たぬきと絵本と・・ 4   コミックス・マンガも!  画面転換あります

 砦の狸レストラン

 桂 三枝の落語絵本シリーズより。
 文・桂 三枝 絵・黒田征太郎 2006.12.25 アートン 刊

 山の途中に開店したという イタリア料理店「いろり」、どうも狸がやっているお店らしい。
 看板もタ抜きのイ リア料理って。

 ちゃんとオチもついての 傑作狸絵本です。黒田さん描く狸がまた絶品。
 たぬきむかし

 文・よしざわ かずお 絵・ふくだ しょうすけ
 1969.1 ポプラ社 むかしむかし絵本 23

 ごさくどん、ろくべえたぬきのいたずらに なんとか 一泡ふかせてやろうと・・。
  
 たぬきに 化かされながら、たぬきを まったく憎んでいない・。
 化かされながらも、たぬきを こよなく愛した 日本の民衆の祖先たちを なつかしくおもう。
 
 作者の吉沢和夫さんの後書より。
 きつねとたぬきのばけくらべ

 あかちゃんのむかしむかし 文・松谷みよ子 絵・ひらやまえいぞう 1989.1.20 童心社

 保育絵本 文・西本鶏介 絵・村上 豊 2000.8.1 小学館

 見事な花嫁姿に 化けたきつねを、まんじゅうに化けたたぬきが やりこめるという昔話。
 小学館版では、たぬきはごんべえ、きつねはおはなという名に。

 知恵があって 化け上手のきつね、間が抜けていて 化け下手のたぬきという イメージを逆転させたお話に。
 かちかちやま

 ・・といえば、いっぱい絵本がありすぎて。
 なんせ、悪役たぬき、それもおばあさんを殺してしまい、おばあさんに化けて、おじいさんにおばあさんの肉を「たぬき汁」といって食べさせるという残虐たぬき。

というわけで、絵本ではおばあさんに悪戯をするだけに止めたものが多いようです。

 小学館の育児絵本より こちらは可愛い悪戯たぬき 瀬尾 太郎・絵 1971 刊
 
 もひとつは、原型に近い残虐たぬきのほう 松谷みよ子 文・瀬川 康男 絵 2002.12 フレーベル館 刊
 このつぎなあに

 山中 恒 作・栗田八重子 絵 1969.9 あかね書房 刊

 山中 恒(ひさし)さんといえば、大林宣彦監督「転校生」原作の方。
児童よみもの作家として、いっぱい素晴らしい童話を書かれています。

 ばけるのがど下手なたぬきと、ばかされ上手のおじいさんのお話。

 おじいさんは 息子と山を下り、たぬきに 手紙を記します。「たぬきどの いつも ばかしにきてくれてありがとう・・ばけるときは もっと まじめに ばけなさい ・・・」と。

 今も ずーっと読み続けられている童話です。
 
 おとうさん×先生=タヌキ

 山中 恒 作・原 ゆたか 絵 1979.7. 初版 1998.8 改訂版

 もひとつ山中さんの傑作童話を。

 お父さんが受け持ちの先生になって、ついた仇名が「たぬき」、その「たぬき」の子ということで・・主人公のシゲ子には「子だぬき」という仇名が。

 そんなシゲ子は、知り合った本物たぬきに化け方を教えてもらうのですが・・。
 たぬきはかせの はつめい

 ささ やすゆき・作 絵 1985.5.1 キンダーメルヘン フレーベル館

 なんでも大きくする薬ができたと、いちごを大きくしてムシャムシャ・・ところがはかせの体もムクムクと大きくなって・・。

 ささやすきさんの描くたぬきはかせがキュートです。
 たぬきのおもち

 せな けいこ・作 絵 こどものくに チューリップ版 1月号
 2006.1.1 鈴木出版

 ハラヘッタナアと、うさぎたちが食べてるおもちをすきをみて・・おもちに化けたたぬきは。

 「でも、たぬきも おなか すいてたんだよ、きっと」といううさぎさん、せなワールド満開の絵本です。
 まねきねことたぬき

 光加子(みかこ)・作 絵 おはなしの散歩道H 
 2005.6.25 京都新聞トマト倶楽部

 京都と滋賀に ゆかりのある「まねきねこ」と「信楽たぬき」をメインに、貧乏神を追い出しお店を繁盛させようというお話。
 
 このお店、酒屋さんらしく「開運酒」「縁結び酒」「合格酒」「無病酒」・・一度飲んでみたいお酒がいっぱいです。

 谷口キヨコさんの 朗読CD付です。京都フィルハーモニー室内合奏団の演奏で。
 おかえし

 村山桂子・作 織茂恭子・絵 1989.9.25 こどものとも傑作集 福音館書店

 今の今まで(2007年9月まで)知らなかったという、津の絵本専門店 「おはなしの森」さん。2000年当時からあるんですよ・・と。まあなんとウカツな。

 そこで「たぬきの絵本」として、紹介されたのがこの絵本です。

 たぬきのおくさんと、きつねのおくさんが、おかえしおかえしのやりとりでという、まるで落語のようなテンポでお話がすすむ 傑作な絵本でした。
 タヌキ御殿の大そうどう

 富安陽子・作 小松良佳・絵 2007.1 ポプラ社 おはなしフレンズ20

 内科・オバケ科 ホオズキ医院シリーズ
 
 恭平くん、阿波の金長たぬきと間違えられ 駕籠で運ばれた先が「狸穴(まみあな)御殿」。
 そこでは、若君たぬきが 猫にたたれれ シマシマ模様のたぬきに。

 そして、オバケ科の専門医・鬼灯(ほおずき)京十郎先生が登場。
 タタリ病の治療には タタリウィルスを抽出しワクチンを作らねばと。

 ホンモノの阿波金長ダヌキも 登場するという、いやはや 面白うございました。

 ももとこだぬき

 松野正子・作 平山英三・絵 1981.9.10 大日本図書 ようねん文庫

 ももは、峠の茶店のおてんば娘。その茶店に たぬきがお客に化けて やってきた。、ももはつかまえてやろうと 山へ。そこでは、かあちゃんたぬきが 捕まえられてお腹ぺこ ぺこの子だぬきたちが・・。

 とてもあったかい絵本。平山さんの絵が またあったかい。

 たぬきのいえ きつねのいえ

 小沢 正・作 せべまさゆき・絵 おはなしワンダー 2003.11月号 世界文化社

 「家を一軒 欲しいのだが」という たぬきの紳士、きつねさんは あちこち 案内を。

 せべまさゆきさん描く たぬきは ほんに たぬきらしい!

 ほらふきたぬきのももたろう
 

 藤本ともひこ 作・絵 ポプラ社 2008.1 刊

 ほらふきたぬき堂の じいさまが、うそっこむかしばなしを。

 「むかしむかしの そのむかし。わしこそが、ももたろうだったんじゃぞ!」
 たぬきの たろべえの たこやきや

 二宮由紀子・作  センガジン・絵 理論社 2007.11 あいうえおパラダイスシリーズ

 同じ文字で始まる言葉ばかりで書かれた おはなしシリーズ。すべてのおはなしが・・例えば。

 たぬきの たろべえは たこやき屋です。
 たんたんたん たかたんたんと
 たいこを たたいて 高らかに「たまご たっぷりの たこやきだよ。たこも たくさん、高くないよ。食べていきな。」

 たろべえは たこやき屋で ためた 大金で 大衆食堂を 建てました。

 これは面白い!ちなみに、この「た」行本には、ちっちゃな チーター、つるの つまみ食い、てんぷら対決、ときめき 徒競走大会 と
 みやすみやまの おんばあと、たぬき

 西本昭子・作 末吉陽子・絵 新風舎 2006.10.25 刊

 岡山弁でつづる 「三休山」(みやすみやま) を背景にした いたずら好きのたぬき親 
 子と おんばあ の おはなし。

 ぽんぽこぽんの すっぽんぽーん♪ ひとやまこえて ふたやまこえて みやすみやまの うえで ♪たぬきさん たぬきさん ♪あそぼじゃないか いま ごはんの まっさいちゅう ♪おかずは なあに うめぼし こうこ ♪ひときれ わたしにくださいな ♪あかちょこ べっちょこ いやしんぼう♪

 と たぬきさんが まりつきを・・。ほんに 近くに聞こえてくるような。

 
 そばくいだぬき

 瀧澤よし子・作 梅田俊介・絵 鈴木出版  2007.9.7 刊

 かんからばやしの たぬきが、ごすけどんの そばばたけを あらします。
 そこで ごすけどん、ねずのばんを。

 ごすけどんと たぬきのおおおやぶんの、ちょっと いいおはなし。

 
 ぶたぬきくん ナースになっちゃった

 斉藤 洋・作 森田みちよ・絵  佼成出版社 2007.7.30 刊

 この ぶたぬきくんシリーズは、ななつ 絵本になっています。
 そのひとつが、これ。
 ぶたぬきくんは、ふつうのぶたと違い 森に住んでいて、いろんなものに 化けます。
 化け方は、たぬきさんに習いましたが、ぶたぬきくんが なにに化けても 顔は ぶた のまま というのが みそ。

 この本では、お医者さんに化けた たぬきさんと、ナースに化けた ぶたぬきくんが、  森のどうぶつたちに というお話。
 
 ぶたぬきくんと、たぬきさんは、とっても よいコンビなのです。
 ぽんぽん
  
 内田麟太郎・作 畑中 純・絵 鈴木出版 たんぽぽえほんシリーズ 2005.7.14 刊

 おおぉおー、畑中 純さんが まあ たぬきの絵本を。この 擬音と擬態語だけの 内田原作 を、まあ 見事に。
 
 素晴らしい!!

 たぬきさんに名前はないけれど 至上のたぬきさんに。

 たぬどんのはなし

 小野ルミ・作 久保たかし・絵 ポプラ社 絵本のせかい4 1976.10 刊

 ごろごろ ひるねばかりの ものぐさたぬきが、歯をなくしてしまい というわけで、歯さがしの旅に。

 歯なしたぬきの おはなしです。

 
 たぬきいっかの はらぺこ横丁

 国松エリカ 作・絵 学習研究社 おはなし絵本 2008.12.4 刊

 絵本雑誌「ほっぺ」に連載されての単行本化。

 食べること大好きの泣き虫とうちゃん、しっかりかあちゃん、こだぬきたちの家族風景が、国松さんの あったかイラストで 描かれています。
 へんしんタヌキの ふしぎなちから

 佐和夏子・作 斉藤美穂・絵 金の星社 ともだちぶんこ 1992.11 刊
 
 くうしんぼうで、森いちばんのこわがりやさん、子ダヌキ まめ太が 大かつやくします。
ある時は いじわるぎつねと、ある時は オオカミと。

「へんしんタヌキの かくれんぼ」が 1作目(1990.2 刊)となります。

 
 たぬきのタンタ きゅうきゅうしゃにのる

  高橋宏幸 作・絵 岩崎書店 おもしろランド12 1989.2.20 刊

 たぬきのタンタは、「あのピポピポに のってみたいなぁ」と 、ピポのおじさんに化けて・・。

 救急隊のおじさんの仕事が きちんと描かれています。

 
 あつい!!

 木曽秀夫 作・絵 キンダーメルヘン 2005.8.1 刊 フレーベル館

 奈良もちいどの商店街の古本屋さんで 2010年6月 偶然にみつけました。

 あせびっしょりで ふらふらのぽんぽこたぬきさん、アイスにだいへんしん・・すると 

 ありさんが がじり、かぶとむしが ぶすり、、りすさんが かりかり・・。

 このアイスへんしんシーンから アイスがだんだんかじられてゆく様子が、ちょっとし  
 た仕掛けで描かれます。

 これはケッサク絵本です。
 ちゅうしゃがこわい ムーじいさん

  森田 文・文 渡辺三郎・絵  1981.2.1 フレーベル館・キンダーおはなしえほん

 たぬきの ムーじいさんは、どうぶつむらのそんちょうさん、いつもむらのために しごとをし

 ています。

 おたふくかぜにかかった ムーじいさん、くまのおいしゃさんに「しごとはだめ、いうこときかな

 いとちゅうしゃしますよ」と。

 ポストやら しんごうきやら コントラバスに化ける ムーじいさん〜。

 渡辺三郎さん描く 横顔たぬきは 風情たっぷりです。

 
 ようかいえんのなつまつり

作・絵 白土あつこ 
2017.6 鰍ミさかたチャイルド

たっくんとたぬきシリーズの白土絵本
ようかいえんシリーズです
おなかがすくと元に戻れなくなる
ばけたくん
おすしといたずら大好きの
たぬきがメインに(^^♪
 
  まねっこポンタ

平川充男・作 藤本タクヤ・絵
 兜カ芸社  2009.11.15

人間は怖いから絶対近づかないように
お母さんから言われてるポンタは
畑を耕しているおじいさんに大興味。
そして
おじいさんの畑をまねっこ手伝い
けがで寝ているお母さんへ
いっぱいのお土産も。

珠玉の一編です(^^♪ 




 たぬきと漫画の世界

 ちゃおフラワーコミックス・小学館 1997.10.20 丸山真理傑作集B  「せつないたぬき」
97年2.3.6月号に連載。

 たぬきの木綿ちゃんが 人間の高校生に恋を。
 女の子に化けて・・。しかし 「ばけの実を6個食べて変身すると たぬきは死ぬ」
 「人間と恋をしたたぬきは 幸福になれない」

 まあ、なんと「せつないたぬき」さんのことよ。
 宝物のようなマンガです。
 
 漫画アクション 2013.11.5号より連載中。
「姫さま狸の恋算用」・水瀬マユ 著

 徳島出身のマユさん、そこで小松島を舞台にしたマンガをというわけで まぁ嬉しや!染物屋・大和屋の跡取り息子 高校生・陸くんの前に現れた狸の許嫁ミヨちゃん!なにしろ御先祖は金長大明神だったのです。

 阿波狸合戦話も交え また幼馴染の近衛百香ちゃんや恋敵?ゴンスケもからみ さてさて(^^♪

ミヨちゃんの可愛いこと可憐なこと!身長60センチ、つぶらな瞳に胸キュン(^^♪
待ってました〜の狸マンガです。

1〜9巻 、2016・12・20号で終了。
 
 花とゆめコミックス・白泉社 1989.11.25 「スィートホーム」遠藤淑子 
 1988年 花とゆめ21.22号 掲載

 お知り合いのこざる姫様から!これは知らなかった・・。感激感涙

 親父の命を受け、三人姉妹の営むペンションに潜入した真理(まさみち)くん。
 そのペンションに住み着いていたのが、なななんとたぬきの「めぐみ」ちゃん。このめぐみたぬきこそ、姉妹の守り神だったのです。

 めぐみたぬきの二面性にニヤリ笑いました・・と、こざる姫のコメントです。

 「化けるもののレパートリー」が少ないめぐみたぬき、次は「タツノオトシゴ」になって現れるようです。

 めぐみたぬきは脇役なのですが、存在感たっぷり。お顔は画面転換で。

 少女コミックスは、大島弓子・山岸涼子・倉田江美・萩尾望都・・70〜80年代によく読みました。「花とゆめ」をちゃんと購読していたときもあったくらい。
 扶桑社 猫十字社 動物まんが集 「ふわふわ三昧」 2008.3.10 

 またまた 同志! (お知り合いからの ランクアップ?)の こざる姫様から、ご紹介あって。

 猫十字社さんというと、20年ほど前にたしか愛読してたような 記憶が・・。

 この本では、「銀河の声」という短編に たぬきさんが。
 うさぎさんが、何年かに一度 銀河から落ちてくるという「銀河のしずく」を 魚さんにもらいに行った 帰り道、ぼんっ ぼんご ぼんっ ぼんっ と うまく太鼓を打ち鳴らせず 練習に励む 子だぬきに 出会います。たぬきは、太鼓がじょうずに打てないと 一人前とみとめてもらえない世界。

 うさぎさんは、「銀河のしずく」を 子だぬきに。

 どこかの星から 「君はできるよ」という 声が・・。

 たぬきにみえない メガネの子だぬきさんが いとほしい。
 ワンダーランドブックス 天才なぞなぞたぬき「なぞポン」
 じょう さゆり 作    小学館 2002.8.10 「小学一年生」「学習幼稚園」2001.4月号〜2002.3月号で連載

 ぽこポン島のぽこポン寺で育てられた なぞなぞの天才「なぞポン」。
 なぞなぞいっぱいの 勉強になるマンガです。

 じょう さゆりさん 描く「なぞポン」の華麗さに 拍手かっさいを。
 少年ジャンプ 1976年3月8日号 吉沢やすみ 「スーパータヌキマン」

 ビルからビル、町から町をひとっとび、正義の味方・空飛ぶタヌキマンです。

 この当時のジャンプというと・・「サーキットの狼」「ドーベルマン刑事」「プレイボール」「包丁師味平」「アストロ球団」連載の頃。
 そして、吉沢やすみさんといえば・・「ど根性ガエル」ですねえ。
 「たぬきマン」 山上正月 作 講談社 1996.7.23 モーニングオープン増刊に 95〜96掲載。

 主人公の絹田(キヌタ)さんは、いつも半パンツ?、「こうがん」を自由自在に操るというわけで、そんなカッコウを。

 たぬきの「た」は、正しきことの「た」。たぬきの「き」は、清きことの「き」。正義の味方として、日夜悪と闘っているのです。
 時に「キンタマン」「サヌキマン」「タヌシマン」とか呼ばれています。
「八百八だぬき」 杉浦茂 (ペップ出版 杉浦茂ワンダーランドより)

 杉浦茂さんといえば、わが世代にとっては手塚治虫さんと双璧の神様みたいな方。
この「八百八狸」は、少年画報の1955年3月号別冊附録で発表されたもの。

ここでは 狸大将の形部だぬきが 悪役となって、稲生平太郎が 狸一族に立ち向かうという お話に。もっとも 手下の狸たちは、親玉が怖くて従っていたという次第。
13×9センチのポケット漫画本です。
昭和10年12月20日発行
富士屋書店

石川兼次郎 画作

タヌキのポンキチが
化け方を
いろいろ勉強するという
おはなしです。

 
  お山の三五郎 

手塚治虫さんの こんな狸ものがあたっとは!

手塚治虫漫画全集318巻「ピロンの秘密」に収録。
小学三年生・昭和33年4月号から34年3月号に
連載された隠れた名作。

たぬき村のたぬきの学校に 三五郎という男の子が
というお話で心やすらぎます。

群馬のTさんからのご厚意で
文民社刊「カラー作品集8」より
「お山の三五郎」をヤフーボックス経由で
送っていただきました。
ありがとうございました。

モノクロ版も↓に。
2016、11入手
   
  ぶんぶくたぬきのティーパーティ 

森長あやみ 2016.1.4 初版 
鰍ワんだらけ ラザ編集部

代々続く化け狸の一族 屋島家に生まれた
タヌキの女の子 ふみさんと
 人間に化ける力はないが
幅広い知識と教養を持つ お兄ちゃんタヌキとの
ほんわかコメディ。
コミックもので 生のタヌキがそのまんまという
新しさ!

全国の疲れたタヌキたちに贈るコミックです
   
 タヌキとキツネ

著 アタモト 
2016.11.20 1 初版
2017.5.20 2 初版

リラクトコミックス 潟tォロンティアワークス
SNS上で発表された作品も基にした
コミックス。
仲良しの のんびりタヌキといたずら好きキツネ
その ほっこりムードときたら
まぁ たまりません!
 
ぬいぐるみタヌキも
もちろん購入いたしました(^^♪
1・2累計30万部とか。

必読必見です。 
  妖怪タヌキのそだて方 

著・ うず
2017.5.1 鰍ヤんか社

独身・実家暮らしの30歳男のもとに
昔世話していたタヌキ「たぬたぬ」が
人間の姿になってやってきた

まぁかわゆい
今は「たぬきち」!

4コマ展開で
魅せます!
 クマとたぬき

著・帆 ほ
2018.7.6 階ADOKAWA

クマとたぬきの ほっこり日常が
いっぱい綴られています。

空飛ぶたぬき
星座たぬき
ほかほか
いろんなたぬきの表情が
嬉しいです(^^♪

 




   

        鎌倉ものがたり 西岸良平・著   双葉社
 1984年「漫画アクション」で連載が始まり 今なお連載中(現在は「まんがタウン」にて)のロングセラー漫画、2017年には実写映画化、わたくし大好きのシリーズなのです。亜紀子さん押し燃えのわたくしです。

この漫画では たぬきエピソードがいっぱい!鎌倉近くの 葉山町が たぬき好きにはたまらない場所に。たぬきと人間が共存してます。ここに移住したい!
葉山警察署には 狸山ポン吉という 敏腕刑事が。
たぬきの英雄 八百八郎狸を祭った「葉山狸神社」が。
葉山のたぬきは 人間がアポロで月に行く百年も前に 月を探検してたということも。狸歴6347年9月20日に。
一色先生も ちゃんとたぬきと一緒に月旅行しています。
たぬきエピソードが一冊になった「たぬきたちの不思議な宴」という別冊も。

われらがヒロイン亜紀子さんが 名探偵になっての「たぬきとムジナ」という
エピソードもあります。

 

   ポン吉さん  


   

             雨と君と  二階堂 幸・著 
                    ヤングナガジン・講談社 2021.3.5 刊

 彼女(父は辰雄、母は道子)は 雨の日 「拾ってください」と字が書ける 芸達者たぬきと出会い 同居を。
彼女は たぬき知らず 「犬」と認識、というのが 楽しく、またたぬきさんも 自分は「犬」です、と。
おでこに ちょこんと葉っぱをのせて まぁ可愛い。こんな たぬきさんは 初めて。ひまわり種好きのお父さんは「天使」のようだと。

彼女と たぬきの ほのぼの系コミックですが、これから どうなる?

               


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