烈BEAT
2003年11月23日(日) モーターランドスズカにて
2003年(平成15年)11月23日、秋晴れの下、鈴鹿市のモーターランドスズカにおいてビートの走りの祭典、烈ビートが開催されました。この日のメインはさときちさんお手製のおでん。レース決勝を控えて、なぜか和む面々。
この日は第4戦にしてシリーズ最終戦。エキスパートクラスにオープンクラス、大混戦のクラスはこの日のレースの結果次第でシリーズチャンピオンが決まる大事な1戦。あぁ、そんな大切な最終戦なのに、所用のため午後からの参加のbeat555のためにタイスケが変更。午前中のレースが午後1時からに。この変更がこの日のレースに、そしてシリーズチャンピオンに少なからず影響を与えてしまったかも・・・。

午後から参加のbeat555はぶっつけ本番、家から来ていきなりのレーススタートというとんでもない条件。セッティングする能力はないけど、せめて空気圧だけでも数周サーキットを走って確かめたかったのがホンネ。予選を走っていないので最後尾スタートです。前にいる台数は・・・数えるだけ無駄なようですね。とりあえず1台1台抜いていって、Maさんに追いつきたいっていうのがこのレースの目標かな。チェッカーフラッグ(逆光で見にくかったけど日の丸だったかな)が上がり、アクセルをあおるのですが、いつものような緊張感がない・・・。そっか、最後尾で抜かれる心配がない。後ろを気にしなくていい余裕が緊張をなくしたようです。そのためいつにもなくいいスタート。最初のコーナーの進入までに1台パス。今回のスタート位置はインフィールドに入る直前で、スタートと同時に勢いよく突っ込み、後方車両もぞくぞくとそれに続いていったら・・・ナ、なんだ、みんななんか避けてる。ダァ〜! 同じクラスのTさんがこっち向いて止まってる! タイヤ、暖まってなかったもんねぇ〜。単独スピンで接触もなく、レースは続行。このときふと脳裏をよぎったのが、昼の会話。同じクラスのYさんが、車が不調で全開で走れるのは1周だけって言ってたなぁ。ってことは、がんばれば今季初のクラス優勝も夢じゃない。がぜんやる気が出てきて、多少強引な部分もあったけど、とにかく前へ前へ。だけど、ここで前に立ちふさがったのがHさん。かな〜り昔のモナコGPのアラン・プロストとルネ・アルヌーを思い出しちゃった。ていうのがレース中思ったこと。とにかく抜けない。そうこうするうちに、スピンしたTさんが背後に。そして3台の接近戦。ここでbeat555の思ったことは、自分の力で抜けないのなら他人に託そう。そして、あわよくばその隙にこの混戦から抜き出そう。(前々回のレースがこんな感じで抜いたので) したたかに考えて、あっさりTさんにパスされるbeat555。そして思ったとおり、ファイナルラップの2ヘアでTさんがアウトから仕掛ける。そちらを気にするHさん。インががら空き。このまま頭一つ出れれば・・・が、Tさんの伸びがよく、思い通りに行かない。それどころか2台がインに寄せてきて、左側が脱輪。それでもなんとかふんばって、インフィールドへの進入はTさん、beat555、Hさんの順。この後キッチリインを締めてTさんが先にチェッカーを受けました。またしてもクラス3位。そしてシリーズも3位でした。ま、いろいろ熱くなった部分もありますが、その熱い気持ちを走りに注ぎ、午後のフリー走行で自己ベストを出すことができましたと締めくくりましょう。
続いて今回参加の皆さんの画像です。毎度のことながら、印刷可能な写真はAutomacさんに置いておきます。
続いてシリーズランキングの発表です(表彰台の画像のみになります)。

ノーマルクラス

オープンクラスT

オープンクラスU

エキスパートクラス
これで2003年の烈BEATは閉幕。来年は東海3県を転戦するという話も・・・。