続・狸と○○○とふたりの女

告白的・極私的・ここだけの話的映画綴織


はみだしてしまったBEST作品。★★★★★作品。

雨に唄えば 映画のすべてが煮詰まっているというか。無人島にビデオ1本としたらコレを。シド・チャリシーさんが美しすぎて・・。
絹の靴下 チャリシーさんは、歌は吹き替え演技はイマイチという方でしたが、私の大好きな方。
彼女の最高傑作がコレ。アステアさんとの相性も抜群。コール・ポーターの曲をバックに下着姿でというシーン、ロシア踊り軍団を従えたソロダンスの切れ味、今も新鮮です。
バンドワゴン
ピラミッド 小学3年生の頃の日記には「お父さんとお母さんと昼から新町劇場へ映画を見に行きました。 ピラミッドと星のない男でした。ふたつとも大変良かったです。」とありました。ジョーン・コリンズさん!
猫と庄造と二人の女 映画で初めて「女優」を感じたのは浪花千栄子さんだったようです。あの関西言葉の妙味は名人芸でした。
運動靴と赤い金魚 お金を払ってでも皆にみてもらいたくなる映画です。イラン映画です。
白い頭巾(
ヘジャフというらしい)をなびかせバタバタ走るザーラちゃんに涙しない人は、単なる「ひとでなし」です。
帰らざる河 小学校の頃、あの頃は映画が55円で見れました。モンローさんに、お熱でした。
ポリアンナ 今観てもこの映画には泣かされそう。あの愛しのヘイリー・ミルズさんは何処へ。
海賊八幡船 中学校の頃。丘さとみさんがいちばん溌剌としていた映画です。大川橋蔵さんもキュートでした。沢島忠作品。
先生のお気に入り この当時のドリス・ディさんのロマンチックコメディ?はよかった.。また主題歌が「テチャーズ・セッド」、もろに日本語ですが・・、彼女の暖かい声質は好きです。あの当時、映画とは関係ないのですが50年代のポップス・・「霧のロンドン・ブリッジ」ジョー・スタッフォードさん・・(突然ですが、「長崎は今日も雨だった」はこの流れなんですよ、前川清さんのブルース歌謡は至上です。)
あの頃、50〜60年代は伸びやかな時代で、されど唄は3分0秒以内で完結してたんですよねえ。
今の5分を超える「唄」の昇華具合はちょっと不可思議です。
サウンド・オブ・ミュージック 年に一度は必ず観てしまう映画です。あの70ミリ大画面でまた観たいです。ジュリー・アンドリュースさんは、大好きです。「引き裂かれたカーテン」あたりは、とても艶っぽく映えてました。
名曲揃い、そして彼女の正統英語?に感激。「マイフェアレディ」のアルバムも彼女バージョンを買いましたもん。
目をさまして殺せ 65年のイタリア映画です。この邦題がいいです。
裏切りの荒野 マカロニウエスタン、けっこう気に入ってる作品です。ネロさんに、ティナ・オーモンさん。
フランコ・ネロさん 当時のイタリア映画の熱気は、最近の韓国映画みたいに凄かった・・。「警視の告白」(ネロ&マーチン・バルサム)、「殺人捜査」(これはジャン・マリア・ボロンテ主演)。ネロさんの重い眼差しに魅了された頃。
007ゴールドフィンガー 当時の007映画の盛り上がりはちょっとしたライブという感じでした。主題歌からゲルト・フレーベさんの悪役まで、007シリーズではのりのりの我ベスト作です。
泥棒を消せ アン・マーグレット至上の一品。アラン・ドロンさんの世話女房という役どころでした。
マンハッタン物語
わらの犬 スーザン・ジョージさんには誰もがイチコロ状態でした。そして、未だダスティン・ホフマンになりたくてなれない私。

「おませなツィンキー」・・これは、チャールズ・ブロンスンさんとの競演。
チャイニーズ・ゴースト・ストーリー 80年代後半から90年代の香港映画の怒涛の作品群。ジョイ・ウォンさん、サリー・イップさん、エミリー・チュウさん、チェリー・チェンさん、ブリジット・リンさん、アニタ・ムイさん(故人に・・)、マギー・チョンさん、あっぱれ。「ワンダーガールズ 東方三侠」(93年)なんていう映画は、ミシェール・キングにアニタさんとマギーさんが競演。とんでもない映画でした。
栄光のル・マン 一切語りのないプロローグがいいんです。このサントラ(ミシェル・ルグラン)をよく聴きました。そして寡黙なマックイーンさんがいいんですちなみに、マックィーンベスト3は、「大脱走」「ゲッタウェイ」、そしてコレです。ウーン、「華麗なる賭け」がはみ出たのが悔しいですが。
コールガール ジェーン・フォンダさんといえばこれです。この映画の絵姿が好きでした。
夕陽のガンマン レオーネ・モリコーネ・イーストウッドが一体となった作品。レオーネはセルジオだ。なんのこっちゃ。「続」も!
ピンクパンサーシリーズ ブレイク・エドワーズ、ヘンリー・マンシーニ、そしてピーター・セラーズ、何度観ても、おかし美味しいジャック・クルーゾー。ピーセラさんは凄い俳優さんでした。さて、このシリーズ、どっちがボケかツッコミか、サドかマゾか、やはり宿敵?ハーバート・ロスさんのドレファスあってのクルーゾー。そうなると、「暗闇でドッキリ」が正確にはシリーズ1となります。もちろんケイトーさんの登場も。
シリーズの最高は「3」、ドレファスが完全に狂気の世界に入り、世界中の殺し屋を集めて、クルーゾー抹殺を図ります。最終兵器まで登場します。
ピーセラさんが亡くなってからも、番外編が作られ、そこでドレファス曰く、クルーゾーとは「マンホールに落ちても、ブルック・シールズと逢ってしまうような男」だと。
なお、クルーゾーは1920年9月8日生まれです。
博士の異常な愛情 何度観ても面白怖いという、キューブリックさん35歳の傑作。ピーセラさんの3役、ジョージ・C・スコットさんの怪演が素晴らしい。
ピクニック 「ムーングロウ」のリズムに乗ってキム・ノバクさんのあのめくるめく誘い加減にもうクラクラ。
燃えよドラゴン ある意味では20世紀を代表する一本です。ブルース・リーの存在が。
アパートの鍵貸します シャーリー・マクレーンさんは、いつも家に居てもらいたいなあと思ってしまう女優さんでした。そして、ジャック・レモンさんのあのリズム感。酔っ払いそうな映画です。・・シネマスコープです。
明日に向って撃て! ポール・ニューマンさんはひたすら男の色気を感じてしまうスターです。今でも。「西部劇」で真底おいしかったのはこの映画が最初で最後でした。
そして、「
暴力脱獄」のスマイル・ルーク!
冒険者たち ジョアンナ・シムカスさんの埋葬シーンが今も眼に。バンチュラさんもよかったー。
スヌーピーとチャーリー チャーリー・ブラウンは、私の人生の師匠です。(告白1)「たぬき」以前は、実はピーナッツマニアでした。鶴書房のシリーズも揃えてピーナッツグッズもいっぱいでした
今でも、チャーリー、ライナス、シュレイダーの世界を彷徨える自分であります。敵はもちろんルーシー、サリーかな?
「ピーナッツ」は、正に
人生の教科書です
モア 愛しのミムジー・ファーマーさん!音楽 ピンク・フロイド。
男と女 この当時はフランス映画というのが重かったのです。フランス語の勉強をしようと。(思っただけでしたが)
恋愛専科 スザンヌ・プレシェットさんの、おんな磨きのイタリア旅行。ほんとうに彼女は・・絶句・・キレイ。体型が日本人風なんでまた・・絶句。あのしゃがれ声がまた。そして、アンジー・デッキンスンさんが、またキレイ。風景もキレイ、残しておきたい映画です。
去年の夏 血まみれのかもめがモチーフに。苦く切ない青春映画。バーバラ・ハーシーさんが・・。
魚河岸の旋風娘 変身以前の、ぽちゃぽちゃ時代の弘田三枝子さんは正に我アイドルでした。テレビの「花の番地」てのを、いつも観ていました。そう1962年から63年のころ。

ヘレン・シャピロ、ロネッツを超えて。丘さとみ〜ミコ〜八神純子・・マンマル路線が命です。

その当時の「ミコちゃん」3景、アラン・ドロンとの1シーンも。
黒衣の花嫁 トウノタチカケタ頃のジャンヌ・モローさんは素敵でした。「マドモアゼル」「小間使の日記」とか。
子連れ狼・三途の川の乳母車 富川昌宏さんの大五郎は色っぽかったです。シリーズ極上の一品。若山富三郎さんの生きた「日本映画」の時代は貴重でした。
不良少女魔子 夏純子さんの魔力ある面影にいつも翻弄されていました。
夜汽車の女 この作品と「隠し妻」(小沼勝・片桐夕子夫妻)のロマンポルノ2本立は私にとって衝撃でした。それと、加藤彰監督ではもう一本、「OL日記・濡れた札束」。中島葵さんのけなげさに泣きました。
ジーン・セバーグの日記 彼女はいつも心の隅に残る女優さんでした。このドキュメントはちょっとショックでした。WOWOWで観た「リリス」に泣きました。
ローラーブギ リンダ・ブレさんはけっこう好きなタイプです。パスカル・プティさんとか、エルケ・ソマーさん(エルケ・ゾンマー?)とか、そういうタイプです。
夫が見た 「女の小箱」より 増村保造・若尾文子コンビの代表作。底なし沼に落ちていくようなどろどろの展開にはまりました。この映画では岸田今日子さんがどろろ色です。若尾さんのちょっと硬直したようなセリフ回しが好きです。そして、そして、「清作の妻」、なんともしれん若尾さんの艶っぽさ、増村・若尾映画は中毒味です。映画の空気が違いますもの。そして、川島雄三さんとの「雁の寺」も。
人魚伝説 伊勢志摩が舞台の傑作ATGシネマ。このラストの滅茶苦茶な、そして美し過ぎる大殺戮シーンは感動的です。貴方は「人魚伝説」の白都真里をみたか!(やや興奮気味)
三重県にロケした映画というと、岸恵子・ショーケンのあの「
約束」(津刑務所前のラーメン屋台が・・)、渡哲也の「ザ・ゴキブリ」(津の街中でのカーアクションはこれが最初で最後?その当時の津大学病院、四日市の国鉄駅、競輪場がロケ地に・・)、そして本作がリアルタイムで観たBEST3です。
鉄砲玉の美学 これもATG作品。中島貞夫さんです。そして、ギラギラの渡瀬恒彦さん!リアルタイムで観て以来、未だ観れない。もう一度観たい作品。あの壮絶な哀しきラストをもう一度。杉本美さんもまた壮絶。

 子連れ狸(トンちゃん作)

皇家戦士 ミシェール・キング(今はヨーさん)さんの輝く1986年作品。東京ロケの華麗なアクション、飛行機内での猛烈なアクション、今観ても凄い。(それはそうと水野美紀さんを生かすアクション日本映画がそろそろ出てきても・・あの「チャリエン」、ルーシー・リューの役は彼女がやるべきでした。)
グリーン・デスティニー 母性をも感じさせる彼女。あれから14年。血沸き踊るこの「一途」な映画を観ると、「あほ過ぎる」映画(例・チャリエン)が多すぎます。この志の高さ!2000年の我ベストワン作品。そして、何とアカデミー賞作品賞にノミネートという快挙。初めて私、アカデミー賞に興味を。嘘でもいいから作品賞を!
PS・残念でした。でも満足。プレゼンターとしてユンファさんと登場したヨーさんの艶姿(裾分けの?)が眼に焼きつきました。
スウォーズマン なにがなんだか判らないこの展開のすごさ。服部半蔵まで登場する2部作。ブリジット・リンさんが、りりしくも美しい。
金枝玉葉 アニタ・ユンさんは、日本でもいそうで絶対にいないキャラです。この映画では男?です。
ラヴ・ソング 同じくピーター・チャン作品。テレサ・テンの曲を背景に泣かせます。そして、忘れられないのは「秋天的童話」(なんといとほしいタイトル)、これはメイベル・チャン作品でした。
フェノミナ 少女という言葉は死語になりました。ジェニファー・コネリーさんは最後の「少女」でした。
ダークシティ 久々のジェニファー。ビルがにょきにょき現れる、まあこれだけで絶句もの、浸りました。アレックス・プロヤス製作・監督の知るひとぞ知る傑作。レトロ感覚がいいです。
エイリアン シガニー・ウィーバーさん、一途でした。彼女が、先駆者でした。あの、りりしさ、なまめかしさ、リドリー・スコットさんの「奇跡」の一作!お腹を食いちぎって出現するエイリアンのショックは、今も!
トイ・ストーリー ディズニー映画で初めて「人生」を教わりました。
2つの頭脳を持つ男 スティーヴ・マーチンさん絶頂期の快作。キャスリン・ターナーさんも。何度観てもおかしい。
雷魚 日本映画にも時にゾクゾク感覚の作品が。瀬々敬久監督。地方都市の漠々とした風景が・・。
愛しの新東宝映画 ちょっと落ち込んだとき、ファイルされた新東宝映画のポスター(もちろんコピーのコピーですが)を見ると・・なぜか元気が!
中学から高校のころ、新東宝の映画館は盛り場とはちょっと離れたお寺の境内風のところにあったような記憶が・・。
その「津劇場」(史料によれば、昭和32年開館、45年廃館)という名の館で、「東海道四谷怪談」「スーパージャイアンツ」「雷電」(北沢典子さん、至上でした。)「いろいろ・官能三本立」他他、なぜかその館に入るのは後ろめたいような・・それが正しい新東宝映画の観かただったようにも・・北沢典子さん、星輝美さん、三ツ矢歌子さん、三条魔子さん、ご贔屓でした。

なんせタイトルがスザマオカシイのです。「人食海女」「暴力五人娘」「「九十九本目の生娘」「女体渦巻島」「絶壁の鬼娘」「女軍医と偽狂人」ほかほか。

ER 突然ですが。ERファンとして是非ここに。ロス先生がいなくなって、ちょっと寂しい最近ですが。3rd「別れの時」、私、ぽちゃりスーザンさんが好きだったのですが・・ククク。キャラでは、やはりキャロルさんですか。とてもバランスのとりにくい顔が魅力です。そうそう、一時カーターといい仲だった小児科医のキートン先生も。なんだかんだで、このシリーズは5★です。
踊る大捜査線 これも唐突に。サントラからシナリオから揃え、熱中したシリーズです。本編では、澤田鎌作演出の10話「凶弾」が!そして番外編では「すみれスペシャル」と呼ばれる「秋の犯罪撲滅スペ」が!これも澤田演出。青島くんとすみれさんが夜のレストランで無言で会話するあたりにうっとり。深津絵里さん!そして、映画も劇場で2回観ちゃいました。小林信彦さんが、1990年代末を象徴する作品と、きちっと記していただいたことも嬉しい思いでした。脚本、君塚良一さん!
アメリカン・ビューティ れは、眼医者(注・アカデミー賞でのマーチンさんの言葉より)ケビン・スペイシーさんの「ただものではない」米映画。アネット・ベニングさんが また愛らしい。
1999年の夏休み 深津絵里さんが、水原里絵名で登場した88年作品。金子修介監督。そして、あれから・・今もTVでは深津ドラマは最優先です。「きらきらひかる」「踊る大捜査線」「彼女たちの時代」と・・最近では「カバチタレ。「スペトラ」の事務服姿もよかったです。
はつ恋 00年日本映画のBEST。けっこう私、泣き虫なのですが、最近、ウルウル気持ちよく泣けた映画がこれ。久石譲さんの涙腺刺激コードがまた・・。麗奈さん、美枝子さん、允さん、広之さん、満さん、5人のアンサンブルが見事でした。珠玉のファンタジー。
JSA ソウル旅行からの余韻覚めない頃に観て唸りました。ラストの一枚の写真が暗示的で泣けました。
ふやけた我々日本人には痛くも辛い作品。イ・ヨンエさん(日本なら鈴木京香さん?)がりりしくて切ない。
ハムナプトラ2 間合も行間もないつるべ打ちアトラクション。ニューシネマの趣です。しかし、ご贔屓イムホテップさんが、あまりにも最後可哀想で・・3での復活を!



番外の番外の番外 私の好きな近頃の女優さん 2001 現在

レニー・ゼルウィガー RENEE ZELLWEGER 彼女に惚れ込んだのは、勿論「ザ・エージェント」でしたが、「癒し」系といわれつつ、けっこう気丈な役柄も多く、体も骨太?好きなのは「厚い唇」。唇で演技出来るのは彼女以外にいません。別に唇をワナワナという演技ではなく、彼女の場合は実にさりげなく・・「唇技」というんでしょうか。
エリザベス・シュー ELIZABETH SHUE 「ベストキッド」も「カクテル」も「BTTF」もちゃんと観てたのに、全く気にならない女優さんでした。ところが、「インビジブル」で私、開眼してしまいました。いい根性をされているというか、痛みを分かち合える女優さんですねえ。
キム・ユンジン
Kim YunJin 金允珍
「シュリ」一本。彼女の顔というのはとても危ういといいますか、どうバランスをとっていいのか判らない不可解なところがあって、ぞっこんです。
アンジェリーナ・ジョリー
ANGELLINA JOLIE
「親切にサインをしてくれるスター」のNO1が彼女、アフガン難民に100万ドルを寄付とか・・、なるほど。女優さんとしての生き様がまっとうです。
「トゥームレイダー」を観てそのとおりだなあ、と納得。
TATOOも決まってます。「唇からナイフ」ってほんと彼女のためにあるような言い回しですなあ。
ジェシカ・アルバ
JESSICA ALBA
「ダーク・エンジェル」を早送りで観て、まあその、トロン眼と肉厚唇に一本取られてしまいました。日本人的といいますか、いつかどこかでお会いしたかのような親しい感じがよろしいです。時にみせるコスプレ姿が鮮やか。
猫のDNAが組み込まれているので年に3回発情するという設定がおかしいです。

しかしですよ、ジョリーさんもポイントはあの唇。ここでレニー、アンジェリーナ&ジェシカの3人を「平成くちびる三姉妹」と勝手に呼んでしまいましょう。
スカーレット・ジョハンソン
SCARLETT JOHANSSON
2005 追加。「真珠の首飾りの少女」で降参。
レニーさんに唇魔力が無くなった今、「
平成くちびる三姉妹」は、世代交代ということで・・・アンジェリーナ、ジェシカ&スカーレットに。

                        

  フェイ・グラントさん(「V」)

 夏純子さん

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