2003.10.10  辛島文夫トリオ    東京、柴崎「さくらんぼ」

 お江戸、横浜4日間の旅の初日です。この日は某所で行われている展示会が目的で出張、各メーカー少々業績が
 良くなったのか使い勝手の良い粗品をいくつか調達できたのでした。
 今回は初めて行く「さくらんぼ」ですが新宿から京王線で約30分、改札を出ると目の前のビルの2階です。
 ピアノとベースの音が聞こえリハーサルのようです。kasumiさんと6時に待ち合わせでしたが10分ほど早く着いて
 しまい近くをちょっと散策していたらリハが終わったらしくベースの井上さんとバッタリ、井上さんから「遠いところあり
 がとうございます」なんて言われてしまいました。
 さてkasumiさんも到着、近くの寿司屋さんで腹ごしらえし「さくらんぼ」へ、マスターがニュー・ハードの現役バストロ
 奏者との事、BGMはボーカルの入ったカウント・ベイシー楽団のようです。
 ライブが始まるころには常連さんらしきかたがたでほぼ満席状態です。辛島文夫トリオは何度か聴いてますがけっこう
 長く続いてますね〜。前回のツアーも聴きに行きましたがドラムの奥平さんの腰の不調で急遽高橋信之助になって
 いましたが。。。。 今回は奥平さん復活されています。
 スタンダード、各プレーヤーのオリジナルを含め2ステージ、各ソロをフューチュァーし4ビートジャズを堪能できました。

 ニュー・ハードは私が生で聴いた初めてのビッグバンドでもありリーダーの宮間さん、ギターの山木さん、ボントロの
 片岡さんの様子をマスターに聞きましたが皆まだ現役との事で嬉しい限りです。また私の友人が三重県の**ポップス
 に在籍していた頃ニュー・ハードとの交流もあると言っており、その事もマスターに話すと「メンバーが時々来ますよ」
 との事でまたまたコネクションができてしまいました。
 ライブは週末だけのようですが木づくりの店で音響もとても良いです。

   ライブが始まる前に井上さんからサインを頂きました

     


         2003.10.11   横浜ジャズプロムナード

 横浜JPは今回が4回目になります。今年は少しばかり縮小気味になってますが会場があちこちに点在しており
 今までの経験から今回は折りたたみ自転車を使うという事を目論みました。
 自転車は9日に宅急便でお江戸のお宿に送り昨夜チェックインした時にはすでに部屋まで運んでありさっそく組み
 立てをしました。朝お宿のラウンジで朝食を取りしばし休憩をしテレビで天気予報を見ましたが雨の心配はなさそう
 です。自転車のハンドルに収納バッグを巻き付けエレベーターでフロントへ、キーを預けいざ出発。
 西新宿のお宿から混雑していない代々木駅まで、駅で自転車を折りたたみ収納バッグへ、渋谷で乗り換え桜木町
 まで。バッチの交換時間まで20分ぐらいあったのですぐ横のコーヒーショップでコーヒーブレーク。
 店の前ではアマチュアバンドのリハが始まり人垣もできジャズプロムナードらしさが出ています。
 さてチケットをバッチに交換、自転車を組み立て一気に赤レンガ倉庫まで、いやいや早い早い5分くらいで着いて
 しまいます。このエリアは自転車で進入禁止なので入り口で自転車をバッグに収納、60代の夫婦が私をじっと見て
 おり「そんな小さなバッグに入るのですか」「これがですね〜 入ってしまうんですよ〜」な〜〜んて会話をし松永君
 の会場へ行きましたがすでに1階まで並んでいました。予想はしていましたけどね〜。
 並ぶのをやめて海の見えるベンチまで移動し開場時間になるまで小休止。開場時間が過ぎたのでガラスの階段を
 3階まで。演奏はすでに始まっており「朝日のごとく爽やかに」、超満員でホールの中に入るのは不可能な状態です。
 扉は開いてますので最後尾からしばらく聴いてました。
 ホール入り口には大きなモニターがありこちらに移動。ドリンクバーもあり飲みながら聴けます。
 松永君MCももうノリノリで度胸がありますね〜。とても高校生とは思えません。最後の方ではオリジナルの「道頓堀川」
 を披露。10年後が興味津々です。安カ川さん、広瀬さんのサポートもバッチリ。

 再び自転車を組み立てランドマークプラザへ。途中海沿いの道を走りましたが潮の臭いを嗅ぎながら、いいですね〜。
 ランドマークプラザに着くと客席はすでに満席、ふなさん、同居人さん、anneさん、階段に座ってみえるはぶぶさんに
 遭遇。田中ノブ君のソロ演奏です。
 スタンダードが中心でしたがとても弾けたプレー、着物姿で草履を揃えてペダルの横に、裾を乱しながらいつもの
 マシンガン奏法、ヨガ奏法もあり熱いプレーでした。

 その後近くで遅い昼食を食べ関内ホールへ移動、藤家虹二(Cl)クインテットを立ち見で聴いてました。
 大ホールサロンで缶ビールを飲みしばし休憩、板橋さんのバンドがスタートするころは疲れも出たようでサロンで
 モニターから聴いており、途中でリタイア、またまた自転車を組み立て桜木町まで。
 代々木で下車し2年ほど前に見つけた居酒屋で夕食。女将さんは私のことを覚えてましたね〜。
 自転車を組み立てて帰ろうかとも思いましたがタクシーでお宿まで帰り一日目の予定は終了です。

        2003.10.12   横浜ジャズプロムナード

 深夜から雨が降ったようで起きると雨がパラパラ。今日は関内ホールだけを予定していますので自転車はお宿に
 置いていきます。朝食を食べ今日は11時に出発。お宿を出る時には雨もやみまずまずの天気。
 桜木町から歩いて関内ホールへ、途中DISK UNIONに立ち寄りえさ箱漁り。アート・ペッパーとクラーク・テリーの
 中古DVDを購入。関内大ホールに入るとほぼ満席状態のため最後部に座ったところでkasumiさん&お友達を
 発見うちわを振りましたが気が付かない様子。スカンジナビアのビッグバンドの演奏です。
 演奏が始まりましたがなんだか音があっさりしているというか、ちょっぴり期待はずれな感が・・・・・・・
 途中から長身の女性ボーカルが入りゴージャスさが加わりました。
 近くの中華料理店で少し遅いランチ、焼きそばと生ビールです。
 
 次に地下の小ホールに移動。休憩スペースでマスター横田さんと遭遇。とりあえず席の確保をしましたが奇遇にも
 マスター横田さんの隣の席で後からこられたShidaさん、Hagiさんと4人揃って聴くことになったのです。
 ギラ・ジルカ(Vo)+井上淑彦カルテット ギラ・ジルカはピアノの南さんとかベースの水谷さんがよく共演されて
 いるのはよく知ってましたが聴くのは今回が初めてです。
 関西出身でMCもおもしろく長身、ナイスバディーでした。機会があればライブハウスでも聴きたいですね。
 井上さんと南さんのトリオもいつもながらすばらしいプレーでしたね〜。
 ライブが終わりホールの外に出るとkasumiさん達に遭遇、ここでkasumiさんとShidaさんは初対面です。
 私は今回初対面のHagiさんをマスター横田さんから紹介して頂きまたまた新しい人脈が。

 次に聴く予定はオチジュンですが2時間ばかりあるのでJR関内駅付近を散策、コーヒーショップでコーヒーブレーク
 しましたが風がありとても爽やかです。
 少し早めに小ホールに移動し席を確保、kasumiさんに見つかりましたが少し前の席に陣取ってみえここでけせら
 さんとほぼ一年ぶりの再会。しばらくするとマイクテストでオチジュンさん登場。痩せられたということは耳に入って
 ましたが少々引き締まった感じが・・・・。
 野力奏一(Pf)、鈴木良雄(B)、村上寛(Dr)+越智順子  この組み合わせは初体験でしたがさすがですね〜。
 ジャズナンバーはほとんどありませんでしたがじっくりと聴かせる曲が多く女性には魅力があったかも。


        2003.10.13   音川英二4+森山威男  ドルフィー

 朝からどんよりとした空で今にも雨が降りそうな気配が。自転車の収納バッグに着替えなどを押し込みフロント
 で発送依頼をし、新宿駅まで。渋谷でランチ、デパート巡りをし13時過ぎに東横線で桜木町まで。
 2時頃に桜木町に着きましたがもう台風並の天気です。多摩川を越えるあたりから風雨が増す一方でした。
 お宿まで歩いて数分ですが地下道を通って反対側の歩道に出たところで雨がやみ走ってお宿まで。
 チェックインしビールを調達、ビールを飲みながらしばしの休憩、寝すごさないようにモーニングコールをセット
 します。外はまだ台風のような風雨です。
 さて6時少し前に桜木町駅まで、しばらくするとkasumiさんが到着、歩いてドルフィーの近くの居酒屋で腹ごし
 らえ。パソコンの話題で大変盛り上がってしまったのでした。
 はじめてのドルフィー、もう8分がた席が埋まっておりすでにShidaさん、anneさんは座ってみえました。
 正面中央あたりのよい席です。今回のライブは常連のShidaさんに予約をお願いしました。
 森山さんライブでお見かけする顔ぶれがあちこちに、かおり先生夫妻はカウンターの最前列に陣取ってみえます。
 しばらくすると「ジャイアントステップス」でライブスタート。最初からもう攻め攻めのプレーで弾けてしまいます。
 森山さんがそれぞれのソロであおるとそれに答えるようにぶっちぎりのソロで答える、森山さんの表情を見て
 いるだけでも真剣勝負のスリルが感じ取れます。
 私はShidaさんのキープされているボトルをロックで、白熱したライブでは呑むペースもぐいぐい上がってしまい
 ます。アコーディオンはリード?のカバーを外してピックアップマイクが付けられガンガン聞こえます。
 高瀬さんのベースはインディペンデンスで聴き今回2回目ですが図太い音で迫ってきています。
 曲は音川さんのオリジナル、組曲がメインでアンコールはお馴染みの「ハッシャバイ」ですが何度聴いても
 よい曲ですね〜。

 今回のライブでannneさんとkasumiさんは公式的には初対面でしたがすでにどこかのライブでお話されている
 ようで今回はじめてお互いの名前が判明したようです。また私の隣の席に座ってみえた女性は7月のイン
 ディペンデンスに聴きにみえていたかたで「赤い服を着て写真を撮ってみえたかたですよね」な〜〜んて
 言われあららという事に。田中ノブ君の写真を差し上げると撮ったかたのサインがほしいとの事で写真の裏に
 サインをすることになったのでした。いやぁ 増尾さんが最初で2回目のサイン、テレますなぁ。
 この女性Sさんはkasumiさんとも面識があるようでほんと世間は狭いでござる。
 Sさんのお連れの女性は蒲郡出身とかで「蒲郡だったら三河弁でしょう」ということで私もニセモノ三河弁で
 またまた盛り上がってしまい、Shidaさんとはこの後カウンターに移り延々と2時半頃までジャズ談義をし4日間
 のジャズ三昧の日々は終わったのでした。

        


    下の写真は13日に頂いたサインです。