あぁ・・・・腹減ったじょ・・・・



俺は

「おいW子、今から飯食いに行くじょ!」

W子は

「えぇ?今から?私明日仕事やしなぁ・・・」






バキッ!ボコボコ・・・・




久しぶりに鈍い音がしたじょ(笑)





「ロイド、お前は?」

ロイドは

「ガガガガ・・・・・ワタシモアシタシゴトガ・・・ピピピピ・・・・」








ブチッ・・・・








スイッチ切ったったじょ(笑)




俺は

「あほんだら!俺も明日仕事じゃ!」

W子は

「HATCHさんは夜から出勤でしょ?私は朝から仕事やし・・・」

俺は

「あほんだら×2!ちょうど今頃が俺の昼飯なんじゃあああ!」

W子は

「そ、そんなぁ・・・・もう3時っすよ?」

俺は

「ちょうどええやないかっ!3時のあなたやないか!」

W子は

「何それ?」








グリグリグリグリ・・・・






ぎゃああああああぁぁっぁ・・・・






コメカミに満身の力をこめてジッポーの角が埋まったのは言うまでもないが・・・





俺は

「んで、お前等・・・行くのか?行かんのか?」

ロイドは

「やっぱ、今回はやめときます・・・・すんましぇん・・・」

俺は

「ほほぉ・・・・お前、機械のくせしやがってええ根性しとるやないか・・・」

W子は

「私も、明日仕事あるからやめますわ・・・・ごめんなさい・・・」

俺は

「わかったじょ・・・無理に行っても仕方ないしな・・・」








5分後・・・・













俺は

「腹減ったじょ・・・・飯行くじょ♪」

2人は

「さ、さっき断ったじゃないっすか・・・・?」

俺は

「ドアホ!さっきのは5分前行動じゃ!」

「これはお前達にとって大事な試練じゃ!」

2人は

「何の試練っすか?」

俺は

「全日本都合のええ客選手権中部地区代表予選じゃ!」



2人は

「そ、そんな殺生な・・・・」




ロイドは

「ガガガガ・・・・・ピッピッピッピ・・・・・プツ・・・・・・」



自分で断線しやがったじょ(笑)




俺はW子に

「大体、きょうびの日本人はノーと言えるやつが少ないけど、お前等は何じゃ?」

「ノーしか言えへんのか?阿呆!」



半泣きになったW子は

「お、お供させていただきます・・・」



俺は

「わかったらええんじゃ・・・わかったら」





俺は店を閉める準備にとりかかった・・・・



店で繁殖している夜の虫達に

「おい!閉店じゃ!閉店!帰れっ!」


客達は

「うい〜っす・・・・おやすみ〜♪」



ビリヤードに興じているFにも

「おっさん・・・もう店閉めるじょ・・・いつまでゴーゴー言うとるんじゃ?」

ハトが豆鉄砲を食らったような顔をしたFが

「えらい早いのぉ・・・閉めるのが・・・ブツブツブツブツ」

俺は

「もう閉店時間過ぎてまっせ・・・」

Fは

「なぬ?まだ11時15分とちゃうのか?」

俺は

「あほんだら!3時5分前じゃああああ!」

Fは

「オーノー!」




唯一、ノーと言える親父を送り出したあと俺達は

朝子の店で時間を忘れて飯食ったじょ(笑)




W子も明け方にボソっと




オー・・・ノー・・・






俺は


「お前もノーって言えるやんけ♪」

W子は

「最初に誘われた時から言い続けてますが・・・・」

俺は

「へっへっへ・・・ドンマイドンマイやじょ♪」



帰り際、俺はW子に

「また行こうぜ♪お前のおごりで♪」





「オー!ノ〜〜〜〜!!!!」






全速で帰っていったわ(笑)






っていうか

さすがロイドやな・・・・



まさに鋼鉄の意志やな・・・




っていうか

当たり前やな・・・(笑)





最近、人間っぽくなってきたような・・・