楽 器 紹 介
ギターオーケストラ、ギターアンサンブルで使用されるニイボリ・メソードの主なギターや、ギター以外の楽器を紹介します。各ギターについてさらに詳しく知りたい方は、Niibori Guitar Groupをご覧下さい。 |
♪ ソプラニーノギター ギターオーケストラで用いられる各音域ギターのうちで、最高音のギターです。アルトギターより1オクターブ高く調弦します。アンサンブルやオーケストラでは、アルトギターと同じパートを演奏して、煌びやかなサウンドを表現したいときに良く使用されます。 洋梨型のボディと膝あてがついているのが特徴です。 ○標準弦長:365mm 、 標準全長:665mm |
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♪ ソプラノギター 普通のギター(プライムギター)より1オクターブ高く調弦します。ギター合奏では、飾りの音や気分転換、特別な高い響きを求める時に多く使われます。 ソプラニーノギター同様、洋梨型のボディと膝あてがついているのが特徴です。独奏や重奏でも用いられます。 ○標準弦長:435mm 、 標準全長:717mm |
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♪ アルトチェンバロギター 高音ギターの一種で、スチール弦を右指に針をつけて弾きます。バロック時代に活躍したチェンバロの音は勿論、ハープ音やツィター音からマンドリン音まで表現できます。調弦はアルトギターと同じで、普通のギターより完全5度高くあわせます。 写真の複弦6コースの他、単弦のものもあります。また、チェンバロギター属にはプライムギターと同じ調弦のプライムチェンバロギター、バスギターと同じ調弦のバスチェンバロギターがあります。 ○標準弦長:475mm 、 標準全長:820mm |
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♪ アルトギター 高音ギターの王様的存在であり、殆どの曲で主役を演じます。人間の耳に響く自然な音の高さという点からも、楽器自体の大きさからも最も理想的・標準的な楽器です。弦楽合奏でいうヴァイオリンの位置に相当しますので、全演奏者の約半数を占めます。 指板が小さいので、小柄な人や女性が弾き易いだけでなく、従来のテクニックを遥かに越えた演奏も可能です。 現在では、ラミレス、ポール・フィッシャー、コントレラス等の世界の名工達によっても製作されています。 普通のギター(プライムギター)より完全5度高く調弦します。 ○標準弦長:530mm 、 標準全長:862mm |
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♪ プライムギター いわゆる普通のクラシックギターのことです。各種ギター合奏の中での役割は、弦楽合奏にあてはめるとヴィオラの位置に該当します。 ○標準弦長:650mm 、 標準全長:988mm |
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♪ バスギター プライムギターより完全4度、アルトギターより1オクターブ低く調弦します。低音属の中では最も細かいテクニックが可能であり、バッハのチェロ組曲の独奏に使用されたり、バスギターを主役にしたコンチェルトも多数あります。独特のうなり音が魅力的です。 6弦の他、ソロをたくさん行うことができる7弦のものもあります。 ○標準弦長:700mm 、 標準全長:1077mm |
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♪ コントラバスギター 各種ギターの中で最も弦長が長く、ギタロンとバスギターの響きのかけ橋となる楽器です。プライムギターの1オクターブ下に調弦します。 一般の管弦オーケストラの楽器で例えると、スーザフォン、コントラファゴット、コントラバス、ユーフォニウムにあたり、またオルガンではペダルのパートに例えられます。 ○標準弦長:750mm 、 標準全長:1096mm |
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♪ ギタロン コントラバスギターと同じようにプライムギターよりも1オクターブ低く調弦します。最低音楽器として、ギターアンサンブルには絶対に欠かせない楽器です。ふくよかにアンサンブル全体を包み込むような音が出せます。 エンドピンがあり、演奏姿勢はチェロのように床に立てて演奏します。 ○標準弦長:643mm 、 標準全長:1085mm |
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♪ グロッケン(鉄琴) 高低音ギターを用いた標準編成には、どのように入れてもバランスを崩す心配がほとんどありません。木琴・鉄琴の仲間は、皆ギター合奏とよく合います。 |
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♪ リズム楽器・擬音 等 ウッドブロック、タンバリン、シンバル、トライアングル等、皆それぞれの曲のイメージをより一層高めます。スライドホイッスル、波の擬音等も。 |
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