ここでは、電子メールによる建築相談や、今までに私が経験した事などでこれから土地を購入される方や建築をご検討になってみえる方々にアドバイスができればと考えています。
設計事務所のイメージがもっと身近に考えていただければ幸いです。
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土地購入時のアドバイス
- 基本的な事ですので覚えておいて下さい。
土地の購入時に不動産屋さんに確認しておくべき事項です。
- 新しい造成地の場合は、まずなんと言っても地盤の善し悪しでしょう。この条件が悪いと建設時に基礎工事に対して予想以上の金額が、かかってしまう場合があります。
どうすれば良いかですが、購入前に地質調査をさせていただけるものではないので、近隣の方に造成前の土地の状態を聞いて見るが良いかもしれません。まず農地であったり下手をすると、池や沼だったとか言うケースもあります。この場合は、まず通常の基礎工事では対応できませんので、それなりの補強工事を覚悟して購入するか、他の物件をさがされた方が良いのでないでしょうか。
- 隣地との境界線の明快な説明と境界杭の設置。これがしっかりしていないと後々まで隣地の方と気まずい仲になってしまいます。
- 次に、その土地や周囲の1日の日照状態・交通量です。四季を通しての環境もですね。以外と冬場の強い風がくせ者になる場合があります。特に町中のビル風には結構後で泣かされている物件を多く見かけます。はじめからわかっていれば、それなりに対処できるものです。
- また、交通量も平日の朝夕と休日では格段の差があるモノです。土地を見に行ったのが休日なら、もう一度平日に再度確認されると良いと思います。きっとイメージが違ってくると思います。
- 土地の設備面にも気を付けましょう。まず水道ですが、宅内引き込み管の有無とその太さです。
団地造成ではまず問題ないのですが、昔からの町中の土地では13ミリ程度のモノしか入ってない場合がありますので要注意です。
- これは、専門的な話になるのですが、用途地域等の確認ですね。これは、土地のある市役所や役場に行ってお聞きになれば教えていただけますし、そのときに、土地に接している道路の事も聞いてみられる事をお勧めします。巾4メートル未満の道路に接しいる時は要注意ですし、都市計画道路にかかっている場合もあり得ます。
- その他にも土地の登記関係等も調べておくべきでしょう。さてこれらの事を仕事の合間にやるのは大変ですね。設計事務所の業務としては敷地調査もあり、建物の用途との土地の関連については基本設計段階での重要なポイントです。色々と相談にのれるのではないかと考えてます。
相談メールでの回答をして思ったのですが、設計・施工時の契約についてモノが多いので次回アドバイスはそのあたりを考えています。
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