□ 呪いのSaGa □


プル「なによこれぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!はずれないわ〜〜〜!!」
一度手にはめたらもう外れない。
典型的な呪われたアイテムである。
エレノア「・・・うーん、こりゃ私でも直ぐには無理だわ。」
エレノアが一瞥してそう答える。
プル「何とかしてくださいよ〜〜!!」
いつもの気丈な姿は無く、情けない姿のプルミエールがそこにはいた。
シフ「・・・でも、ナンか変じゃない?」
エレノア「何が?」
プルミエールはうわーんうわーんと叫びまくっている。
明かに、彼女はいつもとは違う。
エレノア「・・・呪いの所為かしらね?」
シフ「ああ・・・多分な・・・」
どうも、呪いは彼女から気丈さと礼儀正しさを奪ってしまったようだ。
取り敢えず、今は困るしかなかったが。
プル「・・・まあいっか。先を急ぎましょ。」
くるりと表情を変化させる。
エレノア「・・・」
シフ「・・・」
なんだか、どうもプルミエールの顔が赤面していたように感じられたのは、 二人とも同じようであった。
エレノア「・・・呪いの所為、よね?」
シフ「・・・そう、信じたいな・・・」

実はプルミエールは幼い頃、首が壺にはまって以来「抜けない物」に対して異常な
トラウマがあるらしく、それをずっと伏せていたのだった。
別に、彼女が彼女らしさを失っていたのは呪いの所為ではなく、 単なるトラウマだったりするのだった。

呪われて抜けない篭手とはいえ、威力は十分なようだった。
アニマを全く消費することなく、十分な威力を発揮できる。
別にプルミエール自身に及ぼす害もないようだ。
プル「でも・・・なんか、外せないのは・・・」
そう考えると身の毛がよだつので、無理やり意識の下に追いやったのだが。

一方。山組。
クロディ「あら、矢がなくなりましたわ」
恐ろしい事をさらりと言うクローディアである。
つまり、彼女の攻撃方法がここで途絶えたと言う事だ。
アニー「ちょっ・・・!あなた、何本矢を持ってたの!?」
クロディ「1000本以上は持ってきたはずですが・・・」
アニー「減るの早過ぎない!?」
クロディ「いえ、敵が多いんだと思う・・・」
確かに、ちょっとばかり敵が多すぎる。
あまりの敵の多さに、ナタリーすら戦いに慣れ始めている。
ネメシスは少し魔法を使いすぎたようで、休憩中。
頼みはクローディアの弓だったが、矢ギレ。
アニー「・・・グスタフと、あたしが何とかするのぉ!?」
泣きたい気分であった。
07/26/2001