〜正面写真をクリックすると思い出話が出ます〜
システムの特徴は、徹底したヴィンテージで固めたということでしょうか。これは、意識的にということではなく自分の好きな音楽と音を追求しているうち,いつの間にかそうなったという感じです。ちょっと説明不足ですが、ユニークなのは、ワンセットの入力機器を、リクライニングのすぐ前の特製ラックに納め、無精にも座ったまま操作できるようにしてあることでしょうか。あと、中身で言えば、SP復刻を蓄音機以外でベストに聴くためのセカンドシステムを徹底しているのも。ヴィンテージもので固める利点は、次々と出る新製品にまったく惑わされないということですね。 |
左上:ガラード。ケースはオーク集成材でものすごく堅い木です。サウンドボックス製。 左下:宝物のSPU63年もの。よく見えないでしょうが、カンチレバーが全然違います。 右上:これも宝物、EMT-ORTOONのモノカートリッジとSK212とかいう古いオルトフォンのアーム。 右下:このように、剥き出しリード線で、ラグ端子にハンダ付けしてあります。 |
左上:お気に入りの、珍しいQUAD1のパワー。凄くかわいらしく音もいいです。パワー管はKT66の初期グレー管。プリはステレオ時代の22。その下はモノチューナー。 左下:トーレンス124初期型とデッカマークワン。 右上:マランツ2。パワー管は、50年代のメタルベースのEL34。これは凄く高く手に入りづらいです。 右下:QUADのSP時代最後の頃(かな)のプリ、QC2。SP復刻を聴くには絶妙です。本当は1台でいいんですが・・・、これはそう高くないし(パワーの2と併せても20〜30万?)、真空管も駄管でも大丈夫です。ただ、いいものがあるかどうか。 |
<2008.3.27更新>