コロシアム −killing; a murder− b




入国して、一日目。

「キノー!本気?」

モトラドが心配そうに言う。

「本気だよ。いまさら何を言うんだい?エルメス。」

キノと呼ばれた、旅人が答える。

「だってさ...。」
「ボクなら大丈夫だよ。じゃあ、そろそろ予選にでも言ってくるよ。」


パースエイダーの有段者が集まった、試合。
38人の、人が集まり。
予選が開催される。
本選に残れるのは、12名。







ポ ン ッ


キノがエルメスのヘットライトを軽く叩く。

「ん?もぅ、終わったの?」
「ただいま。本選に、残ったよ。」
「そ。」
「怒ってる?」
「別に。」
「大丈夫だよ。ボクは、市民権には興味がないから。」
「...まさか、ただの銃弾につられて?」

エルメスが呆れた様な声で聞いて、キノが答える。

「ま。そんなところかな。」
「じゃあ、市民権はどうずるのさ?絶対条件でしょ?」
「その条件を貰う前に、この国を出る。戦いが済んで、銃弾を貰ったら、すぐに発進させよう。
それで、どうだい?エルメス。」
「まーねぇー。文句なし。」
「そりゃ良かった。」

キノはエルメスを押し、宿舎へと戻る。
部屋に入り、ベットの横にエルメスを止める。
コートを脱いで、ジャケットを脱ぐ。

「シャワーを浴びてくるよ。」
「はぃはぃ。」

久しぶりだなー。と言いながら、シャワーを浴びるキノの声が聞こえる。

「久しぶりにさっぱりしたかな。」
「それよりさ、キノ。」
「ん?」

ベットに腰を下ろし、頭をタオルで拭く。

「その、ほっぺの傷は何?」
「あぁこれ?弾がかすった。」

キノの頬には、一線、線がはいっている。

「キノらしくない。ミスだね。食べ物の事でも、考えてた?」
「んー。違う。」
「じゃ、何?」

キノは目を細めて。

「エルメスの事、考えてた。」
「何で?」
「機嫌悪そうだったから。何でかなー?って考えてたら、撃たれた。」
「あーぁ。」

「じゃ、おやすみ。」
「ん。おやすみ、キノ。」









++++++++++ あとがき ++++++++++

連載二話目。
エルキノっぽくなったーv
キノが、負傷するところが見てみたかったんですよ。
でも、これから重症もさせますよv(えぇ?)
まだまだ、面白くなりますよーv
五話ぐらいで、終わる予定です。
終わるかな?

あぁ!モトラド欲しいなー。
喋るモトラド。
ぅー...。

2003/9/13 魂