たぬきと絵本 2 
                    2004.2UP
月夜のじどうしゃ たぬきちゃんとたぬき


 渡辺茂男・文 井上洋介・絵
 2002.4.20 講談社
月夜の浜辺で、じいさんはハーモニカをふいていました。そこへ親子たぬきが・・ぽんこつ自動車が満月の夜、走り出すというラストがいいです。1993年作品の新装版。
 やすいすえこ・文 
 みずさわけん・絵
 1982.7 こどものくに・すずき出版
たぬきちゃんという名をつけられた猫が主人公の2作目の絵本。動物園にいる友達のたぬきちくんの頼みで、たぬきの山へ・・実に楽しげな!

まめだぬき ふうせんたぬき




 佐藤さとる・文 村上勉・絵
 1979.11 キンダー・フレーベル館
小さな小さな狸を竹筒に入れて炭焼きのおじさんが・・いなふくみやまが舞台です。もとの話は狐伝説のものとか。
 疋田信明・ 文 絵
 1954.3.5 講談社の一年生文庫
主人公たぬちゃんは、あわてんぼうのいたずらっ子。たぬちゃんが風船になって飛び回るお話。この頃の定価は、100円でした。

うみのむにゃむにゃ しっぽ5まんえん




 内田麟太郎・作 伊藤秀男・絵
 2003.10.30 佼成出版社
「やまのむにゃむにゃ」に続くタヌキとイタチとじいさんの超ナンセンス話です。特に今話は、キテレツたこ「なんなのよ登場。強烈です!
 清水敏伯・文 岡本颯子・絵
 2001.6 ポプラ社
たぬきのポンが、大事なしっぽをなくしてしまい、いたちのチョロがみつけ、それを古着屋に3万円で売って・・という妙にリアルなお話です。しっぽなしのたぬきは初めてです。

たぬきのえきちょうさん たぬきちのともだち




 舟崎靖子 真里・作 黒井健・絵
 1986.8 ポプラ社
かぼちゃ畑 3ちょうめの駅は、1日5本しか汽車の通らない小さな駅。でも、たぬきの駅長さんは大忙し。
風格のある駅長さんが頼もしい。
 せな けいこ・作 絵
1996.11.15 鈴木出版 チューリップ絵本
たぬきちとかさおばけのお話。せなけいこさんは、「たぬきち おばけになる」(1997.5 童心社)「となりのたぬき」(1996.9 鈴木出版)と、狸大好き?

おきんとおたぬきさま まちのたぬきのプレゼント!




 筒井敬介・作 若菜 珪・絵 
 1975.3.10 小学館
まだ五つの働き者のおきんと、へっぴりおたぬきさまとの触れ合い。お気楽なおたぬきさま家族に、鉄槌を食らわす母ちゃんが気持ちよい
 林 奈穂・作 絵
1996.11 おはなしチャイルド
公園にたぬきがすんでる、というので早起きして出かけると・・。残念ながら夢の中にしか狸は出てこないのですが。東京都内が舞台のようです。

いっぽんばし にほんばし このはのおかね、つかえます




中川ひろたか・作 相野谷由起・絵 
 2004.9.20 アリス館
うたってあそぼシリーズの4.湯浅とんぼさんの原詩から。たぬきのぼうやがいいました。いっぽんばしをかけようよ。歌と絵本がひとつになっています。
 茂市久美子・作 土田義晴・絵
 2003.5.30  佼成出版社 
ヤマキヤのおじさんと、母子たぬきの、ソフトクリームをめぐる温まるお話。
このはのおかね、つかえます・・というタイトルが嬉しくなる絵本です。


タヌキが教えた立て札 ぽんたのしどうはんばいき
金森三千雄・作 赤岩保元・絵 
2000.5.19 小さな出版社・星雲社
おじいさんとおばあさん、そしてタヌキの親子が恩返しにというお話。「この豆は、だれがくうた。キツネがくうたと、ウサギがいった」、この立て札が楽しいです。
 加藤ますみ・作 水野二郎・絵
 1984.2 ひさかたチャイルド
じどうはんばいきを作ったぽんたくんが、はっぱを使って大奮闘。「おともだちをください」というたぬきのおんなのこのねがいに、・・。「こわれました。もうなにもでません」ってのがおかしいです。
となりのたぬき まちまでおつかい
せな けいこ・作 絵 
1996.9.5 鈴木出版 チューリップ絵本
せなけいこさんの人気度高い作品。うさぎは、となりのたぬきが大嫌い。空のお月様がひとつ提案を・・。何度読んでも飽きない絵本です。
 大石 真・作 北田卓史・絵
 1978.10 金の星社
まこちゃんとたぬき・・のお話。
森の中の悪戯たぬき、まち(パン屋さん)に迷い込むまこちゃんが・・今もファンの多い児童書です。
たぬきのきょうだい オーポンとチーポン ばける・ばけない




 にしかわおさむ・ 文 絵
 1977.12.20 ベネッセ 
2005年10月、神保町・みわ書房さんにて。
おにいちゃんたぬきとおとうとたぬきの微笑ましき化け奮戦日記。

 山中 恒・作 水沢 研・絵
 1973.11.1 実業之日本社
「ごんじろうざえもんのじょう・ごんじろう」なる化けだぬきの失敗続きの化け物語。けっこうおかし嬉しの絵童話です。同、みわ書房さんにて。
とってもタヌキさん タヌキのてちょう




 ふくだ すぐる・文 絵
 1995.4.26 岩崎書店
福田 直さんの「ほっとたいむシリーズ」より。このタヌキさん、はんせい好き、おもしろい自分が大好きというャラ。シンプルな、福田たぬきがいとおかし。

 ひがし くんぺい・ 文 絵
 1991.5.31 サンリオ
46歳で急死された東 君平さんの絵本。この本には18のおもしろばなしが収めれれています。東さん永遠のキャラであるタヌキ大活躍です。
ぶんぶくちゃがま ぶんぶくちゃがま




 山下 勇三・絵
 1978.7 日本ブリタヌカ
日本のたぬき民話といえば、これです。2005年、やっと茂林寺さんにも行けました。
この絵本は、「絵」オンリーの純粋絵本。見事な山下絵本に。
 筒井敬介・文 村上 勉・絵
 1976.12.15 あかね書房
もう一冊、ご紹介を。村上勉さんの丁寧な絵心にうっとりしてしまいます。
文福狸吉 タンポポ タヌキ、もりのタネ。




 宮尾 しげを
 1947.10.30 公文館 四十円
これは絵本ではなく、漫画物語本。文福茶釜そのままの狸と、若武者照若丸との武者修行が138頁にわたって描かれています。偽の茶釜狸まで現れて・・。画像転換は裏表紙へ。
しもだともみ(下田智美)・作 絵
 2005.9 教育画劇
パノラマ絵本。一粒一粒のタネと
一匹ずつのいきもの、
自然と生き物たちの営みが
描かれています。

だんごろうの子育て日記 ばけくらべ




 小田健也・文 楚 勉・絵
 1995.5.26 ユー企画
むかし話ではなく、みらい話。妖怪たちに汚染された世界に、親子たぬきが立ち向かうという異色の絵本です。
松谷みよ子 作・瀬川康男 絵
1964.9.1 こどものとも発行
1989.9.25 傑作集・福音館
きつねとたぬきの「ばけくらべ」、嬉しいのはたぬきが勝ってしまうというあたり。瀬川康男さんの躍動感のある絵が素晴らしいです。


たぬきのチョッピラリン きしゃにばけたたぬき




 野村昇司・作 阿部公洋・絵
 1983.7.10 ぬぷん児童出版
ふるさと絵本シリーズ。
羽田・中村のはずれ、長照寺(ちょうしょうじ)のチョッピラリンと呼ばれた悪戯たぬきのお話。きん玉の八畳敷にあれあれ・・、これは傑作!合唱組曲にもなっています。
日本民話の会・編 高橋 透・絵
1981.12 ポプラ社
陸蒸気(おかじょうき)に化けたハツ山の大狸のお話。品川近くの民話から。



まねっこ こだぬき どろたぬき ゆきうさぎ




 熊木眞見子・高木あきこ 作
 長野博一
 絵
 1997.6.25 太平出版社 
 はじめての おんがく4
たぬきの学校では夏休みに化ける練習をと。ぽん太くんは、通りがかりの男の子に化けて・・。

松野正子 作・鎌田鴨子 絵
1986.8.25 大日本図書
土のおだんごをいっぱい作ったら、大きなどろだんごが、それが「どろたぬき」、どろだんごが大好きなたぬきのお話です。

かぜさんのおまじない たぬきとうんどうかい




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 2010 KUMON
なぜか郵便受けに入っていた 公文式KUMONの10頁の小絵本。うまく縄跳びができないタヌキちゃんが 少しずつ自分から挑戦を始めるというお話です。絵はどなたが?
大浜鉄夫 文・馬場のぼる 絵
1966.10 ひかりのくに
こどものたぬきが、ようちえんの運動会に仲間入りするというお話です。馬場さんタッチの楽しい絵本。


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