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お役立ちコラム

  チック

 人間は、心に何らかのしこりや不安があるとき、自分の意志に関係なく、ある行為を繰り返し行うことがあります。例えば、目をパチパチさせたり、奇声を発したり、首を急速に振る、無用な咳払いの繰り返し、鼻すすり、自分をたたくなどです。そして、これらの行動が一日のうちに何回も繰りされたり、しかも長期的に続く場合、『チック』といいます。

 一般的に、チック症の発症年齢のピークは、6〜9歳くらいで、男子に多いといわれています。

 このチックが起こった場合、親は何とかしてやめさせようとします。しかし、これは逆効果になります。と言うのは、ほとんどの場合、子ども自身は、これらのチック症の行動をとっている事に気がついていないのです。ですから、やめさせようとして、子どもに行為の禁止をする事は、反って子どもの意識をこれらの行為に集中させてしまう事になります。

 チックは、心に何かのわだかまりがあり、そのわだかまりが無くなると自然に直ります。チック症の行為が、他の人に知られては恥ずかしいからと言って、無理にやめさせようとするのではなく、「何か子ども自身で、心のガス抜きをしている。何かと葛藤している」という事を思い出し、そっとしておいてあげて下さい。

 また、小さい子どもである場合、「何か困っている事があるの?」と問いただすだけでも、逆に不安を与えてしまう事になりかねません。親としては、子どもの事を助けてあげたいという気持ちは理解できますが、直接チックに関するような質問は避け、何か他の子どもが楽しい思いをするような会話を持ってあげて下さい。

 親とのコミュニケーションが、子どもにとっては何よりも楽しいものです。

 

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