GABAさんご自慢のルーム  

GABAさんご自慢のルーム


=GABAさんから送られたそのままを掲載しました=

レコードプレーヤ
ターンテーブルMicro精機#1500  吸着仕様
アームSAECWE407/23 GradoME+(モノラルカートリッジ)
SME3010RGradoReference Platinum
FRFR-54DENONDL-103LC II
GRADOはハイコンプライアンスカートリッジなので盤によってはどうしても共振が起こってしまいます。その場合はFR-54 + DL-103LC IIで聞いています。
もう一台預かりモノのプレーヤーとしてMicro精機のSZ-1があります。モーターユニット等修理をして回転するようになりましたが、アームを未実装のため鳴らしておりません。SMEのアームベースが付いているので、現在出物を物色中です。




イコライザ
自作SRPP(CR型)12AX7A + ECC81 <− トランジスタ安定化電源
20年以上前に製作したプリアンプです。イコライザのみ使用しています(モニター出力をアッテネータに接続)。フラットアンプの出力はパソコンのAudio入力に繋ぎ、よく聴くLPをCDに焼いています。
12AX7Aは松下の通測用、ECC81はTelefunkenの太玉で残留ノイズと音質で選んでいます。E83CCやECC803なんかも使ってみましたが、往年の松下さんが一番でした。 最近改造してフォノ入力を4系統にし、信号系配線を6N銅線に交換、電源ケーブルもリース落ちのSunのサーバの電源ケーブル(BELDEN製)に交換しました。



アッテネータ・バッファアンプ
自作 T型アッテネータ(20kΩ) + ML-6 SRPPバッファアンプ
ML-6 x 2(片ch) <ー 6CA4
T型アッテネータを使い出すと普通のボリュームは使えなくなってしまいました。抵抗は金皮を使っているので、一部要所要所をWEの抵抗に入れ替えようと考えています。ただ、板抵抗は入れるスペースが足りません。バッファーはあくまでもバッファーでゲインは不要なので、ローμのML-6にたっぷり電流を流したSRPPで構成しています。ここも無帰還です。チョークトランスの一次側に1個ケミコンがあるのみで、それ以外からはケミコンは排除しフィルムコンを用いています。電源部は別筐体としています。



メインアンプ
自作 UX171A A級PPトランスドライブ モノラルx2 片チャンネル2〜2.5W
27 - 27 -インターステージトランス-171A x2、80
トランスドライブでナス管なんて音がぼけぼけと思われる方もいらっしゃると思いますが、これが結構鋭い音がしています。カソードパスコンの一部を除いてケミコンを排除してフィルムコンのみ使用しています。
写真は171Aですが、最近ナス管がへたってきたので仕方なくST管の71Aに交換しました。71Aなんて言うラジオ球でも高騰しているので困ったモノです。
うちのアンプは全てNo NFBを貫いています。自分なりの反応の早い音、鮮度の高い音を求めての構成ですが、クラシックを聴く方には恐らく絶望的な音です。



スピーカ
Tannoy Arden Mk 2
タンノイでロック?と思われるかもしれませんが、調教次第で立派にロックを鳴らしてくれます。きちんとした定位を求めるなら、フルレンジ一発か、こういう同軸型、はたまた静電型でしょうか。
フロア型と言うことで直置きしています。

オーディオラック
スピーカの間にオーディオラックを挟むのはもってのほかというご意見も多いですが、私は敢えてやってます。スピーカーケーブル、インターコネクタケーブルは出来るだけ短くしたいというのが一番の理由です。内部損失が多いウッドで重量が大きいと言うことで若月製作所のNW-8040(重量74kg)を使用しています。アンプの出力が小さいこともあり、ハウリングは皆無。ハウリングに関しては部屋の構造の寄与が大きいでしょう。
後ろの絵はRon Woodが描いたCharlie Wattsです。これを買ったときは、リスニングルームの当てもなかったのですが、いつかは作ってこれを掛けてやるぞと思っておりました。



部屋
これが一番影響が大きいか? 3階建ての1階で約10畳、屋外への音漏れなし、2階のリビングにもドアさえ閉めればまず聞こえません。曲によっては何がかかっているかは分かるそうですが。夜中でも好きに聞けるのが嬉しいです。
新築直前に色々と勉強して、自分で音響設計しました。ワガママな設計に頑張って応えた下さったハウスメーカさんに感謝です。

スピーカ・ラック部分コンクリ盛り上げ、リスナー席とは縁切り
壁・天井壁三方プラス天井が傾斜凹凸。クロスも音の反射などを考えてかなり苦心しました。
電源オーディオ用は別ブレーカー(クライオ)3系統、松下ホスピタルグレードコンセント。
テーブルタップを使わなくて良いように、コンセントは多めに設置。白熱電球のみ使用。


こんな簡素な設計図で作っていただきました。


レコードクリーナー
アナログレコードを楽しむには必須の装置です。現在はVPI社のHW-16.5というバキューム式レコードクリーナーを愛用しています。



レコードラック
レコードをきれいに入れようと導入したのですが、瞬く間に溢れてしまいました。(^_^;)
CDのスペースは不要でした。反省。