花びら。
黒い煙。
炎。
涙。
a tear a
“旅人さんが来てくれて良かったです”
白い城門が見える。
丸い城門に、囲まれた国。
城門から十二時の方向に、モトラドのエンジン音が聞こえてくる。
その音は段々大きくなる。
旅人が、休養と観光で三日間滞在する事を告げた。
管理室にいる、中年ぐらいの男が笑みを浮かべていた。
門が開く。
国の中は、普通だ。
死体も無い。殺し合いもしていない。
平和な国。
旅人とモトラドは、今夜明日泊まるホテルを探す。
国の人達は、何やら不思議な笑みを浮かべている。
城門前に居た、男みたいに。
それを横目で見ながら、ホテルを探した。
一つのホテルが有った。
高そうでも無く、清潔そうな一軒のホテル。
ロビーで、受付を済まして、一つの部屋へ案内された。
ベットが有り。小さなタンスもあり。机もある。
もちろん、シャワーもあった。
全体的が白で、統一してある部屋。
「有難う御座います。」
旅人が一言お礼を言い。
案内人は、部屋を出る。
モトラドを、ベットの横に止め。
ベットの上に倒れこむ。
「キノ。この国何か、変だよね。」
モトラドが言う。
キノと呼ばれた、旅人が答える。
「いきなり、何を言うんだい?」
そっけなく答え、来ていたジャケットを脱ぐ。
「そら、皆笑っていたけど。変とはまだ、分からないよ。
明日、誰かに聞いてみよう。この国の事。」
モトラドが一呼吸置いて。
「...まぁ、ね。」
「それはそうと、エルメス。」
「ん?」
「これ、どうする?」
キノがエルメスの前に、一つのビンを差し出した。
そのビンの中には、丸い粒がいっぱい入っていた。
粒と一緒に、ピンク色の花びらも数枚あった。
「何だろうね。」
「風邪薬じゃないよね?」
「キノは、風邪ひいてないよね。」
「ね...じゃあ、何だろ?」
「あの、おっちゃん。何か教えてくれなかったしね。」
そのビンは、城門前で貰った。
何も言われずに、貰った。
ただ、持っていろと言われただけ。
「何もかも、明日聞こう。今日は、疲れた。」
「まあね...ぶっつけで走ったからね。」
「エルメス。」
「ん、何?」
「おやすみv」
++++++++++ からーなあとがき ++++++++++
連載二代目。
カラーなあとがきをしてみたりv
エルキノですvエルキノーv
題名の英語は、多分「涙」です。(多分?)
ビンが登場!!
さぁ、なんでしょう!!?
答えは、次回v
それまでに、色々と妄想して見てくださいv
カラーなあとがきは、読みにくいでしょうか?
今度は、会話モノにしてみよう。
2003/9/24 魂