博多珍道中 2002.4.5/6/7
姪の結婚式で家族共々車で博多に行き、私だけ夜はライブハウス探検を企て、帰りはまた私だけ大坂で
途中下車し、ライブハウスに出没という計画をしたのでした。
4月5日、着替えとか着物を車に詰め込み昼に出発、東名阪で大坂まで、近畿自動車道に入り吹田から
中国道、山陽道と乗り継ぎ夕方には宮島サービスエリアで夕日を眺めながら夕食。しばしの休憩後ひたすら
走り九州自動車道に、姪の住む久留米に着いたのは夜の11時、800kmの行程でお疲れモードです。
久留米の深夜スーパーで手土産として買ったビール2リットルカン二つを持って義姉の家に到着。
座敷には結納の飾りが並べられ結婚式という実感が必然的に沸いてきますね〜。
さて挨拶もそこそこにカンビールを開け義兄、甥にビールをつぎますが、この家系はアルコールがだめなん
ですよね〜。ほとんど私が飲み干したのですが、これも計画の一つなのです。(笑)
アルコールも程良く回り熟睡です。
翌日の朝、なんだか騒がしく女性陣が騒がしくしています。美容院に行くため着物のがどうのこうのとか、
大変ですな〜女性は。このような事で目が覚めてしまい甥と二人、テレビを見ていました。
昼前に女性陣が着付けを終え帰って来ました。送迎バスと車に分乗し一路福岡ドーム横にあるホテルへ。
太宰府インターから福岡都市高速に乗り継ぎ高速終点で降り結婚式会場のホテルへ着きましたがなんだか
アメリカのホテルのようですね〜。
結婚式はドームのようになっている温室みたいなところにチャペルがあり聖歌を歌う女性が数名とトランペット
を吹く男性が一人。こういう時、同じラッパ吹きとして人の楽器は気になってしまいますね〜。
まじまじと楽器を覗き込みましたが、私と同じBACHでした。
結婚式も始まり私も親族のカメラマンとしてあちこち移動しながら新郎新婦の撮影を。
式も滞りなく終了し披露宴までしばらくの休憩。この時間ドリンクサービスがありますがウイスキーの水割り
は飲みませんので特別にオンザロックをオーダーし3回ほどお代わりしもうホロ酔い気分になっています。
披露宴が始まります。最近は仲人を立てない披露宴がほとんどですね。この披露宴もそうですが、新郎の
上司が祝辞を述べましたがてっきり新郎が仲人を依頼してくれるだろうと思いこんでいたようで時計を見ると
延々と15分しゃべってました。スピーチは長くても5分ですよね〜。
宴もたけなわになったところにウルトラマンの登場です。新郎新婦共々円谷プロと繋がりがあるようです。
ウルトラマンの他に怪獣も2種類ほど登場しまるでウルトラマンショーそのものです。
円谷プロの社長のスピーチも長く、延々とショーが続いたのでした。小さな子供達はウルトラマンと握手とか
ツーショットを取ったりしてましたね〜。披露宴はどうなったの〜という感じですぅ。
披露宴が終わりホテルの部屋に戻ったのが7時半過ぎ、急いで着替えタクシー乗り場へ。
事前に用意した地図をタクシーの運転手に見せ一路ライブハウスNew COMBOへ。
ホテルの23階からの風景
New COMBOに着いたのはすでに8時過ぎ、満席状態で最前列に一つ空席がありその席に案内されました。
もうライブは始まっており手を伸ばせば川嶋さんのテナーに手が届く距離です。
川嶋さんの単独西日本ツアーで地元ミュージッシャンとのセッション、ドラムの菅原さんは名古屋在住のゆい
ちゃんの九州時代の音楽仲間とかで若いながらもなかなかのスティックさばきを見せてくれます。
曲はほとんど川嶋さんのオリジナルです。フリー系で川嶋さんのジャズマンとしてのコンセプトが垣間見ること
ができます。New COMBOは博多のライブハウスでは老舗のようです。35年の歴史があり親子2代に渡り
経営されているとのことです。
3セットのライブも終わりNew COMBOのBBSで知り合ったMさんをマスターから紹介していただき初対面、
なかなかの美貌のかたでした。某男性ボーカリストの写真を渡し積もる話に花が咲きました。
川嶋さんにもサインを頂き「オジリナルはいいですね〜、川嶋さんのコンセプトがよくわかりますよ。」と言うと
川嶋さんから「いやぁ ありがとうございます。嬉しいですね〜。またライブを聴きにみえた時は是非声をかけて
くださいよ」との返事、こちらも嬉しくなってしまいますね〜。
打ち上げもこのようにして盛り上がり私はAM1時頃New COMBOを後にしましたが打ち上げはその後延々と
明け方近くまで続いていたそうです。
川嶋さん 菅原さん
翌日7日朝、ホテルの最上階30階でバイキング形式の朝食、ガソリンを給油し一路大坂へ。
しかし、しかし博多まで来て博多名物が食べれなかったことが唯一の心残りです。
9時に博多を出発し、ひたすら山陽道を東進、大阪は梅田に着いたのが5時半、お宿の前で私だけ下車し
チェックイン、部屋から約束してあった森山威男研究家のhoriさんに電話をしましたがすぐ隣のビルにいる
との事でお宿のロビーで待ち合わせ、約5分後にhoriさんとお会いできました。
お互い今日が初対面、森山さん、ジャズ談義になってしまいます。場所をレストランに移し私はビール、hori
さんはワインで話に花が咲いてしまいます。一時間ほどおしゃべりをし一旦お宿に戻るとすでに7時半です。
次の目的地、阿倍野「ラグタイム」へ。
「ラグタイム」の入り口を入ると正面に、な、な、な、なんとオチジュンさんが座ってみえるじゃあないですか。
お互いびっくりしオチジュンさんと握手、それとオチジュンさんから熱〜〜〜い、熱〜〜〜い抱擁の刑を
受けたのでした。他にベースの魚谷さん、おニューハーフさんも一緒に、いやいや久しぶりの奇遇な再会
です。
ピアノトリオのライブでしたがオチさんも1曲歌われ、ちょっと得した気分です。
翌日は難波から近鉄で帰宅。
とてもとても内容充実の道中でした。
2002.6.23