林檎の皮むき
魔法学校の家庭科室。
料理台の上には、食べきれないほどの林檎の山。
「は〜いv今日は、皆さんにここにある林檎を、全て皮むきをして貰いますv」
ブーイングの嵐だったが、マドレーヌ先生の笑顔の裏には、栄えられなく。
結局、皮むきをする事になった。
「ライチーっ皮ごと食べちゃ駄目だよ!!」
背のちっこい、パインが言った。
でも、ライチは、お構い無しと林檎を一つ食べ上げ。
「パインも、食べるv」
笑顔が怖い、ライチ。
「え、遠慮しとく...。」
「遠慮しなくていいからv何なら、食べさせてあげようかv」
相変わらずの、従兄弟。
「元気だね。ライチとパインも。」
「シードルも、林檎食べたら良いじゃねぇか。まだ、こんなにもいっぱいあるんだからさ。」
「皮ごとなんて、食べられないよ。」
横に一緒に並び、林檎の皮をお手の物と、楽々むくカシスに。
苦戦しながら、ゆっくりとむいていく、シードル。
「やったぁ!一個、むけた!!」
シードルが、むいた林檎はぼこぼこになっていた。
「むけたと言うのは、こういうモンだろ。」
カシスは、そう言い。自分がむいた、林檎を出す。
悔しいほど、上手にむいてある、林檎。
「食べるか?」
「...い、いらない!!」
「そう、言わずにさ。」
カシスは、林檎をシードルの口に当てる。
シードルは、仕方なくカシスのむいた林檎を食べる。
「おいしぃ...。」
「だろーv」
シードルは、何かがムカついたらしく、またもくもくと林檎を、むき始める。
「うわぁ〜!!助けてー!!」
「あっ!!パイン!!シードル!!危ない!」
家庭科室を、走り回っていたライチが声をあげる。
シードルが振り向こうと、後ろを見たら。
パインが、つっこんで来た。
ガラガラガッシャーッン!!
「シードル!?」
「痛ッ...。」
シードルが、左手の人差し指と中指を、右手で包んでいる。
手には、血が垂れ流れている。
「シードルさん!!だ、大丈夫!?」
パインは、パニックに陥ったらしく、涙が流れている。
「大丈夫...。」
「大丈夫じゃねぇだろ!!」
カシスは、シードルの左手を掴み。
血が出ている、傷口に口付ける。
「か、カシス!!!?」
「先生!!保健室行って来ます!!」
カシスは、シードルを抱き上げ、走って保健室へ向かう。
その時の、シードルの顔は林檎よりも、赤かった。
カシスとシードルが、家庭科室から出て行ったあと。
大泣きのパインと。何故か、喜んで“ネタ帳”と書いてある、ノートに何かを書いているライチが居た。
大泣きのパインを、無言で頭を撫でる、ガナッシュも居た。
++++++++++ あとがき ++++++++++
マジバケ小説、久しぶりです!!
カシドル。
楽しく書いていた〜v
ライチの、性格は管理忍そのものです。
林檎、美味しいですよね〜v
長野の林檎食べたことあるんですけど、蜜が沢山あって美味しいですよ〜v
2003/10/1 魂