため、Aをサイドバンクに行きつつ、引きでBに対して厚めにポジショニング。押して下の長クッションを使うと許容されるポジショニングの幅が狭いので、あえて引きでポジショニングしました。<図3>
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はい、Aフロックインです。ごめんなさい。でもまぁ、このダブルバンクはアリといえばアリでしょう(だめ?)。Bに対してはほぼ狙った厚みに出すことができました。・・・が、あまりに良いポジショニングにちびってしまい、B→Cの出しが弱く、Cポケットの振りがきつくなってしまいました。
このCに対しての選択肢は大きく分けて3つ。C−Gキャノン、Cを下コーナーにポケット、セーフティの3つです。セーフティなら撞点〔真下〕で手球を上の長クッション0.5ポイントくらいに入れてG裏ベタ狙い。Cは2クッション(左短→下長)でD・Hで隠れる力加減ならベストではないでしょうか?
しかし、すでにここまでキャノンやバンクを決めまくっていたため、守る気は全くなく、Cを下コーナーポケットに狙うことに決定。Gに当たる厚みを計算して、ヒネリ加減(真左〕でDを上のサイドポケットor右上のコーナーポケットに狙える場所にポジションすることに。<図4>
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はい、Gフロックインです。ごめんなさい。Cに対して薄く当たりすぎました。手球ポジションのために力加減が絶妙だったためか、Cもちょうど穴前に残っていてくれました。神に感謝です。
Dに対しては当初の予定から変更。撞点〔右下〕で左下のコーナーを狙えるポジションに持っていきました。上のサイドを狙うことのリスクと、Eに対する正しい振りへのポジショニングの容易さのためです。<図5>
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最後のE→Hのネキは悩みました。いや、正確には、E→Hのネキを安全に決めるためのポジションへの出しを悩んだというべきでしょうか。結局、上図のように取りましたが、本当の狙いはEに対して逆振りだったわけです。直に引いて下の長クッションに一度入れてから、Hを左上のコーナーへ狙えるポジションに出したかったんですけどね。というわけで、何とか9個取りきり完成です。明らかなフロックが1回あったのが寒いですが、恥を忍んでアップしときます。