□ 集いのSaGa □


オアイブ「・・・来ます」
突然、ミレイユとスカイアの背に目を向ける。
スカイア「何が?」
オアイブ「時の戒めより解き放たれし勇者たちが・・・」
そして、ドアが開けられた。
姿を表したのは、四人の女性。
エレノア「・・・」
そして、エレノアたちが見たのは、3人の女性。
シフ「この人が、オアイーブって言う魔術師かい?」
赤いヴェールに身を包む女がそうだと、誰もが見ぬいた。
しかし、それより気になる存在は、隣に控えている金の生糸を頭部に湛えた女性。
何処にも全く隙が無い、まさに完全な存在・・・
それが、皇帝。
ミレイユ「あなた方は・・・?」
答えたのはオアイーブだった。
オアイブ「彼女たちは、遥か別世界より来た有志たち。
     世界をあるべき姿に統合する為の使徒。」
エレノア「!!」
始めて、自分の存在がどう言うものであるのかを見ぬかれた。
いや・・・元々、知っていたと考えるべきであろう。しかし、全く彼女たちが
ここに現れたのは偶然であるはずだし、また並大抵の人間は「別世界」や「世界のあるべき姿」に 関しては鼻で笑うだけの存在にしか過ぎていないのに。
プル「どうして、私たちの事を知っているの!?」
エレノア「ええ、私もそれを聞きたいわ。」
オアイブ「・・・私とて、全てを知っているわけではないのです。
     しかし・・・私の知っていることで、あなた方が知らないこと、
     あなた方が知っていて私が知らないこと、様々あるでしょう。
     語る時は来ました。陛下。
     この者達と、陛下の真の存在意義、そしてこの世界のことを・・・」

アニー「いたぁい!」
着地に受身を取れず見事にアニーは左肩を脱臼した。
グスタフが、荒療治で治すのだが、少々ばかりきつすぎたようだ。
アニー「アンタ、もうちょっと上手くやりなさい!」
グスタフは聞いていない。
クロディ「まあまあ、生きていただけで良かったじゃないですか。」
最もである。
ナタリー「でも、なんか、安心できそうも無いね・・・」
ナタリーの表情が真剣なものと化している。
他の全員も、同様。
ネメシス「闇の中に生を受けた魔物達・・・」
暗闇の中で、目が、光った。
07/29/2001