津レンジ川柳歌壇
 
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ただし、新作未発表に限ります。
 
令和6年5月25日
参百七ノ段: ミツバチや 集まりて来し ウルシ花(ハチミツ好きアーチャー)
評:人間なら「かぶれる」から近寄りたくないウルシですが、ミツバチはそのリスクを度外視してまで蜜を集める様子を詠んだ珠玉の句です。
 
令和5年11月4日
参百六ノ段: 米伍キロ 当たって今年の 年を越す (津フェスアーチャー)
評:津市民大会の豪華粗品の米5キロが当たれば、あと年末まで食いつなぐことができるという、庶民の切実なる願いを詠んだ珠玉の句です。
 
令和5年10月15日
参百伍ノ段: 鹿の鳴や レンジで聞くは 我ひとり (添削したアーチャー)
評:津レンジの森で親シカがしきりと子シカを呼んでいますが、レンジには子シカはおらず、付近には自分シカいなかったことを読んだ珠玉の句です。
 
令和5年10月9日
参百四ノ段: 我ひとり 鹿の鳴聞こゆ レンジかな (さっさと帰ったアーチャー)
評:たまたまレンジでたった一人シカいなかった時、シカの鳴き声が至近で聞こえ、心細くなってさっさと帰ってしまったことを詠んだ珠玉の句です。
 
令和5年2月27日
参百参ノ段: 初試合 ベストを尽くし 山笑う(初心者アーチャー)
評:先日の隠屋内試合で、初試合の舞台を踏んだ方も多かったようです。そこでベストを尽くし、その結果、いろいろな気づきがあり、一気に射技アップとなればいいですね。
 
令和5年2月20日
参百弐ノ段: ハレの日も 雨の日もある アーチェリー(悩めるアーチャー)
評:1年半ぶりの投稿です。好調で晴れやかな時があれば、絶不調で土砂降りの日もあります。管理人は毎回後者の方で、滅多に晴れることはありませんけど。どれだけ悩んでも、一筋の光さえ見いだすことができません。
 
令和3年10月9日
参百壱ノ段: ド真ん中 ドントスリープ 隣的(熱中症アーチャー)
評:アーチャーはいつもド真ん中を狙っています。しかし、なかなか思うように飛ばないどころか、隣の的のド真ん中に当たることがあります。よって、隣的といえどボーッとしていてはいけないという状況を描いた珠玉の作品です。
 
令和3年8月29日
参百ノ段: 法師蝉 今の命を 賛美する(鳴き声がうるさいと言ってごめんねアーチャー)
評:昼過ぎから夕刻にかけて、ツクツクボウシがけたたましく鳴いています。この蝉が鳴き出すと「もう夏も終わりかなぁ」と寂しく思うのですが、今年は7月初旬頃から鳴いており、地中の温暖化で成長に影響を及ぼしているのではないかとの説もあるようです。
 
令和3年8月14日
弐百九拾九ノ段: ヴァー カキーンコロリ トホホのホ(レスト落ちアーチャー)
評:矢がレストから落ちていたことを知らぬまま射ってしまい、気が付いたときには既に遅し。悲鳴を上げるも、矢は非情にも鉄柱に命中したのでありました。その惨劇は筆舌に尽くしがたいものがあります。
 
令和3年8月9日
弐百九拾八ノ段: 夏空に 矢の音軽し アーチェリー(夏休みアーチャー)
評:夏休みに入り、涼やかな津レンジでアーチェリーを楽しむ姿が見て取れます。ただ、的中音が軽いと畳に縁に当たっていることが多いのですが。
 
令和3年7月22日
弐百九拾六ノ段: X(エックス)に入れても 騒ぐはカラスだけ(ひがみアーチャー)
評:初めての「句またがり」の高度なテクニックを使った修行の作品です。オリンピックでは、土壇場でエックス(インナー10点)に入れて大興奮していますが、ここ津レンジでは、せっかくエックスに入れても、カラスがその価値を知ってか知らずか「あほー、あほー」と鳴いていました。
 
弐百九拾七ノ段: 喜びは 天知る 地知る 皆ぞ知る(ひがみアーチャー)
評:時節柄、オリンピックでの活躍ですね。
 
令和3年7月22日
弐百九拾伍ノ段: 梅雨明けし コロナはいまだ 居座りつ(コロナ開けを待つアーチャー)
評:ワクチンを射って耐えるしかなさそうです。
 
令和3年7月3日
弐百九拾四ノ段: 引けばすぐ 視線をそらす 蚊の羽音(蚊取り線香忘れたアーチャー)
評:津レンジの蚊は、アーチャーが弓を引いた瞬間が一番無防備であることを知っています。ぷぅーんという蚊の羽音が耳に入ると、アーチャーは思わず視線を的からそらしてしまいます。
 
令和3年6月20日
弐百九拾弐ノ段: 老鶯(ろうおう)に 未来を託す ほととぎす(バードウオッチアーチャー)
評:ホトトギスは、自分が生んだ卵をウグイスの巣に託す習性があるそうです。
 津レンジの森で6月になっても鳴いているウグイス(老鶯)に、ホトトギスはまんまと自分の卵を抱かせ、リスクを顧みず種族の未来を託している、ちゃっかりとした性格に敬意を表す珠玉の句です。
弐百九拾参ノ段: 新型の コロナに見える 伍色的(心配性アーチャー)
評 昔、管理人の父なんぞは、新型コロナにしようかブルーバードにしようか、はたまたアコードかと、家族を巻き込んで販売店巡りをしたものです。
 現代の新型コロナは誰も寄りつかない逸品ですが、心配性の方は、コトもあろうにターゲット用の的に見えるようです。
 
令和3年3月27日
弐百九拾壱ノ段: これからは 射ちてし止まん ワクチンを (新コロナウイルス撲滅アーチャー)
評:ワクチン接種によって、敵を射(打)ち砕かずにおくものかという、決意を新たにした珠玉の一句。
なお、「打ちてし止まん」とは、もともと「敵を打ち砕いたあとに戦いをやめよう」の意の慣用句で、戦時中に「敵を打ち砕かずにおくものか」という意に変化し、国民精神の発揚のために使われたようです。
 
令和3年2月6日
弐百九拾ノ段: 的にして 射ってやりたや コロナ菌 (マスクマン)
評:年が明けて1ヶ月が経とうとしていますが、コロナは終息の兆しが見えず、節分もマスクが手放せません。この際コロナウイルスを的にして撃退したい気持ちです。
 
令和2年12月12日
弐百八拾九ノ段: 師走とて まだまだ続く クリスマスク (マスクマン)
評:師走となってもコロナは終息の兆しが見えず、クリスマスもマスクが手放せません。街中みんなマスクだらけで、素顔や表情が分からない昨今ですが、アーチェリーはマスクをしては射てないので、素顔も表情も見えて面白いですね。
 
令和2年10月18日
弐百八拾八ノ段: 秋深し 隣もマスク する人ぞ (マスクアーチャー)
評:秋になっても街中みんなマスクだらけで、素顔や表情が分からない昨今ですが、アーチェリーはマスクをしては射てないので、素顔も表情も見えて面白いですね。
 
令和2年10月3日
弐百八拾六ノ段: 津レンジの 射線に響く 「あっ!」の声 (悲鳴アーチャー)
評:管理人は、不調の原因を弓具に求め、とうとう買い換えてしまいましたが、やはりミスショットを撲滅することはできず、思わず「あっ!」と叫んでしまいます。
 
弐百八拾七ノ段: 「あっ!」の声 射線に響く 秋の空 (前段パクリアーチャー)
 
令和元年11月16日
弐百八拾伍ノ段: 年月の 流れを止めて 弓を引く (不老長寿アーチャー)
評:弓を引く時は、呼吸を止めますが、年令を重ねるにつけ、年月の流れも止めてしまいたい衝動に駆られます。
 
令和元年11月2日
弐百八拾四ノ段: プスプスは ポンポンより 高い点 (耳すましアーチャー)
評:耳を澄まして的中音を聞くと、プスプスという音がする時は、赤や黄に当たっています。しかし、ポンポンという音がしたら、白や的外ということが多いです。
 
令和元年9月28日
弐百八拾参ノ段: ポンポンと 的が陽気に 腹鼓 (熱気ムンムン アーチャー)
評:秋となり、アーチェリーに最適な季節となってきました。調子よく射っていると、的もそれに合わせてポンポンと陽気に腹鼓のような音を立てます。しかし、それは、黄色に当たったときの音で、管理人のように、シロに当たったときは乾いたパンッという音になります。(藁)
 
令和元年9月14日
弐百八拾弐ノ段: 栗めぐり サルとの一戦 秋の陣 (好戦的アーチャー)
評:秋となり、津レンジの栗が実ってきました。栗好きの会員がサルを蹴散らしながら栗拾いをするも、サルはイガを投げつけながら応戦するという、微笑ましいメルヘンな世界を詠んだ珠玉の作品です。
なお、レンジには富有柿もありますが、こちらは、熟するやいなや、サルが持って行ってしまいます。これこそ、サルヒト合戦と言うべきでしょうか。
 
令和元年8月24日
弐百八拾ノ段: 秋近し その日暮らし(蜩)で 泣けてくる (シニアアーチャー)
評:秋が近くなり、ヒグラシの景気の良い鳴き声が聞こえてきました。しかし、自分の財布の中は、そのヒグラシで、そのギャップに泣けてきたさまを詠んだ、珠玉の作品です。
 
弐百八拾壱ノ段: カラフルな 的に背いた 白い花 (30mアーチャー)
評:ターゲットアーチェリー用の的は黄色、赤色、青色、黒色、白色と、景気よくカラフルですが、その的に背くように清楚な純白のユリの花が咲いていたという、珠玉の作品です。
 
令和元年7月28日
弐百七拾九ノ段: 塩飴を 舌にからませ 弦を引く (熱中症アーチャー)
評:今年の梅雨はダラダラ梅雨で、いつまでたっても明けません。昨年は今頃、連日36℃越で命の危険さえアナウンスされていたのに、今年はそれほどでもなさそうです。
 しかし、夏は不順でも夏です。25℃を越えると発汗で塩分を取られるので、熱中症対策に塩飴をなめながら練習にいそしむなど、健康のためアーチェリーに熱中しすぎないようにしたいものです。
 
令和元年7月13日
弐百七拾八ノ段: 写真なら みんな揃って トップアーチャー (新聞記者アーチャー)
評:令和元年7月7日の中日新聞津市民版にメンバーの集合写真が掲載されましたが、写真を見る限りみんな揃ってトップアーチャーのように見えてしまいますね。(藁)
 
令和元年6月23日
弐百七拾七ノ段: 今日ふく 風の涼しさ 羽音で知る (孤独なアーチャー)
評:平日の津レンジは、静寂に包まれます。一人で射っていると、集中しているせいか、風の涼しさを矢の飛翔音で感じることがあります。
 
令和元年5月25日
弐百七拾六ノ段: 引く弦に 熱き接吻 黄金丸 (オリンピアンアーチャー)
評:弓を引くときは、鼻筋から弦に唇を付けて云々というノウハウがありますが、弦に熱く接吻するがごとく弓を引くと、おのずと的の黄金の丸の部分に当たるはずという、ロマン溢れる珠玉の句です。
 
令和元年5月11日
弐百七拾伍ノ段: 思わくの 「安」の字入らず 「令和」かな (安久安寧安泰アーチャー)
評:巷間、新元号は「安久」とか「安寧」とか「安泰」とかが、候補に挙がっていたとか噂されていましたが、官房長官の発表では「令和」となりました。
 英語ではビューティフルハーモニーということらしく、漢字で言うより英語で表現した方が、的確に意味が伝わるというのも皮肉なことですね。
 
平成31年4月14日
弐百七拾四ノ段: 的狙う 心が先に 外れ矢に (万年ヘボアーチャー)
評:的中させたいという気持ちだけが先行し、矢は的外に飛んでいくという、管理人のようなアーチャーにありがちな出来事を淡々と詠んだ珠玉の作品。
 
平成31年4月6日
弐百七拾参ノ段: 令和とな 我は昭和の生き残り (高齢者アーチャー)
評:4月1日に次の元号が「令和」になることが発表されました。管理人は、以前、明治生まれの方が「私は明治・大正・昭和と生き抜いてきた。」と言われていたのを聞いたことがありますが、今度は自分が「昭和・平成・令和」と生き抜くことになろうとは思ってもみませんでした。
 ところで、表計算ソフト「エクセル」は、なにか修正パッチを当てて「令和」で日付入力ができるようになるのでしょうか?
 
平成31年3月30日
弐百七拾弐ノ段: 残心を 決める姿は ソクラテス (オリンピアンアーチャー)
評:リリース直後の残心は、毒杯を手にするソクラテスの最後を描いたジャック=ルイ・ダヴィッドの画に通ずる迫力がありますね。
 
平成31年3月2日
弐百七拾ノ段: 春が来て くしゃみ三回 サル三匹 (花粉症アーチャー)
評:3月になり、ようやく春が来たと思ったら、花粉の洗礼を受けクシャミを三回連発して、思わず山を見たところ、サルが三匹杉林の中を元気に跳ね回っていたという、珠玉の作品です。
 
弐百七拾壱ノ段: びびり犬 今日もやっぱり びびり犬 (>_<)
評:猟期に入り、人間の耳には聞こえないけれど、遠くで発砲音がするのか、ウランちゃんが例のごとくびびりまくり、ガタガタ震えてIUBさんに「逃げましょう!」と助けを求め、全く練習にならないさまを詠んだ、生活感溢れる作品です。
 
平成30年11月3日
弐百六拾九ノ段: 冬近し 出番まだかと ダルマ待つ (にらめっこアーチャー)
評:11月に入り朝晩は冷え込んで参りました。こんな時は、ダルマさんとにらめっこして、暖まりましょう。
 
平成30年10月27日
弐百六拾八ノ段: 鈴虫の 音にほだされて 的はずし (風流アーチャー)
評:鈴虫の鳴く季節となりました。その音が美しすぎてつい気をとられて的を外してしまったという、風流な作品です。
 
平成30年10月19日
弐百六拾七ノ段: おかしいな”今日”の弓具は滑車付き!(鞍替えアーチャー)
評:今日はヤケに引く感覚が違うなぁ。最初は重くて途中でいきなり軽くなる。タブを使わないかわりに引き金のようなモノを使えと言われるし、弓をよく見ると滑車が付いていて、ナンか変な感じ。津レンジでも仲間が増えるといいな。
 
平成30年9月17日
弐百六拾六ノ段: 誰が植えん ゆかしさしのぶ 菊の花 (菊人形好きアーチャー)
評:ふと画伯の珠玉の作品の壁画を見ると、そのたもとにプランターの差し入れがあり、そこにはキクが植えてありました。
 壁画に描かれた2次元の草花と今回の3次元のキクのプランターとで立体感が生まれ、さらに深みを増したものとなりました。
 
平成30年9月15日
弐百六拾伍ノ段: 秋が来て 栗取り合戦 人と猿 (栗きんとん好きアーチャー)
評:津レンジの栗は、まだ小さく色も緑で熟していませんが、もう、イガをとった殻が転がっていました。まだ熟してなくても、人間よりも先に取ってしまおうとする努力は、猿とはいえ涙ぐましいものですね。
 
平成30年9月1日
弐百六拾四ノ段: 蝉鳴くや 夏の終わりを 生き急ぐ (自由研究アーチャー)
評:蝉が活躍する季節は終わりを告げようとしています。今頃ようやく羽化した蝉は、一週間程度の寿命と季節の終わりとを天秤にかけて生き急いでいます。
 
平成30年8月11日
弐百六拾参ノ段: お茶漬けの 具にもならない 蝉しぐれ (夏ばてアーチャー)
評:しぐれ茶漬けは定番ですが、蝉しぐれは食えないので御免被りたいものです。
 
平成30年8月1日
弐百六拾弐ノ段: 夏休み 空蝉つけた ワラ帽子 (子持ちアーチャー)
評:子供(孫かも)が麦わら帽子にセミの抜け殻をつけて遊んでいる様子を描いた珠玉の作品。
麦わら帽子の上でセミの幼虫が脱皮するのは容易なことではありませんが、どこかで抜け殻を拾って麦わら帽子に付けたのでしょうか。残念なことに、最近の子供は夏の炎天下で遊ぶことはなくなりました。
 
平成30年7月29日
弐百六拾壱ノ段: 目が遭って 飛んで逃げるや イタチの子 (動物愛護アーチャー)
評:練習中に偶然イタチの子と目が遭ってしまいました。イタチの子は、自分が射たれると思い、本能的に飛ぶように逃げてしまいました。
 
平成30年7月7日
弐百六拾ノ段: 求道者 激射穴掘り 滝の雨 (七夕豪雨アーチャー)
評:昭和49年の七夕豪雨を彷彿とさせる、滝のような雨の中、射に専念しながら押し寄せる雨水を逃がすために水路の穴掘りをし、まるで修行に励む求道者のように佇む姿が印象的でした。
 
平成30年6月30日
弐百五拾九ノ段: 夏半ば ボケウグイスが ホーホケキョ (鳥愛護アーチャー)
評:7月が目前となったのに、津レンジではまだまだウグイスが鳴いています。
でも・・・ウグイスは春告鳥と言われるように春の鳥のように思われていますが、ウィキペディアによると、8月下旬までは鳴いているそうです。
でも津レンジでは、その頃はセミが大合唱しているので、それにかき消されて聞こえないだけで、決してウグイスがボケているわけではないようです。
 
平成30年6月9日
弐百五拾八ノ段: 新緑に 特許許可すと 鳥の声 (鳥愛護アーチャー)
評:新緑の季節となりました。鳥のさえずりがあちらコチラから聞こえてきます。津レンジではホトトギスが、トッキョキョカスと早口言葉で鳴くのですが、アーチャーにはこの早口言葉はマネできません。
 
平成30年6月2日
弐百五拾六ノ段: テンションも サイトも下がる 梅雨かな (雨男アーチャー)
評:梅雨の季節はイヤですね。降り出しそうな空模様にテンションは下がりっぱなし。それじゃダメじゃん!
 
弐百五拾七ノ段: 草刈って カップルカエルに にらまれる (にくまれアーチャー)
評:せっかくのデートだったのに、邪魔しないで!(カエルより)
 
平成30年5月19日
弐百五拾伍ノ段: 満射より 完射で〆る 今日の汗 (体力アーチャー)
評:10点を6射するより、1試合分を射ちきるほうが達成感がある年代になってしまいました。
安易にポンドダウンすると、しばらくは余裕で射てても、すぐに体が楽な方に馴染んでしまい、満射どころか完射すら難しくなりますね。満射して完射できれば感謝です。
 
平成30年5月3日
弐百五拾四ノ段: ポンド数 上げて星とぶ クラクララ (ヘボアーチャー)
評:調子が上がってくると、ついついポンドアップしてみたくなります。もしかすると、そのポンド数に達することが、当初の目標だったのかもしれません。
 しかし、上げたとたんに射が思うようにできず、点が飛び、我を忘れ頭がクラクラして、アニメよろしく星が飛びまわっている様子を詠んだ珠玉の句。
 なお、安易にポンドダウンすると、これもまたドツボにはまります。
 
平成30年3月31日
弐百五拾参ノ段: ときめきを 射って始まる 余生かな (射楽)
評:いくつになっても、ときめきは大切です。的を射ってときめくなんて、ステキじゃないですか。
 
平成30年3月17日
弐百五拾弐ノ段: 的だって うまい人には すり寄るで (全日本的紙協会)
           すり寄らぬ 身となりたしや 春の暮 (全日本潔癖協会)
評:うまい人は、どんな環境でも的中させますね。あたかも的の方からやって来るように。エライさんの奥方さまにすり寄って、うまい人になろうとする輩もいたようですが、罠があることもわからず、うまい人のところへノコノコと行くのもナンですな。人生を他人にすり寄ることなく潔癖に過ごすのはカッコいいですけど、サカナのすり身で作った練り物は美味しいですね。
 
平成30年3月3日
弐百五拾壱ノ段: 春風や 恋も花粉も 運びけり (余計なお世話アーチャー)
評:過ぎたるは及ばざるがごとし
 
平成30年2月17日
弐百五拾ノ段: 初雪がアローにまといサイト下げ (ベテランアーチャー)
評:さてさて、雨と雪ではどちらがサイトがさがるでしょうか?管理人は、別の要因でサイトが下がりますけどOrz
 
平成30年2月12日
弐百四拾九ノ段: 考えが及ばず川柳ついに尽き (才能なしアーチャー)
評:プレバトで夏井先生に「才能なし」を付けてもらいましょうか。
 
平成29年12月23日
弐百四拾八ノ段: キツツキの せわしき音ぞ 師走かな (コトコツアーチャー)
評:コツコツコツとキツツキの連打する音が聞こえてきます。樹木に寄生する昆虫を食べているようですが、求愛行動もあるようです。
 
平成29年9月23日
弐百四拾七ノ段: ウラン来て サル・キジ来たなら 桃太郎 (昔話好きアーチャー)
評:でも、ウランはグルメなので、きび団子では桃太郎について行かないかも。
 
弐百四拾八ノ段: 草刈りや 刈った後から 伸びる音 (トラガリアーチャー)
評:この時期はせっかく除草作業をしても、数日で15cmも伸びてしまいます。一日に2〜3cmは伸びる計算で、耳を澄ませば音をなして伸びているような気がします。
 
平成29年8月23日
弐百四拾伍ノ段: 猿が来て 鳥来て 来年うらん年 (十二支アーチャー)
評:津レンジの十二支の戌歳は「うらん歳」です。
 
弐百四拾六ノ段: 草刈りは デート蛙が ヤメてケロ (動物愛護アーチャー)
評:津レンジで草刈りをしていると、草の間から2匹のカエルが跳びだしてきました。まさに命からがら逃げ出したのでしょうけど、せっかくのデートを邪魔してごめんなさい。
 
平成29年6月15日
弐百四拾四ノ段: くそくそと 瀑布のごとく 放つ夢 (病床アーチャー)
評:自宅での療養生活に飽き飽きとし、とてもおとなしくしていられず、レンジへ行きたくて退屈しているさまを詠んだ句。ただし、「くそくそ」は汚いので「うんち」と言ってください。(藁)
 
平成29年6月4日
弐百四拾参ノ段: 夏草を 刈るととび出す 雨ガエル (一茶アーチャー)
評:夏草が生い茂る季節となりました。この夏草は単に「雑草」ではなく、これをねぐらにする生き物にとっては大切なものです。何も知らないニンゲンが、不用意にこれを刈っていると、ねぐらにしていた雨ガエルがビックリして飛びだしてきたという珠玉の一句。
 
平成29年6月3日
弐百四拾弐ノ段: 夏が来て 射つときキンチョー 刺されてキンチョー(あがり症アーチャー)
評:キンチョーの夏、日本の夏!。鬱陶しいメマトイ蝿も駆除したいですね。
 
平成29年5月25日
弐百四拾壱ノ段: 楽しくて たまらぬように 跳ねる弓 (退屈する病み上がりアーチャー)
評:アーチェリーが楽しくて楽しくて、それが弓にも乗り移って、軽快にリムが跳ねるさまを詠んだ珠玉の作品。家にいても退屈でしょうから、早く復帰してくださいね。
 
平成29年5月21日
弐百四拾ノ段: 乙女らの 声が聞こえぬ 津のレンジ (シニアアーチャー)
評:津レンジの会員の年齢層は、シニア世代が大半となっており、乙女の声は絶えて久しくなっています。みんな余暇はナニやっているんでしょうね。スマホばかりいじっていて抜け殻のようになっているのかな。このままでは、負の連鎖ではありませんが、若き活気が不足してしまいますね。まあ、もしそういう人が入会してくれたなら、またもやあのデジカメの餌食となり、きっと魂を抜かれてしまうでしょうね。
 
平成29年5月14日
弐百三拾九ノ段: 紅白の 羽だけめでたし 矢は黒に (縁起担ぎアーチャー)
評:縁起を担いでベインを紅白にしたものの、シャフトは黒に当たっているという、本末転倒の悲哀を語った一句。
 
弐百四拾ノ段: 春に飛ぶ アローの恋は 流れ星 (予選落ちアーチャー)
評:流れ星は「シューティングスター」と言うそうですが、放物線を描く流れ星を、アローをシュートしたときの放物線になぞらえ、あやかりたいとの思いを描いた句。哀れアローは失速し、予選落ちしてしまったそうですけど。
 
平成29年4月30日
弐百三拾八ノ段: ウグイスの 鳴き声うれし ど真ん中 (春うららアーチャー)
評:ど真ん中に当たったときに、ウグイスも祝福してくれているようで、良い季節ですね。
 
平成29年4月22日
弐百三拾七ノ段: サクラ散り ティッシュも散った 春なかば (アレルギーアーチャー)
評:サクラの季節が過ぎ、ヒノキ花粉の季節がやって参りました。行射中にクシャミをしたくなると、戻すべきかそのまま放つべきか選択を迫られます。そのまま放つと、案の定、矢はとんでもない方向へ飛んで行ってしまします。(と、いうよりヘタなだけ!)
 
弐百三拾八ノ段: 五月雨や 射型みだれて 矢も乱れ (生活も乱れアーチャー)
評:五月雨の季節にはやや早いですが、この季節の雨は体が冷え、それがため射型も乱れがちで、そのまま放つと、案の定、矢はとんでもない方向へ飛んで行ってしまします。(と、いうよりヘタなだけ!)
 
平成29年2月25日
弐百三拾六ノ段: 立春の くしゃみひとつで 矢が外れ (アレルギーアーチャー)
評:立春をすぎ花粉の季節がやって参りました。行射中にクシャミをしたくなると、戻すべきかそのまま放つべきか選択を迫られます。そのまま放つと、案の定、矢はとんでもない方向へ飛んで行ってしまします。(と、いうよりヘタなだけ!)
 
平成29年2月4日
弐百三拾四ノ段: エン矢ーコラ矢ッ!とお、ドリフ射ち (長助アーチャー)
評:昔は一つ一つの動作をチェックしながら(止まりながら)射つ「ストップ射法」でしたが、最近はやりの「ノンストップ射法」が主流だそうです。
ゴルフ漫画で主人公が「チャシューメン」とタイミングを取っていたことが有名ですが、この「ストップ射法」は往年の「8時だよ全員集合!」のオープニングの踊りになぞらえ「エン矢ーコヤ矢ッ!」と弓を引いてみましょうか?
 
弐百三拾伍ノ段: 立春の くしゃみ一つで 矢がハズレ (アレルギ―アーチャー)
評:立春となり、またしても花粉の季節がやって来ました。弓を引いているときに、くしゃみが出そうになると必死にこらえるのですが、そうもいかず矢はあらぬ方向に行ってしまいます。でも、花粉のない季節でも、なかなか思い通りに射てないので、矢が外れるのは今に始まったことではありませんけど。
 
平成29年1月2日
弐百三拾参ノ段: 元旦に 三人も寄る レンジかな (三馬鹿アーチャー)
評:平成29年の元旦にも関わらず、津レンジには3人も寄ってきました。一年の計は元旦にアリ。今年の活躍に期待しましょう。
 
平成28年12月24日
弐百三拾壱ノ段: 師走とて 矢取りの足も せわしげに (バタバタアーチャー)
評:なにかと忙しい年の瀬。仕事や家庭の用事の間隙をぬって津レンジへGO!でも、なんか気ぜわしいのは致し方ないところ。遠赤外線で温もっていってください。
弐百三拾弐ノ段: 正月や 黄色に 三本松かざり (ベテランアーチャー)
評:いつも黄色を目指して悪戦苦闘していますが、正月くらいは黄色に三本ともスッキリ入れて、的やベインやノックの色も相まって、松飾りといきたいところですね。
 
平成28年11月5日
弐百三拾ノ段: 津のレンジ 猪鹿蝶で 勝負する(ギャンブルアーチャー)
評:市民大会用の3Dの的は、イノシシ(ウリ坊)とシカとピューマですけど。
 
平成28年10月30日
弐百弐拾八ノ段: キンモクの 香り流れて 的はずし(元々ヘタアーチャー)
評:津レンジのキンモクセイは今が盛りです。良い香りに気を取られて、思わず外してしまいました。
弐百弐拾九ノ段: I have a pen I have an arrow umm arrow- pen(PPAPアーチャー)
評:一発矢かな

平成28年10月16日
弐百弐拾七ノ段: 秋深し いもっ子焼けたか 落ち葉焚き(本当はストーブアーチャー)
評:秋もだんだん深まり、焼きイモがオイシイ季節に。安全なところでやってください)
 
平成28年10月2日
弐百弐拾六ノ段: アーチェリー ああアーチェリー アーチェリー
(謎の外国人 アーチェ・リー 李朝倉)
評:アーチェリーのあまりの奥深さに思わず出た言葉。芭蕉に通ずるものがありますね。
 
平成28年9月18日
弐百弐拾伍ノ段: DLC皮膜 放置したら 酸化鉄 (或手間憩品)
評:久々に弓を出したら、DLC皮膜を施してあるはずのレストピンにサビが発生していたという故事にちなんで、どんな高級品も使わなければただのモノであるという意。
 
平成28年6月20日
弐百弐拾四ノ段: 梅雨きたと 鳴いて知らせる アマガエル (ため池アーチャー)
評:津レンジの北側のため池の住人のアマガエルが、ゲコゲコと鳴いて梅雨を知らせています。グオッ!グォ!とウシガエルも負けじと鳴いていますけど。
 
平成28年4月17日
弐百弐拾参ノ段: アスリート 違法賭博で 明日ニート (BADアーチャー)
評:なんぼアマチュアスポーツでも、国費で強化してもらっている選手は、コンプライアンスも必要ですよね。なんか、賞金試合で稼いでいたそうですけども、チヤホヤされて舞い上がるようでは、杜子春の世界です。選手生命や名誉も剥奪され、明日からニート生活。何らかの世界での再起を期待しています。
 
平成27年12月25日
弐百弐拾壱ノ段: 暖冬で 弦がゆるみて サイト下げ (エルニーニョアーチャー)
評:今年は異常ともいえる暖冬です。
練習中にたまたま矢が落ちてきたのでサイトを下げました。これはきっと、暖かいと弦が多少なりとも伸びるから、きっとそれが原因だと勝手に納得したのでありました。
 
弐百弐拾弐ノ段: オレオレと 池でなくのは サギだった (ナットクアーチャー)
評:津レンジの森の北側には、農業用ため池があります。そこへ飛来した鳥が「オレオレ」と鳴くのでふと見ると、まさにしく「サギ鳥」だったという、嘘のような本当の話でした。
 
平成27年9月19日
弐百弐拾ノ段: スタビ先 トンボとまりて 的はずし (責任転嫁アーチャー)
評:台風2発であっという間に夏が過ぎ、トンボが飛び交う季節となりました。そのトンボがセンタースタビライザーの先端に泊まり、そのため気が散って思わず的を外してしまったという、ほほえましい場面を詠った句。
 
弐百弐拾壱ノ段: 的外射 トンボとまりて 秋を知る (現実直視アーチャー)
評:台風2発であっという間に夏が過ぎ、トンボが飛び交う季節となりました。そのトンボが、あろうことか的を外した矢に泊まるという惨劇を詠んだ句。
 
弐百弐拾弐ノ段: 18mで サル木から落ち 的はずし (責任転嫁アーチャー)
評:台風2発であっという間に夏が過ぎ、サルが活発に活動する季節となりました。そのサルが津レンジの木の上でアケビを採ろうとして自分が落ちてしまいました。行射中、それを見てしまったため、気が散って思わず的を外してしまったという、ほほえましい場面を詠った句。
 
平成27年8月15日
弐百拾九ノ段: 物憂げな ヒグラシ聞きて 晩夏知る (日和見アーチャー2)
評:酷暑の今夏も盆を迎え、そろそろヒグラシが鳴き始めました。夕方の津レンジ周辺の山に響くヒグラシの声は、過ぎゆく夏を惜しんでいるように聞こえますね。
 
平成27年7月5日
弐百拾八ノ段: 向日葵の 一輪咲きて 夏を知り (日和見アーチャー)
評:梅雨入りし、あじさいが満開になったと思ったら、もうヒマワリが咲き始め、暦は着実に夏に向かっていると感じたさまを詠んだ一句。
 
平成27年6月27日
弐百拾六ノ段: あじさいの 咲きてレンジも 梅雨となり (雨男)
評:梅雨入りし、あじさいが満開になった津レンジへぜひどうぞ!なお、管理人の射技はつぼみも付かず、梅雨となって茎も腐ってしまいました。
 
弐百拾七ノ段: カタツムリ 狙っているとき カタメツムリ (スローアーチャー)
評:ナンセンス
 
平成27年6月4日
弐百拾伍ノ段: 梅雨入り ワタシの射技は 晴れ間なし (ヘボアーチャー3世)
評:そろそろ梅雨入りです。梅雨といえども晴れ間はあるもので、洗濯干しに貴重ですね。しかし、管理人の射技はいつもヘタクソで長期低落。全く晴れ間がないことを詠んだ悲劇の一句。
 
平成27年5月30日
弐百拾四ノ段: エックスの 絶えて久しき 畳の音(ね) (ヘボアーチャー2世)
評:的中音は、よく聞くと畳の中心と縁ではちがいます。エックスに当たると「ドン!」と重低音ですが、点が低いほど「パン!」と高く硬い音になります。
重低音を聞くと、スコープで確認するまでもなく高得点を期待できますが、「パン」音ばかりでなかなか点が伸びない悲哀を詠んだ珠玉の作品。
 
平成27年5月17日
弐百拾参ノ段: 五月雨や ワタシの射型は 五月雨式 (ヘボアーチャー1世)
評:5月は五月晴れの日があれば、五月雨の日もあります。五月晴れでも五月雨でも射型のキレイな人はキレイですし、キタナイひとはキタナイままです。
 
平成27年5月10日
弐百拾弐ノ段: 五月晴れ ガード忘れて 腕もハレ  (的貼れアーチャー)
評:今日の津レンジは文字通り五月晴れ。しかし、アームガードの装着を忘れて射ってしまったので、腕が腫れてしまった悲劇を詠んだ珠玉の作品。
 
平成27年4月4日
弐百拾壱ノ段: サクラ散る クシャミひとつで ハナミズキ  (檜アレルギーアーチャー)
評:津レンジのサクラはあっという間に満開になり、早くも花吹雪の様相に。それに合わせるかのようにヒノキの花粉も散り始め、また花粉アレルギーが発症。クシャミが出てハナミズが止まらなくなったところ、ふと見るとハナミズキが咲いていたという珠玉の迷作。
 
平成27年3月15日
弐百九ノ段: 涙雨 耐える藩主の アチェハラに  (ジャイアンアーチャー)
評:藩主の気合い注入行為は、だんだんエスカレートの様相で、もはや「アチェハラ」の域に達しました。
アチェハラの被害に遭った後、ちょうど雨が降り出し、まさしく涙雨となりました。
 
平成27年3月8日
弐百七ノ段: 大魔王 地獄の沙汰も 紙次第  (花粉症アーチャー)
評:杉花粉のつらい季節です。「ハクション」とクシャミをするたびに「〜大魔王♪」と歌い出す不心得者も。クシャミををするたびに体力の消耗が激しく、この苦しさは地獄の様相です。柔らかいティッシュを使うと少しは楽になるのですけど、いかんせん高額なのでつらさが増すだけです。
 
弐百八ノ段: 杉花粉 とんでいるのに とんでもない  (花粉症アーチャー)
評:杉花粉のつらい季節です。こんなとんでもないものが飛散していても、「と(飛)んでもない」とはいかに。
 
平成27年2月28日
弐百六ノ段: マイルより 参るがたまる 海外で  (ストレス アーチャー)
評:外遊で航空会社のマイルが貯まるのは良いが、いろいろな労苦がありストレスで参ってしまうさまを詠んだ気の毒な句。
 
平成27年2月21日
弐百伍ノ段: 亭主吠え 海外赴任 口べらし  (外遊アーチャー)
評:亭主の海外出張は、家計にとって、ひいては会社にとって「体の良い口べらし」であると気づき、思わずこの世の不条理に吠えてしまったさまを詠んだ珠玉の一句。
 
平成27年2月14日
弐百弐ノ段: 新企画 アーチェリー戦隊 プランジャー (ゆるキャラアーチャー)
弐百参ノ段: 鬼気迫る 地獄の軍団 クリッカー (ゆるキャラアーチャー)
弐百四ノ段: 敵を射て センタースタビーム 必殺技 (ゆるキャラアーチャー)
評:今日の昼練でも、アーチャーを散々苦しめてきた「クリッカー軍団」が性懲りもなく「切れない攻撃」で襲いかかってきました。鬼気迫る軍団に対し「アーチェリー戦隊プランジャー」が舞い降り、早速「サイドスタビーム」で反撃しました。軍団はフォロースルーでこれをかわし「羽もげ攻撃」を仕掛け、さらに襲いかかってきます。ア戦隊は「アッパースタビーム」を発射したところ、軍団に「アームガード」で防御され、「クリチョン攻撃」を仕掛けてきました。ア戦隊は「チェストガード」でこれを跳ね返し、ついに必殺技「センタースタビーム」を発射しましたが、この戦いは144本続くのでありました。
 
平成27年2月7日
弐百壱ノ段: キツツキが コツコツコツと 春を呼び (寒がりアーチャー)
評:津レンジのキツツキが樹木を突いて虫を探す音が聞こえてきます。まるで春を呼んでいるように感じられます。この寒い冬の時期にこそコツコツコツと地道に練習することによって、素敵な春を呼び込むことができます。
 管理人は、毎日が冬のようなお寒いアーチェリーをしていますが、いつかは春が来ることを期待して耐えて忍んでいます。
 
平成27年1月30日
弐百ノ段: 審判犬 認定された ワン級に (うらん)
評:「うらん」ちゃんは、いつもレンジで愛嬌をふりまき大活躍。観的にも付き合ううちに「審判犬」となり、ついに倶楽部よりワン級(one級)に認定されました。
 
平成27年1月15日
百九拾九ノ段: 一年の計 修正するなら 今のうち  (弱腰アーチャー)
評:管理人は、初詣で今年の飛躍を誓いましたが、今年の行方を占う「中日インドア」で過去最低の結果に終わり、一年の計の修正に迫られています。
 
平成27年1月1日
百九拾八ノ段: 風雪を 耐えて初射ち 飛躍期す (元旦アーチャー)
評:平成27年の元旦は、次第に風雪となりあいにくの天候となりましたが、そんな中でも初射ちを敢行し、今年の飛躍を誓う姿がありました。
 
平成26年12月27日
百九拾七ノ段: リムむり 指摘に赤面 ありがとう (がんばろう!アーチャー)
評:試合でリムの上下を付け間違ったけど、指摘の声に感謝するさまを詠んだ珠玉の句。
 
百九拾八ノ段: が逆 が悪くて カラ気 (負けるな!アーチャー)
評:試合でリムの上下の間違えを修正した際、の上下を間違うというダブルミスを敢行したものの、そのの悪さをカラ気で克服しようとするさまを詠んだ珠玉の句。
 
平成26年12月25日
百九拾五ノ段: アーチェリー 矢取りも走れ 師走かな (韋駄天アーチャー)
評:師走となり、みなさん気ぜわしく動き回っています。アーチェリーも例に漏れず、走って矢取りをして、短い昼間を有効に使いましょう。
 
百九拾六ノ段: 年の瀬を 迎えて寂し アーチェリー (年忘れアーチャー)
評:今年もなんら努力が報われることなく、寂しく年の瀬を迎えた管理人の心情を詠った一句。
 
平成26年12月23日
百九拾参ノ段: クリスマス きっと誰も来ない 一人きりの津レンジ (達郎アーチャー)
評:山下達郎の名曲のパクリです。
 
百九拾四ノ段: 今日は何の日 クリスマスイブの 前祝い  (お祭りアーチャー)
評:今日は確か12月23日のはず。全国的に祝日のはずなのに、俗世間はクリスマスイブの前祝い。日本人は、太古より外国文化を取り込むことに長けています。
 楽しいこと、商売になることならなんでもよいわけで、とばっちりを受けて12月23日もあえなく飲み込まれてしまいました。
 年末年始に誕生日が来る人は、なんか損した気になりますね!
 
平成26年11月3日
百九拾壱ノ段: 古枯しの 吹いて金なし 紋次郎 (金欠アーチャー)
評:本当は「木枯し」なんですが、古参アーチャーのやる気も萎えさせる寒風が、さらに、わずかな年金しかないサイフの中身も凍り付かせるようなさまを詠んだ珠玉の一句です。
 
百九拾弐ノ段: 猪鹿鳥 射場あらしは どいつかな (ギャンブルアーチャー)
評:近頃の津レンジは、野生動物が地面を荒らし回り、通路から穴ぼこだらけです。その野生動物はイノシシかシカかトリか?はたして・・・・大熊猫さんかも!?
 
平成26年10月19日
百九拾ノ段: どんじりの いが栗落ちて 秋は終わりぬ (落ちこぼれアーチャー)
評:今年も津レンジの山栗は豊作。とは言え、いつまでも樹上にあるわけもありません。
いが栗が一個また一個と落ちて(はたき落として)とうとう最後の一個となり、それを回収し栗菓子を作り、津レンジの秋が終わり冬を迎えるという、輪廻転生を感じる珠玉の一句です。
 
平成26年10月3日
百八拾九ノ段: 弓屋様 アシスト付きの リムください (ヘナチョコアーチャー)
評:弓具店(実店舗)のとりえは、そのアフターサービスにあります。いろいろと相談に乗ってくれますが、矢の飛翔のアシストをしてくれるサービスはないのでしょうか?サービスはなくとも、そんな機能のあるリムをメーカーに開発させてください。
 
平成26年8月30日
百八拾八ノ段: スタビ先 トンボとまりて 的はずし (昆虫愛護アーチャー)
評:晩夏となり、トンボの季節となりました。怖い物知らずのトンボは、引いている弓のまわりをうろうろするので、気にかかります。ましてやスタビの先にとまってしまっては、よほどの度胸の持ち主でないとまともに射てませんね。
 
平成26年8月16日
百八拾六ノ段: レンジまで クモの巣トラップ 潜り抜け (レンジャーアーチャー)
評:夏から秋の季節は、津レンジへの通路にクモの巣がたくさん架けられます。最初に来た人は、これを巧みに潜り抜けるか、木の枝で払いながら進まなければなりません。最初の人が潜り抜けると、そうとは知らない次の人は、必ず巣に引っかかります。
 まあ、ハエや蚊の駆除に役立つのだから、しかたありません。
 
百八拾七ノ段: 閑かさや 射矢に染みいる 弓の声 (平日バナナアーチャー)
評:あたりまえですけど、平日の津レンジは静まりかえっています。そこでの射は、レンジいっぱいに染み渡ります。たまには、一人でじっくり練習するのもいいですね。
 
平成26年8月2日
百八拾参ノ段: クリッカー 音をかき消す 蝉の声 (難聴アーチャー)
評:管理人はただでさえ難聴なのに、夏は蝉の声がレンジに響き渡り、クリッカーが切れる音が聞こえないというさまを詠んだ句
 
百八拾四ノ段: 射型は 涙か 溜め息か (ひばりアーチャー)
評:管理人の射型は自他共に求めるヘタクソですが、これでも一生懸命やっているのですけど。近年は、若い頃のように勢いに任せて射てなくなり、涙も溜め息も出尽くした感がありますね。
 
百八拾伍ノ段: やらせでも 手段を選ばず ネタのため (パパラッチアーチャー)
評:記事を仕込むための写真は、やらせでもなんでもいいんです。ネタになれば。
 
平成26年7月27日
百八拾弐ノ段: ステルス ショットだけ プライドを (だじゃれアーチャー)
評:世の中にはステルスショットなるスタビライザーが物議を醸し出していますが、開発者はプライドを持ったHOYT社だけにWAも許可したとか。しかし、そのプライドはちょっとだけ捨てると、気が楽になりますね。
 
平成26年7月26日
百八拾ノ段: 夏草や アーチャーどもの 夢の跡 (たそがれアーチャー)
評:全日本実業団アーチェリー大会に向け、あんなにがんばっていたのに、不本意な結果に終わってしまって、ふとレンジを見ると、管理が追いつかず夏草が生い茂っている様子を詠んだ句。
 
百八拾壱ノ段: カメラ飲み ピロリ発見 くすり飲み (病自慢アーチャー)
評:ピロリ菌の除菌には、胃カメラでの検査が必須だそうな。そうして発見したピロリ君の除菌には薬をたくさん飲まなければなりません。再検査して、また見つかったら、もっと強力な処方となります。
 そんなこんなで、練習中に病の話に花が咲くようになっては、もう若くはありません。
 
平成26年6月21日
百七拾九ノ段: 五十路にて 天命を知り あきらめず (往生際の悪いアーチャー)
評:孔子は論語で「五十にして天命を知る」(五十になって人間の力を超えた運命をわきまえる)と述べていますが、それを承知の上で「ちょっと逆らってみようかな」という往生際の悪いアーチャーの心根を詠んだ句。
 
平成26年6月14日
百七拾八ノ段: ドア開ける 於大局 散乱し (体調不良アーチャー)
評:津レンジ付近の厠のドアを開けたところ、於大局(おだいのつぼね)が散乱していることを発見し、掃除する羽目になったことを詠んだ詩。みなさん、マナーには気をつけましょう。
 
平成26年6月13日
百七拾七ノ段: 不意に金 だからやみつき アーチェリー (負け惜しみアーチャー)
評:アーチェリーっていうのは、たまにまぐれで金的を射貫くから感動があるのです。いつも当たっている人は感動がなく面白くないでしょうね。お気の毒に。
 
平成26年6月8日
百七拾伍ノ段: 狙えども 当たらぬ黄色に 黄砂降り (ジレンマアーチャー)
評:管理人なぞは、黄砂どころか花粉が積もっています。(泣)
 
百七拾六ノ段: アーチャーに モー娘達が 声援し (ウシガエルアーチャー)
評:津レンジの裏の溜め池では、ウシガエルが「モーモー」と鳴いていますが、アーチェリーレンジで苦戦しているアーチャーたちに声援しているように聞こえます。しかし、今の管理人はモー娘よりAKB(たるがしなくてー垂れる)全盛ですけど。
 それより、管理人は、いつもカラスたちに「アホー!アホー!」と声援(?)されていますね。
 
平成26年6月1日
百七拾四ノ段: レンタルで 六百点越え 新鮮力 (アルミアーチャー)
評:レンタルリムとアルミ矢で50m30mで600点越えをたたき出した会員を称えて詠んだ句。津ア協の新鮮な戦力として期待がされています。
 アーチェリーの的中は、弓具のスペックではないことを、ここでも証明したかたちとなりました。
 
平成26年5月23日
百七拾弐ノ段: 七拾は 距離も齢(よわい)も いと苦し (シニアアーチャー)
評:いえいえ、なにをおっしゃいますやら、まだまだお楽しみはこれから。
   七拾にして心の欲する所に従って矩(のり)を踰(こ)えず。(孔子)
    「70歳になったら自分の心のままに行動しても人道を踏み外す事が無くなった。」
 
百七拾参ノ段: 五月雨に 負けぬくらいの 乱れ射ち (練習不足アーチャー)
評:最近五月雨で天候不順ですが、まだまだお楽しみはこれから。
 
平成26年4月15日
百七拾壱ノ段: 見てるだけ それじゃだめじゃん アーチェリー (実業団アーチャー)
評:決勝ラウンドに残れず、他の選手の射を勉強するわけでもなく、ひたすら寒さと眠気に耐えて見てるだけというさまを詠んだ句。それじゃだめじゃん!
 
平成26年4月1日
百七拾ノ段: 桜散る 花びら射ち抜く 腕となり  (四月ばかアーチャー ウソピョン)
評:今年も津レンジの桜が満開に。このような中、画伯は日頃の血の滲むような鍛錬の結果、とうとう散り始めた桜の花びらを空中で射抜くことができたという、究極の心境を詠んだ一首。
(四月ばかでした)
 
平成26年3月22日
百六拾八ノ段: 安全に 歩射分離式 矢取りかな (得点より安全第一アーチャー)
評:道路では歩車分離式が一番安全ですが、アーチェリーでも行射と矢取りとは完全分離ですね。なんといっても安全第一です。
 
百六拾弓ノ段: 得点より 安全第一 アーチェリー (弐番煎じアーチャー)
評:なんといっても安全第一です。(字余り)
 
平成26年3月1日
百六拾四ノ段: 春が来て 土筆が出たぞ 土竜も出たぞ (矢探しアーチャー)
評:春の暖かさに誘われて、長距離を射ったところ外してしまい、矢探しをしていると、土筆(ツクシ)や土竜(モグラ)を見つけたさまを詠んだ句。
 
百六拾伍ノ段: 来るたびに 饅頭差し入れ それはムリ (赤青黒白アーチャー)
評:赤青黒白(金欠)アーチャーさんは、盛夏のうだるような暑さの中、「名張饅頭」をさしいれていただくという優しい方なんですが、先日は「うまい棒」を大量に差し入れてくださいました。
 実はこのことが負担になっていたようなのですが、管理人は決して「蜂蜜饅頭」を所望しているわけではないので、気遣いのないようにお願いします。
 
百六拾六ノ段: 当たらぬは 春の霞か 老眼か (シニアアーチャー)
評:シニアになると、老眼で目が見えにくくなりますね。目が見えにくいから当たらないのか、春霞で霞んでいるだけか、もしくはPM2.5のせいでしょうか?
 
百六拾七ノ段: アスリート 仕事しなけりゃ 明日ニート (必殺仕事人アーチャー)
評:ソチオリンピックが閉幕しましたが、アスリートだけでメシが食える人はごく僅か。ほとんどの人は、他に職業を持ちながらアスリート稼業をやっていますね。
 いくらアスリートでも、明日仕事しない人はアスニートですね!
 
平成26年1月12日
百六拾参ノ段: インドアは 羽根3枚に かぎります (元6枚アーチャー)
評:昔、BOW雑誌で「インドアにはインドアのチューニング」といった記事がありましたが、IUBさんは「矢の安定飛翔こそがインドアの極意」と、6枚羽根としました。世の中には、インドア仕様で大きな鳥羽根を付けている方もあるので、加工のしやすさからすると、これはこれで理はあるのかな。
 しかし、思うような効果が実感できず、あえなく3枚羽根に戻したIUBさんでした。
 
平成26年1月3日
百六拾弐ノ段: 丸太切り 力余って エスの字に (原付アーチャー)
評:原付アーチャーさんは、新進気鋭の力自慢です。今日は丸太切りに挑戦したものの、押すときに力をかけすぎ、ノコギリがS字型に曲がったどころか、根元で折れてしまいました。
 過ぎたるは及ばざるがごとし。
 
平成25年12月29日
百六拾壱ノ段: お茶菓子は チップ探しの 前払い (祟られアーチャー)
評:祟られアーチャーさんは、前日に愛用の弐輪車を売却し、今日は大型の新しい中古弐輪車(?)で登場。
 ところが、その大型バイクがレンジの直前で転倒し、重くて立て直せなかったばかりか、フェンダーが割れ、フットブレーキが曲がってしまいました。
 気を取り直して、珈琲タイムのお茶菓子に最中を差し入れしたのは良いのですが、直後の練習中にプランジャーのチップを飛ばしてしまい、わずか数ミリの部品の大捜索。
 9人がかりでやっと見つかりましたが、差し入れのお茶菓子が、捜索代の前払いになるとは思いもよらなかったようで、これもあれも、絶好調だった愛車を売却した祟りだと言ってしょげる祟られアーチャーさんでした。
 
平成25年12月13日
百六拾ノ段: サーファーが アーチェリーでも 波に乗る (ビッグウエーブ)
評:御存知、新会員ブラックハイエース君ですが、パドリングで鍛えた背筋はアーチェリーにも利用できて、将来有望株ですね。(^^)/
 
平成25年12月9日
百伍拾九ノ段: たまに来る 平日すべて 代休です (名張のレッドアーチャー)
評:ほんまかいな。遠慮してないで、堂々と移籍してください。
 
平成25年11月30日
百伍拾六ノ段: 羽根壱枚 飛んでイスタンブールかな (閉じこもりアーチャー)
評:往年の名曲(昭和53年)が出てくるとは、ちょっとお歳かな?今の若者は知らないかもね。
 
百伍拾七ノ段: インドアで 中的射つのは きもちいい (スポフェスアーチャー)
評:みえスポフェスは18mを中的(80cm)で射ちます。この句の作者は、さすがにこれだけ大きな的だとプレッシャーが無く気持ちいいという感想だそうですが、管理人は、「外すわけがない」とかえってプレッシャーとなり、成績はイマイチでした。
 
百伍拾八ノ段: 津レンジで いつも満開 夢想花 (楕円 広志)
評:往年の名曲(昭和53年)が出てくるとは、ちょっとお歳かな?今の若者は知らないかもね。
飛んで飛んで・・・回って回って・・・・そう、矢は回転しないとうまく飛びません。
 
平成25年11月23日
百伍拾四ノ段: いざ行かん けふは白梅 何色ぞ (影武者)
評:バッジ狙いのフィールド三昧。さてさて、綺麗な色のバッジは取れたのかな?「取らぬ狸の皮算用」とはよく言ったものですね。
 
百伍拾伍ノ段: いざ行かん けふは白塚 補助狙い (スポ協)
評:津ア協は、年間会費は2千円と格安なので、スポーツ協会から補助金がもらえる事業をあてにしています。今日は白塚小学校でのスポフェスに参加して、的も狙いますが主目的は補助金狙いです。
 
平成25年11月2日
百伍拾参ノ段: 秋深し 青赤黄色と きれいだな (ヘボアーチャー)
評:ヘボアーチャーさん。青赤黄色だったらヘボじゃないじゃないですか!ヘボというのは、管理人のように「グレー、茶、緑、混ぜたらドドメ色」ということをいうのです。
 
平成25年10月27日
百伍拾弐ノ段: 泰国へ なぜに藩主は いきいそぐ (泰国のイーハトーブ)
評:今日の藩主はソワソワ・モジモジ。もう帰るわ!と、そそくさと撤収をはじめました。「なぜそんなに急ぐの?」と聞くと、「泰国の工場がオレを待っているから行くんだ。」
 八面六臂の出張(馬汗酢)が度重なり、疫病やテロ、デジカメのスリの危険を冒してまで、南蛮への人生を駆けぬける姿にこの一句を贈ります。
 
平成25年10月26日
百伍拾壱ノ段: インドアに 羽根六枚で 高回転だ (近藤です)
評:インドアは無風で18m飛んだらいいだけなので、低弾道でなくとも安定した飛翔を求められるわけです。某弐刀流の近藤さんは、羽根を6枚付けて回転を増すという荒技を敢行しました。
今回はIUBさんがそれを実証するため、6枚羽根に挑んでいます。
 
平成25年10月25日
百伍拾ノ段: 退去させ 整理整頓 すべもなし (理不尽太郎)
評:学校体育館の整理整頓を口実に、20年間の努力むなしく退去させられます。しかし、不潔な生ゴミやホコリ、備品が散乱した体育館を整理するためには、担当職員のすさんだ心を整理する方が先かと存じます。これをバネにさらに普及に取り組み、いつか倍返ししたいと思います。
 
平成25年10月14日
百四拾九ノ段: 下リムを 太ももに当てて 半カメだ (半カメ直樹 倍返しだ!)
評:ご存知「Kamekawa射法」では、まず下のリムを太ももに当ててつがえるのですが、IUBさんはこの部分だけを取り入れて、「半カメ射法」としてデビューさせました。
しかし、この所作は特に的中には関係ないと思いますが。いや、それより「Kamekawa射法」の家元さまは、どのように評価なさるのか・・・・・(藁)
 
平成25年10月5日
百四拾八ノ段: 試合終え イーハトーブで 大宴会 (岩手県宴会同盟)
評:藩主やIUBさんをはじめ、その仲間内のみなさんは、全日本社会人フィールドで、試合後に大宴会を催し「旅の恥はかきすて」と、ここでも大活躍をしたそうです。
 
平成25年9月29日
百四拾七ノ段: 記録会 8耐エフワン 被せるな (末端アーチャー)
評:末端アーチャーさんは、県ア協の記録会等に出場したくてウズウズしているのに、鈴鹿8耐やF1レースと日程が被ってしまい、出場できないと訴え。「レース観戦をせずに、試合に出場すればいいじゃないの」聞くと、「そんなもん、レース観戦が最優先や」とのこと。
優先順位がレースであれば、しかたありませんね。
 
平成25年9月26日
百四拾六ノ段: 強風の 草刈り粉が 目に染みる  (藩主)
評:最近の草刈り機は、小型の乗用型で随分楽になったようです。
津レンジ隣接のソフトボール場や駐車場の草刈りは、専門業者がやっているのですが、今日は、この草刈り機が巻き上げる粉塵がひどく、津レンジへ飛んできました。花粉には強い藩主ですが、さすがにこの粉塵には勝てなかったようです。
 
平成25年9月24日
百四拾伍ノ段: ありがとう 失った矢が 見つかった (IUB)
評:IUBさんは、30mの練習中タブが滑って矢を失ってしまいました。その話を聞いたメンバーが少しずつ捜したのですが、雑草のなかに隠れてしまい見つかりませんでした。
 今日、IUBさんが自力で発見しましたが、いっしょに捜してくれたメンバーの皆さんに川柳を通じてお礼申し上げますとのことでした。
 
平成25年8月31日
百四拾四ノ段: いざゆかん 八幡平の イーハトーブ (八幡平飲食業振興協会)
評:IUBさんと藩主は、全日本社会人フィールドへ行くことになりました。こんどこそ結果を出して、ひとはな咲かせたいところです。
 ところで、帰りの飛行機が取れなかったとの口実で、後泊もするそうですが、そんなにイーハトーブ(理想郷)でのパラダイス(楽園)を満喫していないで、試合に本腰を入れてください。
 
平成25年8月25日
百四拾弐ノ段: 処暑となり 秋の気配は まだ遠し  (夏の将軍さま)
評:暦の上では「処暑」ですが、まだまだ猛暑の津レンジ。今日は久々の雨天で、前日までの酷暑と比べると比較的涼しかったような気がします。しかし、秋の気配はまだまだといった感じですね。
 
百四拾参ノ段: ゴロゴロと 雷鳴すれど ヘソ取れず  (避雷針の介)
評:今日は本当に久々の雨天。加減して降れば良いものの、津レンジでは雷鳴轟き豪雨となり、「うらん」ちゃんはずぶ濡れ、排水路は洪水。そんな中でも一人で練習していたIUBさんは、雷様にヘソは取られませんでしたが、的の「ヘソ=10点」も取れずじまいに。
 雨がやんだ頃にやっと数人現れ、ようやくいつもの活気が出た津レンジでした。
 
平成25年8月11日
百四拾ノ段: 堪え忍ぶ 参拾八度 集うものずき (夏の将軍さま)
評:気温38度になると、森の中の津レンジでも暑く重い空気がよどんでいる感じで、吹き出る汗を拭きながら堪え忍ぶしかありません。そんな中でも7人も集ってくるのは、アーチェリー好きかヒマをもてあましているのか?
 決してどこかのパレードのような政治的な事を言っているのではありませんので、あしからず。
 
百四拾壱ノ段: 夏なのに 名張饅頭 喉渇く (出稽古さん)
評:出稽古に来た方が、名物の「名張饅頭」を差し入れてくれました。薄皮饅頭で、熱いお茶や珈琲で食すと非常に美味しいのではないかと思います。しかし、気温38度の酷暑の中では、饅頭の餡のためにさらに喉が渇き、貴重な冷たい麦茶を消費するという悪循環。
 ありがとうございました。また秋になりましたら、改めて賞味してみたいですね。
 
平成25年8月4日
百参拾九ノ段: いざゆかん トヨタ本陣 岡崎へ (#2)
評:IUBさんは、別件の東海選手権で、本年度3回目の岡崎へ行くことになりました。こんどこそ結果を出して、ひとはな咲かせたいところです。
 
平成25年7月20日
百参拾八ノ段: こんかいも 逸心腐乱 予選落ち (実業団アーチャー)
評:いやはや、今年も全くダメで予選落ちしました。来年こそは・・・・(藁)
 
平成25年7月14日
百参拾七ノ段: 試合終え 後ろ姿に 哀愁が (実業団アーチャー)
評:いやはや、今年も全くダメでした。来年こそは・・・・(藁)
 
平成25年7月13日
百参拾六ノ段: いざゆかん トヨタ本陣 岡崎へ (実業団アーチャー)
評:いやはや、多分最多出場ではないかと。よくも懲りずに行くもんだ。
 
平成25年6月30日
百参拾伍ノ段: 新射法 参拾年の 呪縛解け (首が痛いアーチャー)
評:管理人は約30年前の初心者の頃から、ほぼ独学で現在の射法を編み出してきました。当時はインターネットや参考書もなく、まして雑誌「アーチェリー」なんてショップにも置いていなかった時代。
 一部の世渡りのうまい人だけがショップの人や先輩に取り入って上達し、管理人などは先輩から「トップ押し」「素引き100回」を教えられただけで、あとは見よう見まねと経験だけをバイブルにしていたのでありました。
 爾来30年、ヘタだヘタだと言われ続け、いったいなにがどうヘタなのか、なぜいけないのか、どう直したらいいのか、釈然としないままここまで来ましたが、M▼先生のおかげでやっと少し分かったような。
 今日から、ポンドダウンしてやりなおしです。
 
平成25年6月8日
百参拾参ノ段: つけたいな 押し手の肩に リムセーバー (ぷるぷるアーチャー)
評:身に染みて感じています。(泣)あれだけ震えたら、リムセーバーでも付けないと、肩が壊れそうです。
 
百参拾四ノ段: ぺちゃんこの ソファーの犯人(ホシ)は メタボかな (メタボアーチャー)
評:津レンジのソファーがへたっているのを見て、かなりのメタボ体型の方が座っていたのかなという推量を、ソファーの事情になぞらえて詠んだ句。
管理人もメタボ脱却のため苦心しています。
 
平成25年6月1日
百弐拾九ノ段: 道具変え 点が上がった ためしなし (2θ)
評:身に染みて感じています。(泣)
 
百参拾ノ段: フォーム変え 点が上がった ためしなし (2θ)
評:身に染みて感じています。(泣)
 
百参拾壱ノ段: この浮き世 夢のまた夢 金バッジ (秀吉アーチャー)
評:アーチャーたるもの、いつかは目指したい、金バッジ。
 
百参拾弐ノ段: 弐拾年 命運尽きるか 練習会 (困惑アーチャー)
評:体育館の練習会は、平成5年から始まり今年20年目。どんなに寂しくても灯火を守り続けてきたのですが、ついに邪魔者扱いされることに。店子の立場は弱いですね。
 
平成25年5月27日
百弐拾八ノ段: インナーは マッスルにして 射ちましょう (2θ)
評:筋肉の使い方を的確に表現しているのでしょうけど。管理人は、それよりも首痛を何とかしてからです。(泣)
 
百弐拾八ノ段の返歌: アフターは ハッスルにして いきましょう (γGTP)
評:アフターアーチェリーは、ハッスルしてどこいくの? そのあげく、肝機能が悪くなって本末転倒。
 
平成25年5月22日
百弐拾七ノ段: 狙っても 狙わざるとも ヘボはヘボ (残念アーチャー)
評:雑誌アーチェリーには、毎度毎度、無責任な的中ノウハウの記事が並んでいます。「しっかり狙え!」とか「狙い込まない!」とか・・・。どんなにじっくり読んでそれを実践しても、ヘタクソはヘタクソ。
管理人がその証拠です。(藁)
 
平成25年5月11日
百弐拾四ノ段: 時は今 カメラ感じる 殺気かな (アーチャー光秀)
評:明智光秀が本能寺に攻め入ったとき、さすがにカメラは持って行っていなかったでしょうけど、これが現代の山的山藩主だったら、本能寺の門前で通りすがりの女性たちとの記念撮影に夢中になり、織田信長に感づかれてしまったのではないかと。そうすると、カメラに救われた信長により歴史も大幅に変わっていたでしょうね。
 
百弐拾五ノ段: いつやるの うまくなりたきゃ 今でしょう (予備校アーチャー)
評:某予備校講師の台詞の受け売りです。今日のような冷たい雨が降る日は誰も来ないだろうと思っていたら、午後4時過ぎに1人来ました!
 
百弐拾六ノ段: 舶来が 実効支配 アーチェリー (バンブーアイランド)
評:我が国のアーチェリー弓具本体は、ほぼ100%舶来品となりました。国内メーカーのものは、スタビライザーやサイト等の外付け部品とクイバー等の周辺グッズだけで、お寒い状況です。
 もしかすると、それすら某国メーカーが製造したもにラベルだけ貼っているのかもしれません。
 実効支配が取りざたされている昨今、「ならぬものはならぬ!」できるだけ地産地消したいですね!
 
平成25年5月6日
百弐拾壱ノ段: 五レンジャー クリッカーだけは 黄れんじゃー (2シータ−)
評:子煩悩な父親の気持ちを詠んだ句。クリッカー役の戦隊員の名は「黄レンジャー」。しかし、アーチェリーのクリッカーは「切れんじゃー」。(泣)
ペンネーム「2シータ−」さん、今後も投稿をお待ちしています!
 
百弐拾弐ノ段: 花粉症 想定外の 松飛散 (過敏アーチャー)
評:ようやくスギやヒノキの花粉飛散が終息に向かい、ホッとしたのもつかの間、今日は朝からクシャミ連発、目が痒くて・・・・。やがて、松の花粉が強烈に飛散しているとの通報が生き物写真家さんからありました。
やっと、薬やマスクから開放されたと思っていたのに今日は逆戻り。精神的にも辛いですね。
 
百弐拾参ノ段: 弓したい 右往左往で 傷み入る (満身創痍アーチャー)
評:アーチェリーを続けたい一心で、痛いところを誤魔化すために、右で射ったり左で射ったりして、自分の器用さに我ながらありがたいと感じています。一方、文字通りこんなことで右往左往しているために、別の所が痛み出すという悪循環。
今日はゴールデンウイークの最終日だったのですが、おとなしく休養していました。
 
平成25年4月27日
百拾九ノ段: X(エックス)に 迷わずとまるか 黄蝶々 (へぼアーチャー)
評:自身の放った黄色ベインの矢を、的の付近に黄色の蝶々が舞う様子に見立てて詠んだ珠玉の作品。
 
百弐拾ノ段: 連休を レンジですごす いい男 (退屈アーチャー)
評:絶好調の行楽日和なのに、家族を顧みずあえてレンジへ通う姿を詠んだ句。
 
平成25年4月21日
百拾六ノ段: 強情は クソジジイへの 登竜門 (路傍の石アーチャー)
評:写真の公開のことで、独自ドメインのHPにUPするか、FacebookへUPするか議論となり、あまりに管理人が独自ドメインを主張するので、藩主がそんなヤツはすぐに嫌われてしまうぞ!と言わんばかりに作った句。「クソジジイ」とは穏当ではありませんが、身内ネタですのでお許しを。
 
百拾七ノ段: 岡崎の サクラ無くとも 花べんとう (シジミ汁付き)
評:東海実業団大会は、時節柄サクラが満開のことが多いのですが、今年は早々に散り果ててしまっていました。しかし、弁当は会場奥のサクラの木の下で食べるほかなく、「葉ザクラを愛でる会」となってしまいました。
 
百拾八ノ段: 早々と サクラちるらむ 寒もどる (凍えるアーチャー)
評:今年は早々とサクラが散ってしまいましたが、昨日と今日は寒の戻りと強風で凍える寒さとなりました。もはや「花冷え」ではなく「散り冷え」です。もうすぐ5月なのに。
 
平成25年4月6日
百拾四ノ段: エイミング 正面の顔 撮らないで (ノースマウンテンプリンセス)
評:弓を引く時の顔は歪んでいたり膨らんでいたりで、これはこれで美しいかどうかは見解の分かれるところでありますが、本人が「撮らないで」と言うのだから、よほど価値ある美しさなのでしょうね。
 でも、あまりあからさまに顔を撮影すると事故の元です。気をつけましょう。
 
百拾五ノ段: おおあらし 集う仲間に 容赦なく (雨男・雨女)
評:爆弾低気圧が接近する中、津市アーチェリー協会の総会を開催したところ、大多数の会員が集まってくれました。しかし、容赦なく嵐は強まるばかり。サクラは散り果て、雨しぶきがかかり体感温度が下がりモチベーションは最低に。藩主の淹れた熱い珈琲で一段落し、ささっと家路につきました。
 
平成25年3月16日
百拾参ノ段: 花粉舞い ちりがみ乱舞 矢は舞わず (体調不良アーチャー)
評:今日の津レンジは花粉がいっぱい。(-_-;)
 到着するなり、クシャミ連発!!!水分たらたら。薬を倍量飲んできたのに、まったく止まりません
 長いこと花粉症やってますけど、こんなことは初めての経験で、奈落の底へ突き落とされたような気分に。(泣)
 とうとう持参のテッシュペーペーパーは底を尽き、体調悪く冷や汗が出てきて、このままで行射しては危険でしたので、やむを得ず開店休業としました。
 
平成25年3月9日
百拾ノ段: 花粉症 水もしたたる いい男 (ハクションアーチャー)
評:せっかく鼻炎薬を飲んできたのに、津レンジに着いたとたんハクション連発!鼻水が堰を切ったように流れ出て、たちまちテッシュの花が咲きます。鼻水がしたたる思考力ゼロ男です。
 
百拾壱ノ段: 招かざる 黄砂でかすむ 拾点射 (苦労人アーチャー)
評:今日は黄砂来襲。いつも見える山がかすんでしまったばかりか、たった50m先の的さえもかすみ、せっかくの10点射も台無しに。これだけ本邦に迷惑ばかりかける排出国のモラルは、いったいどうなっているのだろうか。
 
百拾弐ノ段: インドアを 壱射で自爆 金狙い (金爆アーチャー)
評:インドア競技の金バッジは600点満点中550点以上出さなければなりません。ということは、平均9.17点(3射27.4点)は出さなければなりません。これだけでも神業なのに、一射でもM射(=0点)してしまうと、残り59射で平均9.33点(3射28点)は出さなければならないことになり、インドアのリカーブ弓ではほぼ不可能となります。
 この日は会場への道中で、「金バッジ狙いの調子は、初回の3射で占えるね」なんて言ってたかどうかはわかりませんが、さてさて、最初の僅か一射でM射(=0点)してしまい、残り59射は自暴自棄となってしまったであろうさまを詠んだ句。
 
平成25年3月2日
百九ノ段: 献血の 翌日試合 多し (特に十字方向に。ロビンレッド
評:翌日に試合が予定されているのにわざわざ献血してしまったため、十字方向のに固まってしまったさまを詠んだ句。
 管理人は、AB型であるがゆえに、以前は急遽呼ばれることがよくありましたけど・・・・。
 
平成25年2月23日
百八ノ段: 真夏日の 鳴く蝉恋しや つくづくと (厳寒練習アーチャー)
評:まだまだ寒い日が続きますが、こんなことなら真夏の方がマシだったとつくづく思ってしまうものですが、さてさて、真夏の倒れそうな暑さの時には、「真冬の方がマシ」と思ってしまうのは、「喉元過ぎれば熱さを忘れる」ということわざに通ずるものがあるでしょう。
 
百九ノ段: 真冬日の ヤカンの汽笛 ぬくぬくと (温室育ちアーチャー)
評:まだまだ寒い日が続きますが、津レンジでは熱い珈琲を飲みつつ少しだけ練習しているため、さっぱり練習に実が入らず、「温室育ち」となり試合で痛い目に遭うわけです。
 
百拾ノ段: レスリング よりもメジャーな アーチェリー (オリンフット)
評:国際オリンピック委員会で、オリンピック競技の見直しが行われているようですが、不思議なことに第1回大会から行われていて、世界的にも普及が進んでいるレスリングが落とされそうだとの報道が。
 世界的普及度、テレビ放送、スポンサー収入など39項目を、プログラム委員会が分析して、最後は理事会の投票になるそうです。それなら、アーチェリーはその条件を満たしているのかなと思いますが、なぜかレスリングが俎上に。
 と、いうことは、レスリングよりもアーチェリーの方がメジャーっていうことなのかな。他の競技でも誰も知らないような競技が平然と残っていますよね。どこかで政治力が働いているのかな。
 
平成25年2月16日
百五ノ段: ポンドあげ 桜が咲いたら 岡崎へ
評:まだまだ寒い日が続きますが、インドアシーズンも終盤になったこともあり、アウトドア70mの準備を始めるという、いたって前向きな珠玉の一句です。
 
百六ノ段: クリッカー またの呼び名は 矢押さえじゃー (頑固アーチャー)
評:引き尺を一定にしてアーチャーに資するためのクリッカーが、実はアーチャーを苦しめる元凶なのです。「たかが矢押さえじゃないか」と割り切れるところまでくると、開眼するのでしょうけど。
 
百七ノ段: 花粉症 桜の頃まで 堪え忍び (アレルギーアーチャー)
評:とうとう花粉の季節となりました。今日のレンジではクシャミ連発!!!
 桜が咲く頃まで堪え忍ぶ日々が続きます。
 
平成25年2月14日
百四ノ段: きんねらい きんぱくするも メッキはげ
評:金バッジを狙って緊迫した展開の選手を横目に、管理人は、やはり実力通り金箔どころかメッキがはげたという自虐的な様子を詠んだ句。
 
平成25年2月6日
百参ノ段: 左膝 オープンスタンスで 大笑い (作:老人フット)
評:いつもはストレートスタンスなのに、ちょっと目先を変えてオープンスタンスにしたところ、膝が笑って(大きく震える)しまったさまを、ロビンフットならぬ「老人フット」さんが詠んだ句。
 老化現象として片付けたくないですね。ホント!
 
平成25年1月27日
百弐ノ段: 迷選手 的を狙わず ウケ狙う
評:期せずして、またまた絵矢アーチェリーをしてしまいました。
 
平成25年1月26日
九拾九ノ段: 落ちぬなら はずしてしまへ クリッカー (作:信長アーチャー)
百ノ段:   落ちぬもの おんなごころと クリッカー (作:秀吉アーチャー)
百壱ノ段:  待ってたら ブザーが鳴った クリッカー (作:家康アーチャー)
評:クリッカーシリーズです。クリッカーのために幾多のアーチャーが苦しめられ、泣かされ、去って行きました。三英傑ならどんなふううにクリッカーと付き合うか、川柳にまとめてみました。
 
平成25年1月22日
九拾八ノ段: 銀バッチ 弐点で泣いた 四日市  (作:土瓶フット)
評:某インドア試合に満を持して参加したものの、目標点(銀バッジ)まであと2点のところで涙をのんださまを詠んだ句。しかし、今日の練習では目標を優に越えていたそうです。
 四日市(万古焼き)にちなんでロビンフット」ならぬ「土瓶フット」さんの作品
 
平成25年1月20日
九拾七ノ段: 満を持し 挑む試合に プレッシャー
評:某インドア試合に満を持して参加したものの、目標点まであと数点のところで、ライバルとしのぎを削り巧みに相手にプレッシャーをかけ、足を引っ張りあっているのか、それとも高めあっているのか。
 挙げ句の果ては、アーチェリーのカミサマが降臨するよう祈り出す始末。
 その結果、僅か数点で届かなかった無念さを詠んだ句。
 
平成25年1月19日
九拾五ノ段: ナニ射つの 矢を使わずに 金狙い
九拾六ノ段: 金爆が 洋弓したら 絵矢射手  (勝手居士)
評:おしゃべりに夢中となり矢取りを忘れ、そのまま射線に立って矢をつがえようとして指摘され、照れ隠しにエアバンドの「ゴールデンボンバー」がアーチェリーしたらエアアーチャーと、訳の分からないことを言うさまを詠んだ句。
 
平成25年1月14日
九拾四ノ段: 抽選は 代返ダメよと 却下され
評:某インドア試合で、エントリーした4人のうち3人も当選するという強運を遺憾なく発揮したことは、特筆すべきことです。しかし、その際の経緯については、多くを語るのを差し控えます。
 
平成25年1月7日
九拾参ノ段: やっとかめ カスタ奏でる 社命ゆえ (企業戦士)
評:外遊から帰国し久々にレンジに現れたと思いきや、社命によりまたも外遊に出かけることを繰り返すさまを、カスタネットの演奏になぞらえて詠んだ句。
 
平成25年1月5日
九拾ノ段: インドアは 近くて遠い 18m (ロビンフッ飛んだ さん作)
評:たった18m、されど18m。神経をすり減らし、精密ショットを求められるインドア競技。
特に、心身ともに疲れ果てる三ツ目的は大嫌いです。
 
九拾壱ノ段: 射ちながら 川柳捻る 迷選手
評:射ちながら、ふと川柳が思いついたため、思わずニヤニヤしてしまい、練習にならない器用貧乏な管理人を呼んだ句。もちろん作品は「迷作」です。
 
九拾弐ノ段: こんどこそ 皮算用は 金狙い
評:「普段の練習プラス少しの運でゴールドバッジを獲得できるのに」と、今日も懲りずに試合に通う姿を詠んだ句。
 
平成25年1月1日
八拾九ノ段: 初夢や 一富士弐鷹 三射X(エックス)
評:初夢にふさわしい縁起の良い珠玉の作品です。(ブービーアーチャーさん作)
 管理人は、アーチェリーが夢に出たことはありませんね。あまりアーチェリーをプレッシャーと考えたことがないからでしょうか。でも、すぐにターゲットパニックになりますけど・・・・。
 
平成24年12月27日
八拾八ノ段: 目先変え 昔に回帰 木(もく)の弓
評:Border社が木製のハンドル「Black Douglas」を発売したと言う記事を、玄人選択社がもったいつけてHP上に連載で掲載しています。
 第2回目の記事では、非常に加工精度が良いということを「凄い」という言葉を4カ所も使って褒めちぎっています。ここまで褒めると「褒め殺し」ではないかと思うくらい。
 木製のハンドルの宿命として、グリップ部分が日本人の手の大きさと比べて太くなっています。そのグリップのフィーリングを日本人にフィットさせるというコンセプトで、今は無き某Y社は「MXグリップ」を開発したわけですので、そこのところをクリアしているのかが疑問です。
 くだんの玄人選択社の代表者が、そのMXグリップの開発者であることから、そこまで褒めちぎるのなら、グリップをどう評価されるのかを注視したいと思います。
 
平成24年12月23日
八拾七ノ段: 津レンジに 巣くうシロアリ 懲りもせず
評:津レンジの使用済みの的紙でシロアリが大発生。昨年も枯れ木に巣くうシロアリを退治したのに、またまた懲りずに大発生。
 そういえば、津レンジには、何度痛い目に遭っても懲りずに巣くう、シロアリ会員(管理人)もいますけど。
 
平成24年12月9日
七拾八ノ段: 肩落とし 歩く背中に 決意秘め
評:はや師走となり、三重県インドアに準備万端挑んだものの結果が出ず、肩を落として帰路につく姿に明日への決意を感じるさまを詠んだ珠玉の一句。
 
七拾九ノ段: エムショット 諸行無常の 響きあり
評:エムショットをしたときの乾いた畳の音や支柱の金属音は、矢の本質は常に流動変化し同じ所に的中しないということを表しています。
 
八拾ノ段: 試合終え ゴールド連発 時遅し
評:試合を終え、結果に納得がいかないためレンジで調整していると、なぜかゴールド連発で「キター!」と歓喜するが時既に遅し。(詠み人:内弁慶)
 
八拾壱ノ段: 腹減った タブをカラあげ うまそうだ
評:腹が減ったときは、何を食べてもおいしく感じるものですが、さすがにタブの唐揚げは・・・
(詠み人:昼前アーチャー)
 
八拾弐ノ段: 試合では 泣いて笑って うなだれて
評:みなさんも大なり小なり経験があるでしょう。
(詠み人:連戦連敗アーチャー)
 
八拾参ノ段: 試合では 鳴かず飛ばずの 閑古鳥
評:前日の練習では好調で意気込んで試合に臨んだものの、実際は期待外れに終わった様子を詠んだ句。
(詠み人:鳥類愛好家)
 
八拾四ノ段: 得点を アップしたいと ヨウキュウし
評:得点を稼ぐために、洋弓(アーチェリー)の神様に要求したものの、満額回答が得られず落胆しているさまを詠んだ句。
(詠み人:浪費家)
 
八拾五ノ段: カレー食べ 華麗目指すも 点は涸れ
評:昼食に大好物のカレーうどんを食べて、華麗なアーチェリーを目指すものの、いかんせん得点に結びつかない不条理を詠んだ一句。
 
八拾六ノ段: ささやきは 悪魔の手引き 自滅へと
評:自分の不調を周りへ伝染させ、同類を増やそうとする「悪魔のささやき」に、まんまと冒されてしまうさまを詠んだ一句。
 
平成24年12月5日
七拾七ノ段: 進化論 逆もありなん ベアーボウ 
評:はや師走となり、藩主はさらなる進化のため、ベアーボウに挑戦し「Bare-Kamekawa」射法を編み出すとか言い出しました。さてさて、どこまで進化できるやら。慣れないことやって、ケガしないでね。
 
平成24年11月25日
七拾五ノ段: 師走なら ポンドおとせば クルシマズ 
評:はや師走となり、気温の低下とともに弓を引くことが拷問のような苦しみとなり、やむなくポンドダウンしたところ、ウソのように苦しまなくなったのは良いけれど、気がついたらもうクリスマス。やがて新年に。数十年間繰り返してきたアーチャーの性を詠んだ珠玉の作品です(詠み人:黄色のサンタ)
 
七拾六ノ段: 年の暮れ 引き戻したい あれやこれ
評:年も押し迫ったものの、あいかわらず「もたれ射ち(ターゲットパニック)」を克服できず引き戻しに苦しみ、あまたのミスショットで沈んできました。できるうることなら、あんなことやこんなことを引き戻すことができれば、もっと楽しい毎日をおくれたのにと、うらぶれる管理人でした。
 
平成24年11月18日
七拾参ノ段: アーチェリー 逆から読んだら ーリェチーア
評:別に、どうということはありません。ただ、賑やかしておいただけです。(作者談)
 
七拾四ノ段: 木枯らしや うらんも眠る もたれ射ち
評:今年も木枯らしが吹く季節がやってきました。管理人の「もたれ射ち(ターゲットパニック)」は、今年も克服することができず、あいかわらず射に時間がかかっています。
 今日は、風の当たらないところでは比較的暖かだったので、管理人の「もたれ射ち」を待つあいだ、うらんは日向でウトウトとしてしまいました。
 
平成24年10月30日
七拾弐ノ段: あきが来て あきが来ぬのが あーちぇりー
評:秋も深まり、津レンジにも冷たい秋風が吹いてきました。しかし、メンバーは熱気で秋を満喫とはいきません。なお、厳冬期にはもっと熱い物が登場しますが・・・・
アーチェリーは、単純で短期的には飽きが来てしまうのですが、実は長期的に極めるには奥が深く飽きが来ないので、弓を忘れて秋の幸を採集にまわることは多分ないと思いますけど・・・・(秋ノ公路秋人さんの詠める詩)
 
平成24年10月21日
七拾壱ノ段: 弓忘れ レンジいっぱい 秋の幸
評:秋も深まり、津レンジには秋の味覚がいっぱいとなりました。
 栗、すだち、アケビ、カキ、毒茸、そのなかでも、山芋の「零余子(むかご)」が大豊作。むかごご飯にしたり、塩胡椒で炒めたり、とっても美味です。
 しかし、このツルがイバラの木に巻き付いているので、手が届くにもかかわらず、棘が刺さるため、なかなかうまくとれません。また、すだちやレモンといった柑橘類も鋭い棘があるため、これも一苦労。
 今日も帰宅後、指に刺さった棘を針で取りました。あなたなら、食欲と棘の痛みと、どっちを取りますか?
 
平成24年10月16日
七拾ノ段: インドアで ポンド落として 銀ねらう
評:某業界誌では以前「インドアにはインドアのセッティングがある」と紹介されていました。これを実践したIUBさんは、以前に買ったKAPの低ポンドリムにスピギアのレボリューションハンドルというレアな構成でウケをねらう戦略です。
 
平成24年8月16日
六拾九ノ段: 時節柄 穏やかならぬ 射は乱れ
評:昨今の穏やかでない社会状況に、アーチャーの心も穏やかとなならず、そのまま射も乱れてしまうさまを詠んだ句です。詳しくは新着情報欄を参考にしてください。
 
平成24年8月10日
六拾八ノ段: 秋近し そのひぐらしの わびしさよ  (年金太郎)
評:秋が近くなった晩夏の夕暮れ、セミのヒグラシが、けたたましく鳴くのを一抹のわびしさをもって聴き入っていたところ、我が身を思うと年金生活で財布が寂しく、その日暮らしでさらにわびしさが増していったという、人生の情景を見事に詠み顕した珠玉の詩です。
 
平成24年7月2日
六拾六ノ段: コーチ受け 自己新達成 万々歳
評:6月30日に開催したアーチェリー教室にて、的確なアドバイスを受けたとたん自己新記録を達成したということを詠んだIUBさんの珠玉の一句です。
やはり、実績ある部外者からのアドバイスには、不思議と納得してしまいますね。
 
六拾七ノ段: コーチ受け 悩み増大 迷弓会
評:6月30日に開催したアーチェリー教室にて、的確なアドバイスを受けたとたん悩みが増大し迷弓会入りしてしまったということを詠んだ珠玉の一句です。
「ストップ射法」で30年間やってきて、誰が見ても「ヘタクソ」としか評価されなかった管理人でしたが、「ノンストップ射法」の合理性を体験し、そろそろこの射法を続けるのは限界かも知れないと感じました。
 
平成24年6月12日
六拾五ノ段: 世を忍ぶ 仮の姿で 射つ無念
評:久方ぶりに試合に出場したのはよいけれど、「ハラが出たね」と揶揄されて、潜伏していた年月を思い、「決してこれが真の姿ではない」と言い訳しながら射つ羽目になった無念さを詠んだ珠玉の句。
 やはり、このまま潜伏していた方が、お気楽なんじゃないかな
 
平成24年6月2日
六拾四ノ段: これも性(さが) 金環日食 狙ってる
評:丸くって黄金に光る物を思わず狙ってしまう。アーチャーの性(さが)を詠んだ珠玉の一句。
 
平成24年5月1日
六拾参ノ段: カーボンの あはれ散ったか 一葉舞う (詠み人知らず)
評:カーボン矢がミスショットにより散ってしまったが、5千円札が舞っているように見えてしまう、あはれな管理人を詠んだ句。
 
平成24年4月28日
六拾弐ノ段: ゴールドの 破片散ったか 黄蝶舞う (詠み人: 夢名人 むめいじん)
評:ゴールドに的中させすぎると、そのうち的が破れてその黄色い破片がひらひらと舞い散り始めます。そういった状況を早春に飛び回る「黄蝶」になぞらえたものと、ゴールドを射貫きたいばかりに気が焦り、ちょうどそこへ飛んできた黄蝶までが、的の破片に見えてしまうと言う、もののあはれをかけて詠んだ珠玉の一首。
 さすが夢名人さん。風流ですね。
 
平成24年4月21日
六拾壱ノ段: 恨めしや 毎週土曜 雨ばかり
評:どうなっているのでしょうか。3月末から毎週土曜日は(4月7日を除いて)雨ばかり。今日も例に漏れず雨。ホントにどうなっているのでしょうか。明日はもっと荒れるとか。
 
平成24年4月1日
六拾ノ段: 桜咲く イザ岡崎へ 出陣だ
評:東海実業団大会に向け練習しようと集まっても雨天ばかり。また、今年の3月は寒かったので、桜は東海実業団までに咲くでしょうか?うまくいけば、満開の中で試合ができるのですが。もちろん、点数度外視で。(藁)
 
平成24年3月18日
五拾八ノ段: 新境地 求めて迷う 左射ち 
評:いつものターゲットパニックに嫌気がさし、左射ちに戻してみるも、やはり思うようにならず、迷いが深まる様子を詠んだ渾身の一首
 
五拾九ノ段: 射を忘れ 目先を変えて 悪あがき 
評:いつものターゲットパニックに嫌気がさし、オープンスタンス、ポンドアップ、ノンストップ、引きこみ、プランジャー、タブ、スパイン、ベイン、等々変えまくるも、基本の「射」が未熟なことを忘れ原因を他に求める、懲りない管理人を詠んだ渾身の一首
 
平成24年3月10日
五拾七ノ段: 花粉舞う 津のレンジでは ティッシュ咲く
評:今日の津レンジでは、花粉飛散量が最悪の状態に。鼻の周りがただれるし、薬で眠いし、だるいし、会話するのも面倒に。
 
平成24年3月3日
五拾五ノ段: サイトつけ いざフィールドへ 春近し
評:休眠の 優勝カップ 春遠し
  大切なモノらしいので、早くお返ししたいんですけど・・・
 
五拾六ノ段: ひなまつり 三色団子 的に見え
評:さあ、どれから射ちましょうか?
 
平成24年2月18日
五拾四ノ段: 円月射法 弐分で壱射も 射てません
評:市川雷蔵演ずる眠狂四郎の必殺剣法「円月殺法」ならぬ「円月射法」。
 「円月殺法」は、月夜に刀を一回転ゆっくりと回し相手を焦らせたスキに切り込む剣法ですが、「円月射法」は、狙い込む際、弓を一回転ゆっくりと回しているうちに射手(自分)が焦ってしまい思わず引き戻してしまうのもです。
 こんな射法では、規定の2分で1射もできませんね。「Kamekawa射法」の方が勝っているということで。
 
平成24年2月4日
五拾参ノ段: 的間違い! 高得点に ハラが竜
評:先日の四日市インドアで、IUBさんは的間違えでM射しとことが原因で、惜しくも7点差でシルバーバッジを逃してしまいました。このM射は9点だったので、これがなければ当確だったのに。
 「腹が立つ」と昔のダジャレ「原が辰徳」と「立つ」を今年の干支の「竜」と藩主がファンの「ドラゴンズ」をかけた秀逸な作品です。
 
平成24年1月21日
五拾弐ノ段: 試合前 練習しすぎて アッチャッチャ!
評:稽古不足を幕は待たない♪というフレーズがありますが、あせって練習しすぎて墓穴を掘ることが少なくありませんね。
 管理人は、平素けっこう練習しているつもりなんですけど、試合ではいつも全くダメなので、かえってショックが大きいですね。練習してもしなくても、結果が全てのこの世界!
 
平成24年1月7日
五拾壱ノ段: 初夢や 壱にX(エックス) 弐にX(エックス) 参に来たのが つぎ矢かな
評:毎晩アーチェリーの悪夢にうなされる様子が伝わってきます。
  昔、睡眠学習がはやりましたが、睡眠中もイメトレが大切なのかな。
 
五拾弐ノ段: 初詣 破魔矢集めて ハシゴかな
評:レンジには矢を外そうとする魔物が潜んでいます。特に試合中には彼らが大暴れ。なんとか撃退しようと破魔矢を買い集めているのですが、相手も年々パワーアップ。
今年もイタチごっこになりそうです。
 
平成24年1月3日
五拾ノ段: 正月に レンジに来たる 熱心さ
評:家に居づらいアーチャーの詠める詩だそうです。
 でも、元旦からレンジで初射だなんて素晴らしいですね。管理人は、そのころ伊勢神宮で人波に揉まれておりました。
 
平成23年12月10日
四拾九ノ段: 当たらねば 手変え足変え サイト変え
評:管理人なんか、スタビ、プランジャー、クリッカーとかも変えてます。特に弦やタブは常時5個くらい持ってます。
 今日は、弓を左射ちに変えてみました。(藁)
 
平成23年11月6日
四拾八ノ段: ウランさん 学級委員に 任じます
評:先日、日直の座を奪われたウランが悲しそうな表情を浮かべたので、新たに「津レンジ学級委員」に任命しました。
 
四拾九ノ段: あこがれの 学級委員 うれしいな
評:学級委員の座を射止めたウランが、感激の気持ちを詠める詩。
 
平成23年10月30日
四拾六ノ段: 津のレンジ 日直の座は いただいた
評:ウランは、平成21年3月に就任以来、2年半に渡って務めてきた津レンジの日直の座を、とうとう遙矢くんに奪われてしまいました。
 
四拾七ノ段: 日直を 替わってくれて ありがとう
評:平成21年3月に就任以来、2年半に渡って務めてきた津レンジの日直の座を、とうとう遙矢くんに奪われてしまった、ウランの詠める詩。
前任者の出席率は高水準であり、また、寝そべりながら練習場を見守る姿が印象的でしたが、後任者は、まだ幼少なるがゆえ、どんなお務めをされるか期待しています。
 当分はウランが摂政を務めますか?
 
平成23年10月5日
四拾五ノ段: 秋風や アーチェリーより ドラゴンズ
評:今日の練習会では、藩主がいつまでたってもH車から出てきません。「ちょうどドラゴンズがイイところだから!」出てくるやいなや、管理人にラジオを要求。練習そっちのけでドラゴンズの応援。その甲斐あってか、ドラゴンズが勝利し、ついに首位スワローズにゲーム差なしとなりました。
10月11日には、会社をズル休み(いわゆる代休)してナゴヤドームへ応援に行くとか。大はしゃぎの藩主がテレビに映るかも。
 
平成23年10月2日
四拾四ノ段: 秋深し アーチェリーよりも むかごとり
評:津レンジに自生する山芋の零余子(むかご)がそろそろ食べ頃を迎えております。煎って塩胡椒でよし、零余子飯でもよし。今日はアーチェリーよりも零余子とりに夢中でした。
 
平成23年10月1日
四拾弐ノ段: 秋深し そろそろアレの 出番かな
評:津レンジでの晩秋から初春の必需品です。そろそろ準備にかかります。
 
四拾参ノ段: そう思い ナニを仕入れて 出番まつ
評:四拾弐ノ段を受け、生き物写真家さんがオノの腕をふるいます。
 
平成23年9月3日
四拾壱ノ段: 忘れ物 ラジオが一つ 引き出しに
評:津レンジでの必需品がラジオです。単調な練習で退屈になることを紛らわせてくれます。
最近、忘れ物が多くなっております。みなさん、お帰りの際は手回り品の忘れ物に十分注意してください。
 
平成23年8月27日
四拾ノ段: 実るほど 頭を垂れる 藩主かな
評:「Kamekawa射法」で一世を風靡した藩主。もう少しで全日本フィールドに出場できるところまで上り詰めました。そんな大出世でも師匠のKamekawa家元を敬愛する姿は変わらず、ますます家元を席巻しようとする藩主でした。
 
平成23年8月20日
参拾八ノ段: クリッカー 久しぶりでは 切れません
評:炎天下での仕事で疲労困憊のIUBさんの詠める詩。
燃えるような夏空のもと、背中がチリチリと音を立てて焼けていたそうで、「黒光り」した腕が印象的でした。
(悪魔の声:「ポンドダウンしましょう!」)
 
参拾九ノ段: レンジから 自然原野に 回帰かな
評:しばらく灼熱地獄が続いていましたが、ここ数日の雨天で、雑草が待ってましたとばかりに繁茂し、まさしく元の自然原野に回帰してしまった様を詠める詩。
昨年は酷暑が9月下旬まで続いたため、雑草にそれほどの勢いはありませんでしたが、今年はけっこう雨が多いので、ものすごい勢いで元の原野に戻ろうとしています。自然の力は侮れません。
 
平成23年7月24日
参拾六ノ段: アーチャーも 弓(夢)と希望を 持ちましょう
評:サッカーなでしこJPの優勝を踏まえてIUBさんの詠める詩。
昨日は仕事で悪戦苦闘、今日は日曜日なのに明日の準備で大忙しでレンジへ行けないもどかしさを、なでしこジャパンになぞらえて、大胆に表現した一句です。
 
参拾七ノ段: ウグイスや 美声競演 閑古鳥
評:今日の津レンジ周辺の山林では、ウグイスが美声を競い合うようにさえずっていましたが、日曜日の津レンジには閑古鳥が寂しげにさえずっていました。(なぜか日曜日より土曜日の方が圧倒的に人が多い)
 
平成23年7月10日
 
参拾五ノ段: 十字(時)射型 十一時には 型崩れ
評:早々と梅雨明け宣言が出され、猛暑ですね。
と、言うわけで、比較的涼しい午前中から練習するわけですが、涼しいうちは十字射型がきれいにできるのですが、11時頃になるとさすがに蒸し暑くなり、集中力を切らせてダラダラになってしまう様子をIUBさんが詠める詩。
 
平成23年7月3日
 
参拾四ノ段: 酷暑でも 急な豪雨で サウナ風呂 
評:午前中は酷暑気味で完全な梅雨の中休みと思いきや、一天にわかにかき曇り豪雨となりました。この雨が地熱ですぐに蒸発し、さながらサウナ風呂状態に。完全にやる気をなくしました。
 
平成23年7月2日
 
参拾参ノ段: 梅雨晴れ間 ベンチきれいに プロの技 
評:梅雨の晴れ間と言っても、真夏以上の猛暑に見舞われました。この晴れ間を逃すまいと、IUBプロと画伯プロがベンチを塗りかえ、ついでにUFOと四角テントウを新柄にしてしまいました。
 
平成23年6月26日
 
参拾弐ノ段: 男意気 痛みこらえて 泰国へ
評:某所で足にケガをされたそうなんですけど、その痛みをおして、泰国へ出張される企業戦士の男意気を読める詩です。
土産は、ドライフルーツではなく、日本製の「ガリガリ君」のほうが、きっと喜ばれますよ!
 
平成23年6月18日
 
参拾壱ノ段: 荒技や 空中ステン 一撃に
評:宙ぶらりんの3cm径のステンレスの竿を射貫くのは、狙ってできる荒技ではなく、ある意味では神業かもしれません。
 
平成23年6月12日
 
弐拾七ノ段: 射つよりも 川柳作り 熱意入れ
評:最近の管理人の様子を藩主が詠める詩。
事あるたびに字数を指折り数えており、射がおろそかになる様子を描いています。(>_<)
 
弐拾八ノ段: 年寄りの 理論が僕の 邪魔をする
評:藩主が若いアーチャー(社員)に、アーチェリー論から人生論まで説教をするので、さぞかし俺を煙たがっているのだろうと、藩主自ら自虐的に詠める詩。
藩主のアーチェリー論について「Kamekawa射法」などという2人しか成功していないようなことは、雑学として聞き流してください。しかし、藩主は対面でのコミュニケーションを大切にする人であり、簡単なメールだけでは気持ちが通じないとの信念があり、これには考えされられます。
さて、アーチェリーは科学的なスポーツであり理論は一つと思いきや、雑誌記事で有名選手やコーチが好き勝手なことを論じ、我々に混乱を起こさせているという事象を、雑誌社は何と考えているのでしょうか?
 
弐拾九ノ段: 過積載 暴走しては 補償無し
評:そういうことです。
 
参拾ノ段: 警察が ニヤリ微笑む 暴走車
評:そういうことです。
 
平成23年6月5日
 
弐拾六ノ段: 全日T 藩主ハッスル 馳せ参じ
評:全日Tの運営係の動員の皆様、本当にお疲れ様でした。
特に前日の設営が実にハードであり、画伯さんは青息吐息だったそうです。段取り八分とはよく言ったもので、事前の段取りをいかにスムーズに運ぶかが成否の分かれ目であるようです。
この動員に、藩主が一声かけたところ、8人もの会員が応募しました。多くの人が全国大会の経験もなかったのですが、藩主の呼びかけを意気に感じ、馳せ参じられたものです。
これで、藩主の元に一致結束した、津ア協の面目を保つことができました。
 
平成23年6月4日
 
弐拾壱ノ段: ターゲット 90無ければ リムダウン。
評:全日Tの動員に駆り出されたIUBさんが、しみじみと感じて詠める詩。
90mさえなければ、強い弓を引かなくても良いものを。さらに言うなら、国体が50m・30mの頃は、弱い弓でも対応できたので、挑戦しやすかったのですが、どうしたわけか今は門戸が狭くなってしまい、管理人には厳しい冬の時代です。
 
弐拾弐ノ段: ベアシャフト 何で羽矢と 仲悪い
評:せっかくベアシャフト(羽根の付いていない矢)でチューニングしても、羽根の付いた矢と同じ挙動をするとは限らず、また、このチューニングにはまると、泥沼化するのでご用心!
 
弐拾参ノ段: フィールドの 20のたこ焼き 廃止しろ
評:フィールドの20mの的は、「たこ焼き」用のフライパンのように的が並んで印刷されていることから、通称「たこ焼き」と呼ばれています。これは関西人のみ通じる言葉でしょうな。
で、この的はFの暗い林間では非常に射ちにくく、ミスショットすることが多いのです。苦手意識があるから余計に当たらない。負のスパイラルです。
 
弐拾四ノ段: 小指立て サイドスタビは 要りません
評:押し手のグリップで小指を立ててサイドスタビライザーの替わりにすると云う離れ業です。
 実は、IUBさんが最近弓が重いと感じるので、サイドスタビを外している事の言い訳を詠める詩です。
 
弐拾五ノ段: 50射肩 上下左右に 大暴れ
評:練習が不十分だと、50射くらいまではなんとかできても、それ以上になると押し手が定まらなくなったり、引き手では「ひっかきリリース」になってしまったり。
でも、こうなる前に休憩しないと、事故を起こす元となります。十分気をつけましょう。
 
平成23年6月3日
 
廿ノ段: 遠征で 藩主好調 おくゆかし
評:全日Fに落選した藩主が、尾張藩へ遠征し、土砂降りの雨の中優勝し、ウサを晴らしたという、おくゆかしい出来事を詠んだ歌です。
 
平成23年5月21日
 
拾九ノ段: 節電で 操業シフト 藩主窮す
評:閑散が急に浜岡原発を止めさせたものだから、藩主の自動車業界は操業シフト。このままでは、試合出場が危ぶまれる事態に。大熊猫さんも部品メーカーだから、追随しなければならず、影響は計り知れないようです。
 今回の大震災で原発のもろさを露呈してしまったわけで、閑散の要請に一理あるわけですけど、でも浜岡だけがすぐに危険なのでしょうか?科学的な根拠はあるのでしょうか。福島第一や女川、柏崎に危険は予測されていなかったのでしょうか。
 この夏の15%節電は、某枝野さんなんか契約Aを下げたら電気料金が安くなるなんていってたけど、ウチなんかオール電化だからムリですわ。ホントにこの夏を乗り切れるのかな?
 
拾八ノ段: 大熊猫さん 呼ぶよりそしれ スミマセン
評:津レンジ前での目撃談はあるものの、なかなかレンジへ来ていただけなかった大熊猫さんが、蜂蜜饅頭を持って久々に登場!川柳でそしってごめんなさい。決して蜂蜜饅頭をお願いしたわけではありません。今度は、練習しに来てくださいね。
 
平成23年5月14日
 
拾七ノ段: 射場の奇 てんとう虫か UFOか 
評:四角いテントウ虫を目撃したと主張する画伯が、忘却しないようにと、津レンジのベンチにその模様を描いてあります。
 
拾六ノ段: 入会だ 匿名希望 モザイクで 
評:せっかく入会したのに、義理人情を欠くわけにはいきません。
 
拾五ノ段: 大熊猫さん 蜂まん待ってる 津レンジで
評:「大熊猫」は字余りとなるため「おおくまねこ」とは読みません。みなさんご存知ですよね!
最近、いつもの駐車場付近でバイクはお見かけしますが・・・みんな津レンジで待ってるよ!蜂蜜饅頭は特に気にしなくていいから・・・
 
拾四ノ段: 何を云う お前も一緒に 震えてる (押し手の詠める歌)
評:五ノ段 ぷるぷると 動く押し手が ゆるせない (引き手の詠める歌)を受けて、押し手が詠んだ返歌です。同類相哀れむとはこのことかな。
射技としては、永遠のテーマであり、どうしようもありません。
 
平成23年5月8日
 
拾参ノ段: 全日や 天命を知る 晴れ舞台
評:全日出場は、ことフィールドアーチェリーについては、若者だけの特権ではありません。天命を知る年頃になってもきっとチャンスは巡ってきます。
 
拾弐ノ段: ミラクルや さっきのアタリが ウソのよう すぐ自滅する 我が身悲しき
評:ミラクルがあったとたんに、欲が出てきて、とたんに射が守りに入り、覿面(的面)にちりぢりになってしまうことが多いですね。
 
拾壱ノ段: 欲の皮 その誘惑が エムを呼ぶ
評:あと赤ひとつで自己新記録とか思ったとたんにM射することが多いですね。
 
平成23年5月4日
 
拾ノ段: ストーブも 次の舞台へ 薄化粧
評:冬期に大変お世話になったので、清掃したのち、サビトメを塗布し、ビニールで梱包し、次のシーズンに備えました。
 
平成23年5月3日
 
九ノ段: ベトナムと タイや中国 フィリピンも 土産はきっと ドライフルーツ
評:某藩主は、社命の(趣味の?)海外出張をされますが、土産はいつも美味しいドライフルーツです。でも、前回のものは、不慮の事故で灰燼に帰してしまいました。
 
八ノ段: 試射終わり 早くも言い訳 捜してる
評:管理人は、言い訳をし尽くして、もう言い訳のネタがありません。
 
七ノ段: クリッカー 出せども出せども 逃げてゆき
評:姿勢は丸み、サイトは下がり、泥沼へ一直線。
 
六ノ段: 奥深し 女心と クリッカー
評:永遠のテーマです。 
 
五ノ段: ぷるぷると 動く押し手が ゆるせない  (引き手の詠める歌)
評:「ぷるぷる教」を自称するアーチャーもいらっしゃいますね。
 
四ノ段: 的よりも 君の相手は 欲の皮
評:あと赤ひとつで自己新記録とか思ったとたんにM射することが多いですね。
 
平成23年4月30日
 
参ノ段: スギヒノキ 黄砂に野猿 イノシシも
評:管理人は、いつもスギ花粉、ヒノキ花粉、黄砂に泣かされています。津レンジはこれに加え、野猿やイノシシもそろっています。
 
弐ノ段: ミラクルの X(エックス)6本 誰も居ず
評:管理人はミラクルにさえ、なったことがありません。
 
壱ノ段: 迷射手に とんぼも蝶々も 逃げまどい
評:管理人の思い出では、弐十数年前、関東方面に某某KJ様さんという、往年のアーチャーがいらっしゃいまして、某試合でホントにそのようなことになってしまいました。往年の方なのでだれも諌言できなかったのでしょうね。