「楯(たて)干し」の始まりについては、はっきりわかっていませんが、江戸時代初めの頃から、第2代津藩主藤堂高次(つはんしゅとうどうたかつぐ)(1629−1669)が浜遊びとしてはじめられたと思われます。第3代高久(たかひさ)の頃には、「立て干し」や「建て干し」の名で盛んに記録も出ています。

 楯干しは、遠浅の海岸に竿(さお)を建て、これに網(あみ)をはり、潮が引いてから跳ね回る魚を手づかみにする豪快(ごうかい)なもので、一度経験するとその楽しさは忘れられません。遠浅の御殿場海岸ならではの漁方(ぎょうほう)として知られています。

 

 予約をすれば前日に漁師さんが網を張っておいてくれるよ!!


 たて干しの方法

@遠浅の海岸に竿を建て、これに網をはる A干潮時になり、潮が引くと網で魚がとじこめられ、それを手づかみで捕える。
絵をクリックすると魚が見られるよ!