□ 置いてけぼりのSaGa □


エルマンが朝起きてみると、酒場には誰一人いなかった。
昨日アレだけの人数で酒宴を開いていたというのに。
エルマン「・・・?」
二日酔いらしい、。頭が痛む。
ゆっくりと体を起こして辺りを一瞥してもやはり人の影はない。
エルマン「バーバラ?ナタリー?」
返事がない。
彼は外に出てみた。
すると・・・
エルマン「ば、馬車がない!」
そして気がつく。
エルマン「また、逃げたな〜〜〜!!」
自分は、置いてけぼりで。

ナタリー「今ごろエルマンは起きてるんじゃない?」
馬車を駆り、一行はニューロードを北西へ。
ほぼ全員、二日酔いはない。
ただ一人を除いて。
エレノア「うっ・・・」
例によって、エレノアは飲みすぎた。
アニー「エレノア・・・あなた、コレで何度目?」
いまだにアニーはエレノアが二日酔いをしていない姿を見たことがない。
エレノア「アセトアルデヒドが・・・アルデヒド基が・・・」
わけのわからないことを口走っている。
子の馬車はバーバラの特製の馬車だ。ゆれは少ないとは言え、二日酔いのエレノア
には十分に応えるものがあった。
エレノア「ああ・・・木のアニマが・・・」
未開拓地な故に、アニマで幾分回復できることが責めての救いだったのだが。
グスタフ「・・・」
グスタフは二日酔いこそしていないが、酒の入った後はさらに無口になる。
後の連中はいつもどおりだ。もとより酒をあまり飲まないネメシス、ナタリー、
音に聞こえた酒豪シフ、酒はたしなむ程度のバーバラ、鉄人プルミエール。
エレノア「・・・まだ、後どれくらい・・・?」
バーバラ「ようやく1/3くらいかな?」
それを聞いて、また気が遠くなりそうになるエレノアだった。
07/08/2001