二種生
花材ーまき、黄菊
〈真―しん〉をたてる
立派で伸びやかな枝を使用 付き枝も生かします
剣山中央に挿します
根元は斜めにカットし切込みを入れると挿しやすい
〈後ろあしらい〉
真の右後ろに真より少し低い枝を挿します
右斜め後ろに働く(真の付き枝と重ならないように)
〈前あしらい〉
真の左前にもう1本のあしらいを挿します
左斜め前に働く
〈副―そえ〉を入れます
高さは真の約2/3
左斜め後ろに働く
真より力が少し弱くて広がった枝を使用
足元は剣山の一番後ろで真の後ろ
この作品のポイントは足元が前から見て1本に見える事
〈副のあしらい〉
副より短い枝を副の前にバランスよく挿します
作品は副の付き枝が在ったので1本ですが通常は2本
黄菊3本の中で真直ぐなものを選び
真の前あしらいの前に挿します
真の高さの1/3〜1/2

花が一番開いている1本を低く挿します
次に一番前に3本の中で2番目の高さの菊を指します
菊3本は真より右側で右斜め前に働きます
全体を眺め重なった枝などをカットして姿を整える
完成です  この作品は菊の葉が少し大かった
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二種生けークルクマ
花材―クルクマ三本
〈真―しん〉
剣山の中央にクルクマ(前方に葉が1枚ついている)を挿す
葉は裏が見えている
葉は上下にスライドさせて調節します
この時、花下に茎がスッキリ見えるようにすると良い
〈真の後ろあしらい〉
真より少し短い花を右後方に挿す(葉は花の後方で表が見える)
根元は前から見て一直線に見えるように挿します
右後方に働く
〈副―そえ〉
今挿した左後方に葉のみ長短をつけて挿します(短かい方が前)
前から見て葉の表が見えます
左後方に働く
〈体―たい〉
〈真〉の前にクルクマの花を挿します
〈真〉の高さの1/3の高さ
花を囲むように前後に葉を添えて姿を整えます
前のほうが長い
一番前の葉は右前方に働く
完成
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