ある日、暗闇に迷い込んだ。
何処までも暗く。
何処までも寒く。
自分が、存在しているのかすら分からなかった。






お化け屋敷






ここは何処だろうと。
周りを見た、暗く。
自分さえも見えず、自分の声も聞こえなかった。

まるで、お化け屋敷。

彷徨い、迷い、疲れた。
逃げたい逃げたい。
助けて助けて。

















ぎ ゅ っ . . .









暖かなものがあった。
上を見上げると、見覚えのある顔があった。

「葉っ...。」
「どーかしたんか、ハオ?」

僕が、抱きしめられて人は、葉だった。

「僕...何かに、喰われた。」

怖かった。暗闇中。
何の暗闇かは、検討つかなかった。

「泣かないんか?」
「泣かない。」
「泣いてもいいんよ。別に。」
「泣かない。」

自分の弱さを知った。
弱さを知ってしまった。

一度、恐れを知れば。
足がすくみ。体が震えてくる。

「葉。僕、帰る。」
「大丈夫か?」
「...不覚だ。」
「何が?」
「ん〜、自分の弱さを知った上に。葉に、慰められた。」
「...別に、弱さなんて見せてもいいじゃんか。」
「人の気も知らないで。」

葉は、少し考えて。

「まぁ、寂しくなったら。いつでも、オイラのとこ来いよ。いつでも、待ってる。」

「...気が向いたらね。」


また、不覚。
あいつの言葉に、照れるなんて。











++++++++++ あとがき ++++++++++

管理忍、初・葉ハオ小説。
お初でしたので、難しかった!!
いやぁ〜...どうも、長い小説は苦手ですね。
短編です。
ネタが浮かんだら、長い連載物でも書こう。

話は変わって、お化け屋敷苦手です。
暗いし、怖いし。最悪だよ。
餓鬼の頃は、お化け屋敷に入って、大泣きでしたよ。
作り物のお化けなんて嫌ですな。
本物なら良いですけど。(え?)

2003/9/4/ 魂