衝撃のSaGa


アニーは眉をひそめた。
エレノアが何やら妙な術によって空間を転移した(らしい)あとに
彼女のめに始めて留まったものが・・・
ジジイの顔であったから。
パルサー「ありゃ?」
ジジイの方は不快な表情を浮かべているアニーの顔を覗いて、
彼女とは違った眉の潜めたかをした。
パルサー「エレノア、露出が多くないか?」
その瞬間、アニーのパンチが決まった・・・

パルサー「すまんすまん!!つい、エレノア一人で帰ってくると思っていたのじゃよ」
ディオ「嘘つけ・・・」
ボルフェス「良いじゃないか、ジジイにも楽しみというものを・・・」
ハリード、ウォード、アニー、ライザと向かい合っている三人の博士と
背の高い頑強な男、神秘的な雰囲気を秘めた女性、若く聡明な顔立ちの中に
断固たる意志を秘めた瞳の男。そして、エレノア。
エレノア「まあ、かえってこれて良かったわ。」
パルサー「しかし、危なかったぞ。」
クエーサー「何しろ、座標軸の特定化がすすまんからな。」
ボルフェス「何か、局地的なものを感じるが・・・」
ディオ「ちょいまった。お客さん方が待ってるじゃねえか」
エレノア「あ・・・ごめんごめん。とりあえず、この爺さん達の
     話を聞いて。それから私に聞きたいことがあったら
     お願い・・・私、疲れちゃった。」
素っ気ないように四人に言うエレノアだったが、その顔には疲労の
色が濃くにじんでいた。
エレノア「空間越えるのって難しいのよね・・・」
ネメシスがエレノアの肩を持ち、休憩室へと足を運ぶ。
残ったのは、四人と四人。
ハリード「さて・・・じゃあ、まずはここが何処だか教えてもらうか・・・」
06/13/2000