七白山めぐり成就しました!
 
 
七白山めぐり
 
 
 津市の白山町には「白鷺伝説」というのがありまして、「白山道しるべの会」のHPによると、「白山(石川県白山市)から修験者がこの地に来て川の畔(瀬戸ヶ淵)で休憩をしていると7羽の白鳥が飛び立ちそれぞれの場所に降りたという。その降りた場所に祠が建立されたといい、これを総じて「白山七社」と言われています。大正時代、七白山(倭、川口、八対野、山田野、家城、竹原、飯福田の神社)にお詣りすると、加賀白山にお詣りするのと同じご利益があると言われ、盛んにお詣りされました。」というお話しです。
 詳しくは、
にパンフレットがありますので、参考にしてください。
 さて、管理人は白山町民ではないのですが、平成の大合併をした津市民として、地元の名所を巡ってみようということで、軽い気持ちで・・・。
 平成26年11月3日に伊勢山上飯福田寺以外を廻り、11月15日に伊勢山上飯福田寺へ廻り、成就となりました。
 
 結果、なかなか事情は簡単ではないことがわかりました。
 @社殿が荘厳なもの:倭。
 A社殿を風雨から守るために、上屋が架けてあるもの:川口、八ツ山、山田野、竹原。
 B丘陵にあるもの:倭、川口、八ツ山、山田野、竹原。
 C明治時代に他の神社と合祀されて、神社の名称が変わってしまったもの:八ツ山、家城、竹原。
 D明治時代に他の神社と合祀されて、痕跡だけ残されているもの:伊勢山上飯福田寺。
 E合祀されて、全く別の場所に社殿があるが、今回の【七白山】めぐりから外れているもの:蘭宇気白(あららぎうきはく)神社(伊勢山上飯福田寺に朱印が用意されていて、蘭宇気白神社には用意されていない)
 F道中が険しく秘境の地にあるもの:伊勢山上飯福田寺、蘭宇気白神社
 
 伊勢山上→蘭宇気白神社以外は、半日コースで廻れますが、伊勢山上→蘭宇気白神社コースは、さらに半日かかりますし、さすが修験者が詣でる地であって、道路事情だけからするとかなりの覚悟が必要です。
 国道166号松阪市辻原町から県道29号線を使うのがベスト。もしくは県道45号堀坂峠経由。間違っても松阪市嬉野合ヶ野県道30号経由はやめた方がよろしい。運転者はともかく、同乗者は車酔いで地獄を見ます。また、道路幅員が狭く対向が難しい部分もあります。軽の四駆がベストかも。
 
 まあ、伊勢山上→蘭宇気白神社への激闘の跡(動画)をご覧ください。
 
伊勢山上飯福田寺
写真をクリックしてください↑(伊勢山上)