安濃津ガイド会

◇◇◇◇ 津の町の見所 ◇◇◇◇



密蔵院
本尊は、津藩2代藩主藤堂高次が病魔に冒され苦しみ祈祷を続けたところ病は直ちに 平癒したとされる。千手観世音菩薩である。文鎮堂裏から八十八箇所お山めぐりができる。

蓮光院(初馬寺)
四天王寺建立にあたり聖徳太子は、厄除けとして馬頭観音を祀り法要したところ加護が あり祈願所を建立、これが蓮光院である。大日如来座像、阿弥陀如来座像は国の 重要文化財に指定されている。

四天王寺
聖徳太子の創建と伝えられているこの地方きっての古刹で、曹洞宗永平寺派中本山。 本尊は釈迦如来。織田信長の実母土田御前や高虎正室久芳夫人のお墓等がある。

津城跡
織田信長の弟織田信包が築城したものを伊勢・伊賀の領主となった天下一の築城の名手 藤堂高虎が石垣を積みなおしたり、城や堀を広げて大改修をした。

入徳門
藩校有造館の講堂の正門で明治4年廃校後も地元小学校の門や図書館の正門として 使われていたが昭和20年の戦火を奇跡的に免れ、昔の面影を伝える唯一の建物である。 名前の由来は「大学は諸学徳に入る門なり」と言う言葉から入徳門となった。

寒松院<
江戸上野寒松院にある高虎の霊を津でも祀るため2代藩主高次が、五輪塔の供養塔を 建立し、その後、代々津藩主と久居藩主の菩提寺とした。 昭和20年の戦災で堂宇は焼失したが26基の墓石だけが残った。

津観音
観音さんで知られている恵日山観音寺は真言宗の古刹である。慶長18年(1613) 藤堂高虎が本堂を再建し、浅草、大須観音と並んで日本三観音の一つに数えられる。 江戸時代には伊勢街道にあって伊勢神宮の参拝に向かう人々で賑わった。 境内には徳川家康の側室の一人女傑於奈津の方の顕彰碑がある。

津偕楽公園
江戸時代には、津藩主の鷹狩りの場で休憩所の御殿が建てられていた。 11代藩主高猷が安政3年頃、別荘を造り御山荘と呼ばれたが、明治4年国有化され、 現在津市の公園となっている。

西来寺
天台真盛宗別格本山で開祖真盛上人により延徳2年(1490)創建、寺格は高い。 清雲院於奈津の方の木像が安置されている。重要文化財や県・市指定の文化財が 多く所蔵されている。

上宮寺
寺伝によると、6世紀末聖徳太子による建立と伝えられている。この寺には津市指定文化財 4件があり、平安時代末の阿弥陀如来立像は寄木造りと伝えられている。

阿漕浦
かっては、日本三津の一つと言われた天然の良港であった。孝子「阿漕平治」伝説の地であり、 泅水術観海流発祥の地で、開祖宮発太郎像が建立されている。

結城神社
南北朝時代に南朝に属して奮戦した武将の一人「結城宗広」を祀っている。 境内に咲き乱れるみごとなしだれ梅は津の風物詩となり多くの観光客で賑わう。

忠盛塚
平清盛の父親である忠盛の生まれた時の胞衣を埋めた胞衣塚、産湯を使った産湯池があり、 伊勢平氏発祥伝説地とされている。

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